昔から、筆者は疑問に思っていることがある。 「どうして、人はうんちを汚いと思ってしまうのか?」 うんちとは、口から入れた食べ物が腸内で消化されて、おしりから出てきたカスである。元は我々の舌を楽しませてくれた食べ物であったはずなのに、どうして肛門から出てきた段階でこれほどまでに嫌われてしまうのだろうか? どうして再び口の中に入れられないのか? それは臭いからなのか? 自問自答の日々である。 そんな鼻つまみ者のうんち、実は薬の原料になっているのである。しかも、われわれ人間のうんちだ。今回は、世間のうんちに対す ...