ついうっかりして軽いやけどをしてしまった…なんてこと、皆様も一度は経験しているのではないだろうか。私も以前料理中に軽いやけどをしてしまったことがある。そんなときに限ってやけどの薬が切れてしまっていたり…。
しかし、やけどの薬がないときでも「りんご」や「じゃがいも」の汁があれば、応急処置ができるとの噂があるようだ。今回の雑学では「りんごやじゃがいもの汁でやけどの応急処置をする方法」を調べてみた!
【生活雑学】軽度のやけどには「りんご」や「じゃがいも」の汁が効果的?
【雑学解説】すりおろした「りんご」や「じゃがいも」の汁を塗るとやけどの応急処置ができる
「りんご」や「じゃがいも」でやけどの応急処置をする方法はとても簡単。用意するのはすりおろしたりんご、またはすりおろしたじゃがいもだけ。
りんごとじゃがいもには「消炎作用」がある。そのため、やけどしてしまった部分にすりおろしたものを塗ることで痛みや熱を取り去ってくれるのだ。
りんごのすりおろしを使う場合は、そのままやけどしてしまった箇所に塗り、すりおろしが温かくなってきたらこまめに取りかえていくという手順だ。数回取りかえれば、やけどの痛みがだんだん消えていく。
また、じゃがいものすりおろしを使う場合は、すりおろしたものを軽く絞り、患部に塗ってそのまま置いておけばOKだ。
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【追加雑学①】「じゃがいも」と「りんご」を一緒に保存するとじゃがいもの発芽を抑えられる!?
じゃがいもにすぐ芽が出てしまう…とお困りの方は多くいると思うのだが、実は、じゃがいもの芽と、緑がかった皮の部分には「ソラニン」「チャコニン」という天然毒素が含まれている。
もし「ソラニン」「チャコニン」をたくさん含んでいるじゃがいもを食べてしまうと、食中毒になる可能性がある。具体的には、嘔吐・下痢・吐き気・頭痛・腹痛などの症状があらわれる。
といっても、じゃがいもを保存しているとどうしても芽が出てしまうことも…。もしあなたがじゃがいもの発芽に困っていたら、ぜひじゃがいもをりんごと一緒に保存してみてほしい。りんごは「エチレンガス」を常に出していて、じゃがいもの発芽を抑制させる効果がある。
ちなみに、すでに芽が出てしまったじゃがいもや緑色の皮の部分があるじゃがいもを食べる場合は、しっかり芽と皮の部分を取り除くことが大切だ。
【追加雑学②】「りんご」の保存には注意が必要!上手な保存方法をご紹介
先ほど紹介した、りんごに入っている「エチレンガス」についてだが、じゃがいもの発芽の抑制以外にも「他の果物を追熟させる」効果がある。早く熟させたいバナナやキウイなどと一緒に保存すると、すごい速さで熟していく。
果物を早く熟させたいときは便利なのだが、特に何も考えずにそのまま冷蔵庫にりんごを入れてしまってはいけない。エチレンガスが冷蔵庫に充満してしまい、中に入っている野菜や果物が傷みやすくなってしまう。
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それを避けるためにりんごを保存する際はラップに包むか、ポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫か涼しい冷暗所で保存するようにしよう。
エチレンガスを抑えながら、もっとりんごを長持ちさせたい! という人には、こちらの動画がおすすめだ。ラップとキッチンペーパーを使ってりんごを保存する方法を紹介してくれている。また、カットしたりんごの保存方法についても知ることができる。
実演しながら字幕付きで丁寧に解説してくれているのでとてもわかりやすい。見てみると理解が深まる!
雑学まとめ
今回は「りんごやじゃがいもの汁でやけどの応急処置をする方法」などの雑学をご紹介した。ちょっとしたやけどなら、りんごやじゃがいもで応急処置ができるなんて知らなかった…!
ちなみに、りんごの表面はツルツルと光っているが、これには理由がある。りんごの中には「オレイン酸」や「リノール酸」というものがあって、熟してくるとこの成分が増えてきて、皮の外側に出てくるのだ。
りんごがツルツルしてきたら熟しているサインなので、りんごを購入する際にはぜひ参考にしてほしい。