名言・格言

心に刻む。二宮尊徳(金次郎)の名言23選!仕事/人生/お金/学問の格言もご紹介!

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二宮尊徳(金次郎)の名言・格言

この記事では、二宮尊徳(金次郎)の名言・格言を集めてみた。

薪を背負って本を読みながら歩いている姿が有名な二宮尊徳(金次郎)。

彼は、幼少期にさまざまなものを失い、苦しい生活の中でも清く正しく生きた結果、大成を成した"真の人"。

そんな二宮尊徳(金次郎)の心に響く名言たちをどうぞご覧あれ。

二宮尊徳(金次郎)のプロフィール

二宮尊徳(にのみや たかのり)

  • 時代:江戸時代
  • 誕生:天明7年7月23日(1787年9月4日)
  • 逝去:安政3年10月20日(1856年11月17日)

二宮たかのりってなに? 金次郎は?

  • 正式な読みは たかのり だが、そんとく という読みで現在定着している。
  • 自書文書では「二宮金治郎(きんじろう)」と署名している例が多いが、一般的には「金次郎」と表記されることが多い。

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二宮尊徳(金次郎)の名言・格言

二宮尊徳(金次郎)の名言その1

【勤倹力行】

仕事に励み、つつましやかに倹約して精一杯努力し物事を行う事。

まさに二宮尊徳の生き方そのものである。

彼を見習って実践していきたい。

二宮尊徳(金次郎)の名言その2

【積小為大】

小さなことからコツコツと励み続けることがやがて大きく実を結ぶという事。

どんなことも小さなことの積み重ねで、大きな結果となるのだ。

事をせいてはいいことはないぞ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その3

【至誠】

この上なく誠実な事。まごころをもってあたれば何事も報われるという事。

けっきょく、何もなくなったとき

その人間の周りに人がいるかどうかは"誠実さ"できまるのだ。

まごころこもった優しさを、なによりも大事にしていきたい。

二宮尊徳(金次郎)の名言その4

経済なき道徳は戯れ言であり、 道徳なき経済は犯罪である 。

本当にそのとおりである。

今の世には二宮尊徳のように考えられる人がいったいどれくらいいるのだろう。

二宮尊徳(金次郎)の名言その5

善悪と言っても、天が決めたものではなく

結局、人間にとって便利かどうかだけの話である。

善いか悪いか、それはすべて受け手で決まる。

簡単にこれだと決められるものではないのだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その6

両方が得をして、

両方が喜べるような間柄を作ることに、

知恵を働かせるのがよい。

自分だけでなく、相手にも得になることを。

二宮尊徳の優しさが染みる格言だ。

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二宮尊徳(金次郎)の名言その7

幸せは、他人に与えようとする人にやってくる。

肝に銘じておきたい名言。

自分本位な人は幸せにはなれないのだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その8

貧富の違いは

分度を守るか失うかによる。

自分の今の経済状況をきちんと把握して節制できる人こそ、

将来富みを得ることができるのだろう。

二宮尊徳(金次郎)の名言その9

大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。

大事を成さんと欲して小事を怠り、

その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。

それ小を積めば大となる。

小さいことの積み重ねが成功のもととなる。

しっかりと目の前のことを成し遂げていきたい。

二宮尊徳(金次郎)の名言その10

世の中には、人がまだ捨ててはいないが、活用していないものが多い。

これらをよく拾い集めて、国家を再興する資本とすれば、

多くの人を助け、まだ余りが出る。

これが私が小さい頃から行ってきた道である。

うーん、これもまたかなり深い格言である。

二宮尊徳は本当にどんな世界を見てきたのだろう…。

二宮尊徳(金次郎)の名言その11

可愛くば五つ教えて三つ褒め二つ叱って良き人となせ。

子育てにも仕事にも生かせそうな名言である。

しっかり褒めてから叱ることが重要だ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その12

人皆貨財は

富者の処に集まると思へども然らず。

節約なる処と勉強する所に集まるなり。

富は単にお金持ちの人のところに集まるのではない。

その人が勉強し節制できる人だからこそ、富を得られるのだ。

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二宮尊徳(金次郎)の名言その13

世間の人は、とかく小事を嫌って大事を望むけれども

本来、大は小を積んだものである。

だから、小を積んで大をなすほかに方法はない。

小さいことの積み重なりが大きくなる。

何事においてもこれは鉄則なようだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その14

きゅうりを植えて

きゅうりと違うものが収穫出来ると思うな。

人は自分の植えたものを収穫するのだ。

人は自分の植えたものしか収穫できない。

しかし、言葉を変えると

自分で植えたものなら何でも収穫できるということでもある。

二宮尊徳(金次郎)の名言その15

世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。

というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。

コツコツとした願い、小さな願い、

それを積み重ねることで大きな夢も叶うというもの。

二宮尊徳(金次郎)の名言その16

誠実にして、はじめて禍(わざわい)を福に変えることができる。

術策は役に立たない。

どんなに術策が素晴らしくても、人柄のよくないものには誰もついて行かない。

逆にちょっと頼りなくても、人が良ければその足りない分を補う人がついてきてくれるというものだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その17

人道は一日怠れば、たちまちすたれる。

何事も続けるということが大切なのだ。

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二宮尊徳(金次郎)の名言その18

貧者は昨日のために今日働き

富者は明日のために今日働く。

これも心の隅に常においておきたい名言である。

二宮尊徳(金次郎)の名言その19

私が倹約を尊ぶのは、その後に活用することがあるからである。

住居を簡素にし、服や食を粗末にするのは、

資本を作り、国を富ませ、万人を救済するためである。

目的があるのが倹約である。

節約は、それ自体が目的なのではない。

節約することで得られるものがあるからすることなのだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その20

人々にはそれぞれ長所もあり

短所があるのは仕方がない。

相手の長じているところを友として

劣っているところは友としてはいけない。

人の短所を捨て、長所を友とするのだ。

短所は受け入れてはいけない。

しかし、短所があるからといって、その人自体を拒絶するのはよくないことだ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その21

およそ人と生まれ出た以上は、死ぬのは必定だ。

長生きといっても取るに足らぬほどの相違で、たとえばロウソクに大中小とあるようなものだ。

人と生まれ出た以上は必ず死ぬものと覚悟してしまえば、

一日生きれば一日の儲け、一年生きれば一生の得だ。

人はいつか必ず死ぬもの。

その日に後悔のないように、1日1日を大切に、しっかりと生きていかなければならない。

二宮尊徳(金次郎)の名言その22

一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、

その誠意は天地をも動かすことができる。

1人ではできないことはたくさんあるが、

そばにいてくれる人がいれば、成せることはたくさんある。

しかし、そのためには良い人であることが条件だ。

二宮尊徳(金次郎)の名言その23

速成を欲するのは、人情の常である。

けれども成功、不成功には時期があり、

小さい事柄でも、おいそれとは決まらない。

まして大業ならばなおさらのことだ。

どんな人生にもいい時もあれば悪い時もある。

大きいことを成し遂げようとしていればしているほど、成功の日はなかなかこないものだ。

しかし、いつかはきっと来る。

二宮尊徳(金次郎)の名言・格言まとめ

この記事では、二宮尊徳(金次郎)の名言・格言を紹介した。

どれもずっしりと心に響く名言ばかりだったが、

「誠実にして、はじめて禍(わざわい)を福に変えることができる。術策は役に立たない。」

「一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、その誠意は天地をも動かすことができる。」

という言葉が私はとくに印象に残っている。

あなたはどの名言が好きだっただろうか。

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