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明治からのルール!元号の設定方法の"3つの法則"とは?

元号の設定方法に関する雑学

平成31年4月1日、無事に次の元号である「令和」が発表された。さて、この元号、どんなふうに設定されているのか知っている人はいるだろうか?

実は元号の設定には法則があり、明治時代から続いている。つまり、令和だけでなく、大正・昭和・平成も法則に沿って考えられた元号だったのだ。

平成から令和への改元を機に、元号についての雑学を知っておこう。

【生活雑学】明治以降の元号の設定の仕方には法則がある?

明治以降、元号の設定についてのルールができた。元号を設定する仕方には、大きく3つの法則に分かれる。

  • 良い意味の漢字であること
  • 2文字であり、読み書きしやすいものであること
  • 過去の元号や人名・地名などに使われていないものであること

【雑学解説】元号を決めるための3つの法則

元号を決めるルールとしては、大きく分けて3つの法則に分かれる。

「良い意味の漢字であること」

現代において、元号は名づけと同じように「世の中がこうあってほしい」という願いを込めてつけられる。漢字の意味としても、由来の意味としても、良い意味の字を使うのが好ましい。

たとえば、平成なら「内平らかに外成(な)る」「地平らかに天成る」という、中国の古文が由来となっている。現代語にざっくりと訳すと「国の内外が平和に成るように」という意味になる。平成は、平和を願って付けられた元号なのだ。

「2文字であり、読み書きしやすいものであること」

元号は大人から子供まで、日本人みんなが使いやすいものである必要がある。そのためには、簡単で読みやすく、2文字であるのが好ましい。元号の歴史の中には、いくつか4文字の元号もあったのだが、明治以降は「絶対2文字!」というルールができた。

「過去の元号や人名・地名などに使われていないものであること」

明治以前にも、元号はたくさんある。令和を含めて、その数はなんと248個! たくさんある過去の元号と被らせないようにするだけでも一苦労だ。さらに、人名や地名、企業名などと被らないようにもされている。

元号を決める人たちは、これらの法則を踏まえて元号を考えなければならないから大変だ。

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【追加トリビア】他にもある元号の法則

さて、元号を決めるうえで特に意識しなければならないのが、先ほど紹介した3つの法則だ。それ以外にも元号を決めるうえでの法則があるので、補足トリビアとして紹介しよう。

「頭文字表記が被らないこと」

役所などの届け出で、生まれた年を元号で書く場合、「M・T・S・H」という表記を見たことのある人は多いだろう。

もしも頭文字が被ってしまったら、「どっちの元号生まれなんだ?」という混乱を生んでしまう。そういった混乱を出さないためにも、元号の頭文字は気を使わなければならない要素だ。

「過去に出た漢字と新しく出る漢字の組み合わせ」

たとえば、新しい元号である「令和」は、「令」の字が元号初登場の字となっている。ちなみに「和」は「昭和」など、過去に使われたことのある字だ。「平成」も、過去に使用されたことのある「平」と、初登場となる「成」の組み合わせとなっている。

追加トリビアとして紹介した法則は、元号を決めるルールである元号法の中に入っていないものの、徐々に元号を決めるうえでの法則となりつつある。

トリビアまとめ

今回の雑学では元号の法則について紹介してきたが、いかがだっただろうか。

たった2文字の元号を決めるために、今回紹介したような法則が決まっている。これらの法則を踏まえて、「令和」が生まれたと思うと、元号を決めた人たちが色々と考えて付けてくれた元号なんだなと思うことができる。

ちなみに、「令和」には「色んな人が、自分の花を咲かせられるように」・「人々が美しく心を寄せ合い、文化が生まれ育つように」という願いが込められている。この動画の中でも解説してくれているので見てほしい。

漢字の意味としても、「令」には「美しい・優れた」、「和」には「仲良く・和やかに」といった意味がある。まさに、元号として申し分ない。

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