たまたま見た雑誌の占いページや、朝のテレビ番組で見た今日の運勢に、なんとなく気分が左右されることはないだろうか。 占いを強く信じる人もいるだろう。なにかに迷ったときに、自分の見えない将来を占い、その結果で決断する…といったこともあるかもしれない。 占いは、卑弥呼の時代からすでに日本にあるそうで、平安時代には最盛期を迎えた。 平安時代の貴族のあいだで大流行し、なんと風呂に入る日まで占いで決めていたというのだ。風呂に入るか入らないか、占いで決めるとはどういうことだ? 平安貴族にとって、占いはどのような存在だっ ...