封筒に切手を貼るとき、切手を直接舐めていないだろうか? 筆者のおじいちゃんはよくやっていたが、手紙をもらう側からすると「げっ」と思ってしまう。知らぬが仏というやつである。
切手を舐めている人に悲報なのだが、実は切手にはカロリーがある。美味しくもない切手を舐めて太るのだけは嫌だ…! 今回は、切手のカロリーに関する雑学を紹介していくぞ。
【面白い雑学】切手にはカロリーがある!
【雑学解説】切手を舐めるとどのくらいのカロリー?
調べてみると、「切手を舐めると2カロリー(2Cal)摂取」もしくは「切手を舐めると2kcal摂取」という情報が出てくる。ん? どちらが正解なのだろうか…?
実はどちらも正解で、2Cal=2kcalなのである。「Cal」という表記は今ではあまり使われていないが、「1000cal=1kcal=1Cal」という関係性になっているぞ。や、ややこしい!
とりあえず切手にカロリーがあるのは確定で、「1枚舐めると2kcal摂取することになる」と覚えていこう。1枚2kcalということは、100枚舐めると200kcal。
とはいえ、普通に考えて切手を何十枚も舐めることはない。舐めてもせいぜい数枚だろうから、切手のカロリーを気にしすぎる必要はなさそうだ。
では、なぜ切手を舐めるだけでカロリーを摂取することになるのだろうか。その答えは、切手の裏に塗ってある「裏ノリ」にあった! 切手の裏ノリは、合成樹脂の「ポリビニールアルコール(PVA)」と「酢酸ビニルソルビット」からできている。
切手を舐めたことがある人は分かると思うが、切手の裏ノリにはほんのりと甘みがある。とはいえ、カロリーがあるなんて想像もしていなかった!
【追加雑学①】切手を舐めても体には無害
切手の裏ノリが合成樹脂でできていると聞いて、まず気になるのが「体に害はないのか」ということである。結論からいうと、切手を舐めても体には無害だから安心してよい。
裏ノリ自体は無害だが、切手は不特定多数の人間が触るから衛生的とはいえない。ドラマや小説などでは、切手の裏に毒が塗られていた…というトリックもよくある。そう考えると、とても舐める気分になれないのは筆者だけではないはず。
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【追加雑学②】切手を舐めずに貼りつける方法
切手を舐めて太ることはほぼないが、ダイエット中は少しでも摂取カロリーを減らしたいものである。
衛生面も気になるし、受け取る側のことを考えるとやはりマナーとしてよろしくない。そこで、切手を舐めずに貼りつける方法を紹介していこうと思う。
- 切手を貼らずに郵便局の窓口に差し出す
- 皿などに水を入れて、指で切手に水をつける
- ノリで貼りつける
- シール式切手を使う
- 専用アイテムを利用する
今すぐにできる方法はザッとこんな感じだろう。
実は、切手を濡らすためだけのアイテムが存在するのだ。郵便局のカウンターなどで見かけたことがあるかもしれない。
こちらは、指先に適量の水をつけられる「メクボール」の紹介動画である。
「メクボール」という名前の通り、紙をめくるときに便利なアイテムだが、切手を貼るときにも重宝しそうだ!
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切手の雑学まとめ
今回は、切手のカロリーに関する雑学を紹介してきた。
切手を1枚舐めただけで2kcal摂取することになるとは! 1日に何十枚も舐める人は少ないと思うが、念のために切手にはカロリーがあることを頭に入れていこう。
ちなみに、筆者は「シール式切手」を愛用している。切り離したり、水をつけたりする手間がかからず非常に便利だぞ。
しかも絵柄がかわいい! いまいち浸透していかないのはなぜだろう…。
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