「めちゃくちゃでかい卓球のラケット使えば最強じゃね?」そんな当たり前なこというなよ…。みんな思ってるけど、ルールで決まってるだろ…。と思っていたが、そんなことはないらしい。
卓球のラケットの形に決まりはない。そんなバカな…。スポーツの道具にはルールがあるのが基本だと思っていたが…。今回は卓球のラケットについて調べてみた! その雑学についてご紹介する。
【スポーツ雑学】卓球のラケットはどんな形のものでもOK
【雑学解説】卓球のラケットは、大きくても小さくてもハート型でも星型でも許可される!?
「卓球のラケット」といわれたら、みんな想像するものはほとんど同じはずだ。違いがあるとしたら、グリップが「シェイクハンド」か「ペンホルダー」かぐらいだろう。卓球選手もほぼ同じようなラケットを使用している。
実はあのラケット、ラケット面の85%以上に天然素材の木が使われていて、平らで硬質であればサイズなどは自由なのだ!
つまり卓球台の幅以上のサイズのラケットもありだし、スマホくらいのサイズのラケットもありだ。大きければ無限に拾える気がするが、重すぎて操作性が悪い。小さければその分早く動けそうだが、スイングの正確性がより必要になる。結局一般的なラケットサイズが1番いいということだ。
可愛くしたい選手はハート型のラケットもありだ。スターになりたい選手は星型のラケットもあり。サイズだけでなく、形状も自由。
超大きめサイズをネットの近くで持っていれば、バウンドする前に全て返球できるんじゃ? 金メダルも夢じゃないんじゃ? と思ったけど、卓球はノーバウンド返球がNGらしい。世の中甘くないね。
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【追加雑学①】卓球のカットマンは大きめラケットを使う
選手みな同じようなラケットに見えるが、実は戦型によって少し違うサイズのラケットを使っている選手もいる。
卓球の戦型のひとつに「カットマンスタイル」がある。カットマンは少し大きめのラケットを使うそうだ。守備重視のスタイルで、相手の球威を抑えるためなどの理由から大きめのラケットが利用されている。
【追加雑学②】卓球ラケットのラバーの色が赤と黒の理由
卓球のラケットは表面と裏面がある。色は赤と黒で、ルールによって決められている。表と裏のラバーによってそれぞれ回転のかかり方や、返球のスピードが違う。じゃああのラバーの色は、なぜ赤と黒なのだろうか? 色にもきっちり理由があったのだ。
それは「同色だとわかりづらいから」だ。どっちの面で打ったかを一瞬で判断して、どういった球が返ってくるか選手は計算している。これが同色だと判断ができず返球できないため、試合がすぐに終わってしまう。
すぐに終わる試合はつまらない。ラリーが続き試合を面白くするために、赤と黒で指定されたのだ。
【追加雑学③】卓球のサーブトスはどれだけ高くあげてもOK
卓球選手が行うサーブのトス。なぜあんな高くあげているのか疑問だったのだが、あのトスにはルールがあった。
それは「16cm以上は必ずあげないといけない」というものだ。低いトスでいきなり打たれると、反応できないことが理由らしい。逆に16cm以上であれば、いくらでも高くあげて良いのだ。
ちなみに高くあげることで、ボールの回転量や落下速度を打つときの力に活かせるらしい。私だったら天井まであげる。相手のタイミングを狂わせられそうだし、何より人気が出そう。
雑学まとめ
今回は卓球のラケットはどんな形のものでもOKという雑学をご紹介した。みんな同じようなものを使っているから、ルールできっちり決まっているのだとずっと思っていた。そのため、実際はどんな大きさでも良いのには驚いた。
それでも卓球のラケットのサイズがだいたい揃っているのは、操作性からだそうだ。
私は大は小を兼ねると思っている派なので、大きいラケットの操作性をカバーできるほどの筋力をつけて、次のオリンピックを目指そうと思う。
「あいつでかいラケット使ってるぞ!!」と思ったら、それは私なので応援してほしい。
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