人によっては「ネタバレ」というものはとても恐ろしいものだ。物語の最後はどうなるのか…その楽しみが奪われてしまうのだから…。
しかし、悪意があるのかないのか、とんでもない方法でネタバレが広められたことがあった。この悲劇は、「ハリー・ポッター」最終巻が発売されたころの話だ。
一体どのようなことが起こったのか…今回は、ハリー・ポッターに関する雑学を紹介しよう。
【面白い雑学】ハリー・ポッターの「あらすじTシャツ」とは?
【雑学解説】ハリー・ポッターのネタバレテロと「あらすじTシャツ」
イギリスでは2007年に発売された「ハリーポッターと死の秘宝」。長年続いてきた人気シリーズの完結編で、物語がどう終結するのか、自分の目で確認することを楽しみにしていたファンは多かった。
しかし、「死の秘宝」発売後、とんでもないことが起こった。なんと、「死の秘宝」のオチがプリントされたネタバレTシャツが作られたのだ!
その内容を翻訳したものは、以下の通りだ。
ネタバレあらすじTシャツの内容
「ヴォルデモートは魔法省を乗っ取る。スネイプはダンブルドアの味方だった。
ハリーが生きている限り、ヴォルデモートは倒せない。ハリーは死ぬけど、生き返る。ヴォルデモートは、呪いが跳ね返って倒される。
ハリーはジニーと結婚。ロンはハーマイオニーと結婚。
めでたしめでたし。おしまい。」
このニュースを知った時、私は目を疑った。
自分で結末を読む前に、このTシャツを読んでしまったファンの心の中は、きっと阿鼻叫喚ものだっただろう。
このネタバレTシャツは、黄色と黒の2種類あり、価格は15ポンド(約3,600円)。こんな卑劣なネタバレテロを、購入して着る人はいたのだろうか?
ちなみに、このネタバレTシャツを作った人物は、世界をより面白くしようとこのTシャツを作ったのだそう…。全然面白くもなんともないぞ! むしろ面白さを奪っているのではないだろうか?!
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【追加雑学】Twitterのネタバレテロ対策
「ハリー・ポッターと死の秘宝」は、Tシャツでのネタバレが行われていた。しかし、ここ近年ではSNSの発達により、特にツイッターでネタバレテロが行われることもある。
たとえば、「名探偵コナン」の映画版の犯人がネタバレされるというものだ。
ツイッターで「コナン見に行く」など、これから見に行くことを呟いたら、「犯人は○○」といったネタバレをリプライされる事件が発生した。悪質なものだと、アカウント名やプロフィールに、犯人の名前を書いていることも…。
「名探偵コナン」は推理物なので、犯人が誰なのか分からないのが面白い。しかし、見に行く前にネタバレされてしまったら、面白さが激減してしまう…。
とても卑劣なネタバレテロだが、今のところ、法的な問題にすることは難しい。ネタバレをされた方は、泣き寝入りをするしかないのだ…。
この悲劇を回避するには、「○○見に行く!」といった呟きをしないこと。さらに用心して、公開されたら見に行くまでSNSは開かないという方法もある。
ネタバレテロの犯人が罰せられるほうが良いと思うが、今のところは、自衛するしか方法がない。
自分がネタバレしてるかも!?
気になる映画を見て、感想を呟きたい人もいるだろう。しかし、自分に悪気がなくてもネタバレをしてしまっていることがある。
「トイストーリー4」が公開された時を例に挙げよう。この映画は、賛否両論を生む内容だったので、思わずネタバレをポロっと感想に書き込んでいる人が出た。本人は、悪気があったわけではないだろう。
しかし、まだ見ていない人がそのネタバレ入り感想を読んでしまったばかりに、「まだ見てない人もいるんだからネタバレしないでほしい」というつぶやきが出てきた。
自分がネタバレテロをしないためにはどうしたら良いか…。「ふせったー」というツールを使うことをオススメする。
ネタバレが入りそうな感想に、ワンクッション置いてくれるツールだ。「ふせったー」の連携アプリを許可することで簡単に使うことができる。140文字以内のツイートで、感想を伏せることもできるし、1万文字までの長文を追加することも可能だ。
そうすることで、自分がネタバレテロをすることを回避できるし、ネタバレが大丈夫な人と共有することができる。
少し面倒に感じてしまうかもしれないし、感想をすぐにつぶやきたい気持ちは分かる。しかし、人の目につきやすいSNS…こういった気遣いは必要となるのではないだろうか?
ネタバレテロの雑学まとめ
今回の記事では「ハリー・ポッター」の衝撃の雑学を紹介した。
作品を楽しみにしている人にとっては地獄でしかないネタバレテロ。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」では、Tシャツという形でネタバレが暴露されてしまった。製作者は良心のつもりでやったそうだが、どう考えても面白さを奪っているとしか考えられない。
近年では、SNSの発達により、容易にネタバレを見ることができるようになっている。ネタバレが苦手な人は、できる限り自衛をすることをオススメする。
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