目まぐるしく進化するコンドーム業界。恋人や夫婦たちのより安全で快適なセックスライフのために、今日もそれぞれのコンドームメーカーが研究に勤しみ、新製品を世に送り出しています。
日本のコンドームメーカーの技術力は世界最高峰。そろそろいつものコンドームに飽きたという人は、最新の製品を試してみたくないですか?
【性の雑学】どれも新感覚!最新コンドームを4社で比較
ステルスゼリーでナマの感覚に…【ZONE】
最初に紹介するコンドームは2019年3月にジェクス社から発売された「ZONE」です。ゼリー技術に関してはパイオニアである同社が新しく開発したのは、コンドームのゴム感をなくす”ステルスゼリー”。
従来の潤滑ゼリーの3倍の密着性。さらにその量を倍にすることでゴムの摩擦抵抗をなくし、まるで何も付けていないかのような感覚を実現したという、今までにないコンドームです。
感触において、ラテックス製がポリウレタン製に勝る日がついに来たか!? 以下に公式動画も紹介しておきます!
抗ウイルス作用で性病予防!【プレミアム ゼロゼロスリー+ビバジェル】
コンドームシェア国内No.1のオカモトが2019年10月に新発売したのは、「プレミアム ゼロゼロスリー+ビバジェル」。
潤滑材に使われているビバジェルは、オーストラリアのスターファーマ社が開発した「SPL7013」という、抗ウイルス作用をもつ活性物質を配合したものです。
HIVやヘルペスに効果を発揮するといわれ、性感染症予防を強く意識したコンドームになっています。
オカモト的には、実際の抗ウイルス効果もそうですが、コンドームの性感染症予防のイメージを高める意味で発売した側面が強いようですね。
避妊は気にしても性病に関しては、「自分は大丈夫だろう」などと言って気にしない人も多いですからね…。この製品が意識改革につながればいいのですが!
潤滑ゼリーを自分好みに簡単注入!【Jelly Push】
お次は相模ゴム工業が2018年3月に発売した「Jelly Push」です。
こちらは、コンドームの袋自体がコンドームと潤滑ゼリーが染み込んだスポンジのふたつの層に分かれていて、好みの量に調整してゼリーを注入できるという、なんだか楽しいコンドーム。
注入できる量も最大で従来品の10倍なので、そんじょそこらのゼリー多めコンドームとは一味違います。いつも別売りの潤滑ゼリーを足して使っているという人は、手も汚れないし、手間が省けますね!
以下はJelly Pushの公式動画。うん! これだけゼリーが塗られていれば、濡れにくい女性も安心です。
まるで素肌のような柔らかさ…【SKYN】
従来のラテックス製でもポリウレタン製でもない、新素材を日本で初めて採用したのが不二ラテックス社。2014年に発売された「SKYN」シリーズは、外科医の手術用手袋などにも使われているイソプレンラバーを使った、とっても肌に優しいコンドームです。
伸縮性に優れているといわれるラテックス製よりさらに柔らかい素材のため、装着のしやすさは隋一。また肌にピッタリフィットするので、パートナーとの密着感もバッチリ味わえます。
以下はSKYNの公式動画です。ブランドイメージも高級感があって、今までのコンドームとは全然違うイメージですよね。「これなら手に取りやすい」という人も多いのでは?
雑学まとめ
今回は国内メーカーが最新技術を駆使し、開発した新製品の数々を紹介しました。それぞれのメーカーがまったく違った視点から開発を行っていて、どれも画期的!
ニーズに合わせて選べるうれしさもあれば、どの製品も新感覚なので、全部試してみたい気持ちも湧いてきますよね…。
あなたはどれが気になりましたか? 今後もどんなコンドームが登場するのか、市場から目が離せません!