前かがみの姿勢で口元に手をあて、じっと物思いにふけっている『考える人』。19世紀フランスを代表する芸術家オーギュスト・ロダンの代表作である。 筆者の通っていた小学校の校庭には、この像のレプリカあり、当時は子どもながらに「この人…何をそんなに考えてるんだろうな」と思ったものだ。 しかし実はこの考える人には、そもそも「考えている像ではない」という話がある。え…じゃあ、あの人何してんの? あ! 座ったまま寝てるとか? いやいや、そんなのん気な設定でもない。本来の意味はちょっと怖いかも…? ということで今回は、ロ ...