日本のどの家庭にも必ずあるといっても過言ではない「ティッシュペーパー」。1箱といわず、押し入れの中などにたくさんストックがあるというお家も少なくないだろう。
それどころか、「家にティッシュペーパーがない」という状況になったらパニックが起こる家庭も少なくないのではないか…。「鼻をかみたい」「手を拭きたい」「ちょっとテーブルが濡れてる」などなど日常のちょっとした場面で、ティッシュペーパーにはかなりお世話になっているのでは!?
そんな、日本人にはなくてはならない存在のティッシュペーパーだが、実はこんなトリビアが隠されていたのだ!
【生活雑学】日本人は世界一ティッシュペーパーを使う
【雑学解説】日本人のティッシュペーパーの消費量はどのくらい?
「ティッシュペーパーの消費量第一位!」といわれても嬉しいのか嬉しくないのか微妙だが、それでは具体的に、日本人のティッシュペーパーの消費量はいったいどれくらいなのだろうか?
1人あたりで計算すると年間で4.5㎏。ボックスティッシュでいうとなんと1年間で17箱も使っている計算だ。
えっ! 1ヶ月に1箱以上使ってる…。
「そんなに使ってるかなぁ?」とも思うが、鼻をかむ以外の用途も考えると、なるほどたしかに使っているかも…。
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世界の中でもダントツにティッシュを使う日本
世界の中で見ても、日本は他の国に大差をつけてダントツのトップ。なんと日本人はティッシュペーパーの発祥の国であるアメリカの3倍もの量を使っているらしい。
アメリカでは1年間で1人が使うティッシュペーパーの量は6箱にも満たないという。実は私はアメリカに1年住んでいたこともあるのだが、たしかにボックスティッシュを見た記憶ってないな…。
日本に帰ってきた今ではティッシュペーパーのない生活なんて想像できないが、当時はどうしてたっけ…? あっ、そういえばペーパーナプキンやキッチンペーパーならどこにでもいっぱい常備されてた!
鼻をかむときくらいはティッシュペーパーを使うこともあるが、基本的には薄くて繊細なティッシュペーパーよりも、ペーパーナプキンやキッチンペーパーのように丈夫で水気もより吸い取ってくれるものの方が重宝されるのだ。
なぜ日本人はティッシュをよく使う?
ではなぜ私たち日本人は、他の国の人々に比べて、そんなにもたくさんのティッシュペーパーを使うのだろうか? 理由の一つに「日本人の角質層の薄さ」がある。
外国人に比べて角質層の薄い日本人は、柔らかく質のいいティッシュペーパーを使わなければ、すぐに肌を傷めてしまうというのだ。
たしかに、鼻風邪をひいたときなどにくり返し鼻をかんでいると、鼻の下が真っ赤になってしまった経験をおもちの方も多いのでは? また海外と比べると、日本人には花粉症患者が多いというのも理由の一つのようだ。
そしてもう一つの大きな理由としては、街角で行われる「ポケットティッシュ配り」が挙げられるようである。日本人には当たり前の日常の光景であるティッシュ配りも、海外から来た外国人にとっては「ティッシュペーパーが無料で配られるなんて!」とかなり驚かれる出来事のようだ。
ティッシュペーパーの雑学まとめ
私たち日本人にとってなくてはならないアイテムであるティッシュペーパー。そのティッシュペーパーにこんなトリビアが隠されていたとは、驚きを隠せない人も多いのでは!?
海外旅行に行った際には、ぜひその国でティッシュペーパーを探してみてもらいたい。意外となかなか見つからないかもしれないぞ。