中華料理店で八宝菜を頼むと楽しみなのがうずらの卵である。入っていなかったらものすごくがっかりしてしまう。普通の卵よりも小さいのに、その存在感は凄まじい。 うずらの卵というからにはうずらという鳥類の卵なのだろうが、うずらという鳥の姿をぱっと思い浮かべることができない。うずらの卵は我々の食生活にそこそこ浸透しているのに不思議な話である。 ゆでた後殻をむかれた状態で販売されているイメージが強いうずらの卵だが、普通の卵のように生の状態でパックされて売られているときもある。 その卵を温めると、なんとヒナが孵ることが ...