「根元までしっかり着けたいのに、コンドームが引っかかって半分ぐらいまでしか下りない…なんか中途半端な気がする…」
みたいなことってありませんか? なんだか途中で外れてしまいそうで心配ですよね…。
まったくその通りで、根元まで下りていないと挿入中に脱落する可能性が高いです。そのまま挿入するのはNGですよ!
【性の雑学】コンドームが引っかかって下りない場合はここをチェック!
コンドームの裏表は合ってる?
コンドームの裏表が間違っていては、最後まで巻き下ろすことはまずできません。装着の際はどっち向きに巻かれているか、よく確認してから着けましょう。
コンドームの確認には、袋の裏表の表記を見たり、精液溜めで確認したりという方法があります。しかし、取り出したあとにわからなくなることもあれば、精液溜めのない製品などもあるので、リング部を触ったときに巻きの方向でわかるようにしておくのが一番いいですね。
注意点としては、裏表を間違えて着けようとしたコンドームはすぐに破棄すること。勃起し始めたときから分泌されるカウパーにも精子は含まれていて、表面に微量に付着していることがあるからです。
またHIVなどのウイルスが潜んでいることもあります。
包皮を根元まで下ろしてから着けてる?
コンドーム装着の際、ペニスの包皮はしっかり根元まで下ろしてから着けていますか? 包皮が根元まで下りていなかったり、被ったまま装着したりすると、皮が邪魔になってコンドームがちゃんと巻き下ろせない場合があります。
巻き下ろせたとしても、その状態ではペニスとコンドームがフィットしていないので、挿入時に皮が上下する動きでコンドームが押し上げられ、途中で外れてしまう原因にも…。
巻き下ろせる・巻き下ろせないに関わらず、皮を根元まで下ろした状態でコンドームを着けるのは鉄則です。詳しい装着方法は以下の動画がわかりやすいので、チェックしてみてください!
あきらかに無理がある場合はL・XLサイズを
着け方は間違えていないのに、途中で引っかかって巻き下ろせないという人もいますよね。そういう場合はコンドームのサイズが合っていない可能性も高いです。
コンビニなどで売られているコンドームはMサイズで統一されているので、何も考えずに買っているとサイズが合っていない場合も実は多いんですよね。
両手で広げないとダメだったり、「締め付けがキツイな…」と感じたりする場合には、Lサイズ以上も考慮に入れましょう。
ただもっとも一般的なラテックス製のコンドームは伸縮性に優れているので、「多少引っかかるけど、根元までは下ろせるし、締め付けもきつくない」みたいな場合はそのままでも大丈夫です。
Mサイズは先端の直径でだいたい3.3cmほど。気になる人は測ってみてもいいでしょう。
ちなみに「オカモトゼロワン」のようなポリウレタン製になると伸縮性に劣るぶん、サイズ選びは少しシビアになってきますね。
雑学まとめ
コンドームが引っかかって途中までしか巻き下ろせないのは、皮をきちんと根元まで下ろしていなかったり、サイズが合っていなかったりという場合が多いです。
裏表の間違いはさすがに気付くとは思いますが、これもコンドームの向きを直しての再利用はNGなので注意が必要です。
いずれにしても「なんかイマイチ下ろせてないような…」と思った場合は、失敗している可能性大。紹介した項目をしっかりチェックして万全の状態を!