イエス! ウィーキャン! 今回お届けするテーマはアメリカだ。ということで、かつてのオバマ大統領の言葉で挨拶してみた(え? ネタが古い?)。どこかでツッコミを入れられた気がしたが、それはさておき、皆さんはアメリカの国旗をご存知だろうか。
そう、いわずとしれた星条旗だ。赤と白のストライプに星の柄が印象的なアメリカ国旗。ニュースやスポーツでもたびたび目にするあの国旗なのだが、なんと今のデザインに至るまで26回も変更があったらしい。つまり、今のデザインは27番目のものということになる…。
すさまじい数だ。いったいなぜアメリカの国旗は、そんなにもデザインを変更することになったのだろうか。その真相を調べてみたので雑学として紹介していこう!
【世界雑学】アメリカの国旗は26回もデザインが変わっている
【雑学解説】アメリカの国旗は州が増えるたびに星のマークを追加していた
調べてみると、どうやらアメリカ国旗である星条旗、正しくは合衆国旗は州(日本でいう県)の数が増えるたびに星のマークを追加していたらしい。
知っている人も多いとは思うが、星条旗の星の数はアメリカの州の数を表している。その数は50個。だが、これは現在の話であり、アメリカが独立したときは州が13個しかなかったらしい。そのため、最初の星条旗は星の数が13個というわけだ。
厳密には独立前はイギリスの支配下にあったため、ストライプはそのままに星が描かれているところにイギリス国旗のマークがあったのが最初である。ちなみにストライプも独立当事の州の数を表しているのだが、州が増えるたびに増やしていくと見えづらいため、13で固定となった。
そして、アメリカの歴史のなかで新しい州が誕生するたびに星を増やしてデザインが変更されていったのである。今は50個の州があるので、初期の13個から37個増えた計算だが、短期間で複数の州が生まれた年もあるため、26回変更という結果になった。
うーむ、州の数にあわせて星を増やすとはさすがアメリカ。手間を惜しまずオシャレなことをするものである。ただ、州が増えたのは当時の世界がまだまだ混乱していた影響もあるので、おそらく今後は星の数が増えることはないだろう。
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【追加雑学】世界には変わったデザインの国旗がたくさんある
さて、アメリカ国旗の話題をしたが、皆さんは世界の国々の国旗をどれほど知っているだろうか。なかにはユニークなデザインのものがあるので、それらを紹介したいと思う。
コソボ
コソボは2008年にセルビアから独立した比較的に新しい国。その国旗は青地に白の星と一見普通のデザインだが、中央に謎のシルエットがある。これはなんとコソボの国土を描いているそうだ。なんとなく北海道の形に似ている気がする…。
ベリーズ
ベリーズはカリブ海に面する小さな国。その国旗にはなんとも珍しい人の姿が描かれている。中央には生活道具と思われるイラストもあるし、ベリーズの生活が想像できるデザインといえるだろう。
モンゴル
日本でも有名なモンゴル。ただし、その国旗はどのようなものかはあまり知られていない。あらためて見てみると、左側に独特なマークが描かれている。これはソヨンボというモンゴルで使われていた古い文字だそうだ。どういう意味なのかはそのシルエットから想像してみてほしい。
このように世界には変わったデザインの国旗がたくさんある。今回紹介したのはほんの一部なので、海外文化に興味のある人は調べてみるといいだろう。
雑学まとめ
今回は国旗にまつわる雑学を紹介した。今後、オリンピックやサッカーのワールドカップを見るときは国旗のデザインにも注目してみたいと思う。
ちなみに一瞬、日本の日の丸も星条旗のように県の数だけ丸を増やしてみてはと思った…が、日の丸弁当が梅干で埋め尽くされそうなので、すぐに却下した!
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