ものすごく素朴な疑問。
円ってローマ字読みすれば「EN」なのに、どうして「YEN」なのだろう…。なんか外国人っぽく言おうとすると「イェン」とかなっておかしい! 別に、外国人っぽく言う必要もないんだけど…。
ということで今回は、どうして「YEN」なのかについての雑学をご紹介しよう!
【生活雑学】日本円が「EN」ではなく「YEN」である理由とは?
【雑学解説】円=「YEN」になったいろんな説
日本の通貨単位の円だ。その英語の表記は「EN」ではなく「YEN」となっている。そのまま読めば、「EN」でもいい気がするのだが…。
もし手元に一万円札があれば裏面を見てほしい。紙幣の左下の方になんと10000「YEN」と大きく書かれている。
なぜ「EN」ではなく「YEN」なのだろうか? 実はその読み方にはいくつか説があるのだ。
外国での円の発音
円を外国人が発音すると「EN」でなく、「YEN」の発音に近いからという説だ。
たとえば、外国の方が「1000イェン」といったように発音するのを聞いたことがある人もいるはず。また過去の記録にも江戸が「YEDO」と表記されていたり、恵比寿なんかも「YEBISU」と書かれていたりもするので、そういったふうに発音された可能性がある。
知人に外国の方がいれば確かめてみるのもいいかもしれない。いや発音聞いたところでしょうがないか。
うーん、紙幣とか作っているのは日本人だからなぁ…。外国の方に配慮したっていうことなのか。
他の国の言語との区別
「EN」という単語が他の国の言語に用いられているからという説だ。
たとえば、フランス語やスペイン語では「~の中に」、オランダ語では「~と」や「そして」などの意味としてよく用いられる言葉となっている。もし仮に円を「YEN」でなく「EN」と表記してしまうと、誤解が生まれる場合があるようだ。
単語がそのままだったら、たしかに分かんなくなりそう。この説は個人的にはすごい納得できる。
中国の通貨との関係
中国の通貨「元(ユアン)」に関係しているという説だ。
元の紙幣の表面には「〇圓」とあり、裏面に「YUAN」の記載があるのだが、これが「YEN」に転化したというもの。
さすがに無理やりすぎでしょ!! これは冗談とかそういうもののような気がする。
誰が考えたんだ一体。逆に気になる…。
「日本円(YEN)」の雑学まとめ
今回は、日本円の円が「YEN」である理由について解説した。
「EN」でなく「YEN」となった原因には、さまざまな説があるのだ。たくさんありすぎて結局のところ分からないから、とりあえず「YEN」に決めた人現れてくれー。
なんだかスッキリしない。それを当たり前だと思って「YEN」「YEN」言っているのだから、面白いな。よくわからないけれど、「EN」のほうがしっくりこないので、「YEN」で良かった気がする…。