江戸幕府の創始者にして、現在の東京の礎を築いた徳川家康。その家康をはじめ、徳川家3代の将軍を補佐した人物に、南光坊天海(なんこうぼうてんかい)という人物がいる。天海は僧の身分でありながら、たびたび政治に参画したほど、将軍家に寄与した人物だった。 その天海は「陰陽道」などの風水を取り入れ、江戸の都市整備を進めたことで知られている。江戸城の鬼門(きもん)や裏鬼門(うらきもん)に寺社を築いて、魔の侵入を防いだのである。この記事では、江戸城の鬼門を封じた真相と天海にまつわる雑学をご紹介しよう。 【歴史雑学】江戸城 ...