肉食・巨大動物

カバは草食動物ではない?カバの生態をご紹介!【動画あり】

雑学カンパニー編集部

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カバのピンクの汗は高性能な粘液という雑学

カバといえばのろまそうなイメージが定着している。のんびりと草をムシャムシャ食べてそうな感じ。

が! 実はカバは身体能力や適応能力が高く、イメージとはかなり異なる生き物だ。完全に草食というわけでもなく、肉も食べるらしい…!

今回は、そんなカバにまつわるトリビアをお話ししよう。

【動物雑学】カバは草食動物ではない?

ライオンくん
カバは『基本的』には草食動物だよな?
ウサギちゃん
そうだね。完全に草食という訳でなく、肉を食べることもあるよね。

【雑学解説】カバは草食動物ではなく「雑食動物」かもしれない

カバといえばおとなしい草食動物というイメージが強いかもしれない。たしかにカバは基本的には草食動物であり、主食は植物である。しかし、シマウマなどの死体を食べることがあり、インパラを群れで襲って食べるという衝撃の映像も確認されているのだ!

実は草食動物であっても他の動物を食べることがあり、肉食動物草を食べることも珍しくない。本来、肉食動物だったパンダは、笹しか食べなくなってしまったように。しかし、そもそも笹を消化するのは苦手で肉の方が体に適しているという。

肉食動物と草食動物の区別は意外に曖昧なのだ。カバは気が荒く肉を食べる機会が意外に多いため、雑食の動物と考える意見も増えている。将来、カバは草食ではなく雑食とみなされるようになるかもしれない。

ライオンくん
ワニの獲物を奪い取るなんて…オレにはできないぜ…。

上の動画は、カバがワニの獲物を強奪して食べてしまうという衝撃の映像である! 空腹だと積極的に肉を食べるカバ、なかなか生命力が強いのだろう。

【追加雑学①】カバの汗のような粘液の効果

カバは汗のような赤色の粘液を分泌する能力をもつ。

実は汗を出す汗腺がないため、カバは汗をかくことができない。その代わりにカバは赤色の粘液を分泌する腺がある。

赤色の粘液は、汗のように体温調節をするために流れるわけではない。皮膚を守るために分泌されている。その粘液にはオレンジと赤の色素が含まれ、雑菌が増えるのを防ぎ、紫外線を吸収する。

ウサギちゃん
この粘液はヒポスドール酸というアルカリ性の液なんだ。

つまり、消毒と日焼け止めの効果があるのだ。カバの皮膚の表面は、かなりデリケートで傷つきやすい。しかし、汚れた水や泥の中に入ったとしても、粘液の効果で化膿したり病気にならずにすんでいるのである。

カバのピンクの粘液乾燥や細菌などから体の表面を守っているのだ!

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【追加雑学②】カバは泳げない?

カバは水の中で生活する動物なので、泳ぎは得意だと思われている。しかし、カバの体は水よりも比重が重いため、体が水中に沈んでしまう。

空気を吸い込むことで浮くことはできるが、カバは浮かぶよりも水中を移動することが多い。川底を蹴って移動するのがカバの基本的な移動方法である。

泳げないわけではないらしいが、泳ぐ姿は野生ではほとんど目撃されないようだ。おそらく、泳がない方がカバにとって便利なのだろう。カバは5分間潜水することができるので、あまり深いところでなければ潜水して移動することが可能だ。

ライオンくん
あんな巨体が水面から出てきたら相当ビビるぞ…?!
ウサギちゃん
すごい迫力だね…!

こちらの動画ではボートを追いかけるカバの姿が見られる。かなりのスピードでボートを追いかけているが潜水しているので、やはり川底を蹴って移動しているのだろう。

泳がないとはいえ、カバの水中での動きは機敏だ。

ちなみにカバは走っても速い

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【追加雑学③】カバのあくびは本当は威嚇

カバといえば動物園で大きな口を開けてあくびをする姿を思い浮かべる人もいるだろう。この大あくびのイメージが強いせいで、カバは虫歯予防週間には歯磨きをさせられることになる。しかし、実はカバが口を開くのはあくびをしているのではなく、相手を威嚇しているのだ!

カバは縄張り争いで口の大きさを争うかのように、大口を開けて喧嘩をする。もちろん噛み付き合いのような喧嘩になるが、口を大きく開けた方が有利で負けた方は口を閉じて逃げていくという。

ウサギちゃん
カバは150度も口を開くことができるんだよ。

動物園のカバの前で、人間が手を挙げるカバは簡単に口を開けるそうだ。人間に威嚇されていると感じるのだろう。威嚇したせいで、カバが歯磨きさせられるようになったと考えると、愉快な話である。

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【追加雑学④】動物園から脱走したのに戻ってきたカバがいる

海外では動物園にいたカバが逃げ出したというエピソードがある。凶暴そうなイメージのないカバだがアフリカでは、年間3000人の死亡者を出しているのだ。この死亡者数はライオンなどの肉食獣よりはるかに多く、現地では最も危険な猛獣として恐れられている。

そんな、カバが動物園から逃げ出したとなったら一大事である。現場は騒然となったが、なんとカバは脱走してから数分後自分から動物園の中へと戻ってきた

この時のカバの様子はかなりゆったりしたものだったそう。全く緊迫感がないが何もなくて動物園も一安心しただろう。

カバが逃げ出した「ラマト・ガン・サファリ」はイスラエルにある。ここは、動物の脱走騒ぎが何回も起こっている問題の動物園らしい。管理はしっかり行なってほしいものである。

ライオンくん
何回も脱走騒動が起きてるなんて…経営が心配な動物園だな…。

カバが脱走したことは過去に何回か知られているが、被害者が出るなどの大きな問題になったことは今のところないようだ。

雑学まとめ

カバのトリビアはどうだっただろうか? カバはたしかにピンクの汗をかいているように見えるが、そもそも汗をかかないというのは驚きである。大人しいイメージのカバだが実際はかなり獰猛なことがわかるだろう。

慣れていれば人を襲うことはまずないだろうが、大きさを考えると危険な動物であることに変わりはない。可愛い面と強い面、どちらも兼ね備えている動物として、カバを今後は見ていこうと思った。

ウサギちゃん
人間にはのんびりした動物と思われているけど、ボクはあの大きさでけっこう恐怖を感じているよ…!
ライオンくん
ウサギちゃんは小さいもんな。でも、オレだってあんなでっかいヤツに牙を向けようとは思わないぜ…!

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