「あなたを愛しています」
そんな言葉と一緒に、同じ花言葉を持つバラを渡す男性は多いのではないだろうか。ポインセチアは「聖なる願い」、マーガレットは「真実の愛」、ひまわりは「あなただけを見つめている」など、花の種類だけある花言葉。
素敵な花言葉がある一方で、ひどい花言葉も実はある。その例がゴボウだ。これを聞くとこれからゴボウを食べるのを躊躇してしまうかもしれない、そうなってもいい覚悟ができた人だけ続きを読んでほしい。
今回の雑学記事では、ゴボウの花言葉について紹介する。
【面白い雑学】ゴボウの花言葉がひどい
【雑学解説】ゴボウの花言葉はネガティブフレーズのオンパレード
ゴボウの花言葉は複数あるが、「いじめないで」を筆頭に、ネガティブフレーズのオンパレードなのだ。
まずは「私に触らないで!!」 初手からすごいフレーズだ! 漫画やドラマでしか聞いたことがない。「ねぇ〜男子〜ごぼうさんに何したの〜?」 クラスの女子にめちゃくちゃに責められている男子が目に浮かぶ。
続いて「用心・警戒」 おぅ…めっちゃ壁作るやん…。 私に触らないでからの警戒モードだろうか。こうなるとゴボウさんをいじめた男子はタジタジ。なす術なしである。
最後に「しつこくせがむ」 ゴボウさん急にどうした?! あれだけ警戒モードだったのに急にしつこくせがんでくるなんて…。でも、ゴボウさんをいじめていた男子は自責の念から断れないよね…。ゴボウさん、もしかしたら策士?!
それにしても、ゴボウはどうしてこんなにネガティブな花言葉ばかりなのだろうか。その理由は花にあった!
【追加雑学①】ネガティブな花言葉ばかりの理由はゴボウの花にある!
どの花言葉も、ゴボウの花の特徴からきている。ゴボウの花はトゲトゲしい見た目で、周りを寄せ付けず身を守っている印象だ。「いじめないで」「私に触らないで」「用心・警戒」はここからきている。
ちなみにそのトゲは、ひっつき虫のように服やら身体に簡単にくっついてくるのだ。「しつこくせがむ」はそこからきている。
通常ゴボウは花が咲く前に収穫されるので、ゴボウの花を見る機会はなかなかないはずだ。もしゴボウの花を知っていたら、そのネガティブ満載の花言葉も想像しやすかったかもしれない。
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【追加雑学②】ゴボウには1つだけポジティブな花言葉もある
ネガティブフレーズばかりをお伝えしていたが、安心してほしい。ゴボウの花言葉には1つだけポジティブな言葉がある。それが「人格者」である。これまであげたネガティブな花言葉からは想像できない言葉だ。
海外ではハーブや薬草として利用されているゴボウ。その効能が身体に良いことから、「人格者」というポジティブな花言葉がつけられたそうだ。一安心!
【追加雑学③】ゴボウだけじゃない!私的ひどい花言葉3選
ここで私的にひどいと思った花言葉を3つあげたい。ストーリー仕立てにしてみた。
リンドウ「悲しんでる時のあなたが好き」
怖いよぅ…。絶対悪い笑顔を浮かべながら、この言葉を発しているはず。「悲しんでる時のあなたが好きなの!」と告白されたら黙ってしまう自信がある。
ガマズミ「無視したら私は死にます」
先ほどの告白、黙っていたらバッドエンド。無視とみなされ強制エンディング。こんなの無理ゲーじゃないか。相手を傷つけずお断りを入れてトゥルーエンドに進む方法は…。
ムラサキツユクサ「尊敬しているが恋愛ではない」
これしかない…! こう言われたら振られたことの辛さはあるが、尊敬されているという嬉しさは残る…!
ひどい花言葉で紡いだストーリー。花言葉を作るときも、このように遊んでいたのかもしれない。
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「ゴボウの花言葉」の雑学まとめ
今回は、ゴボウのひどい花言葉についての雑学を紹介した。「いじめないで」「私に触らないで」と言って「用心・警戒」しているゴボウを、私たちはきんぴらにしたり、豚汁に入れたりしてボリボリ食べていたのだ…!
食材の花言葉も理解し、きっちり感謝の気持ちを込めてゴボウをいただく「人格者」に私はなりたいと思う。
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