小学校の理科の授業で、薬品をかけることで赤から青に、あるいは青から赤に変わる紙を見て、化学に興奮を覚えた人はいないだろうか。私はもっぱらその口だ。 当時の授業では「この紙はアルカリ性溶液をかけると赤から青に、酸性溶液をかけると青から赤に変わる紙なんだな」くらいの「不思議紙」的な認識しかなかったリトマス試験紙。 かける溶液によって色が変わる不思議な紙を「そういうものだ」と簡単に片づけてしまってよいものか。今回はリトマス試験紙に関する雑学をご紹介しよう。 【生活雑学】リトマス試験紙に使われている原料はコケ 孫 ...