仏教において閻魔大王は、死後の行き先を決める裁判官とされている。死者が極楽へ行くべきか、地獄へ行くべきかを、その人生での善行や悪行を元に決めるのが仕事である。 その役割自体は多くの人が知っているだろうが、彼がどうしてこのような仕事に就いたのかは知らない人も多いだろう。 「え? 元からそういう設定の人なんじゃないの?」といいたくなるが、閻魔大王が死後の行き先を司るようになったことにも、きちんと理由がある。今回はそんな、知っているようで知らない閻魔大王に関する雑学を紹介しよう。 【歴史雑学】閻魔大王は死後の世 ...