コンドームはコンビニやドラッグストアでなんとなく手に取ると、標準サイズのMを選びがち。
「売られているのはほとんどMなんだし、そこまで大差ないでしょ」なんて思っている人も多いですが、実はコンドーム選びはサイズが一番重要です。
サイズが間違っていれば避妊の面などで問題が出てきますし、逆にピッタリサイズのコンドームを使えば、今よりもっと気持ちいいセックスができます! 今回はそんなコンドームのサイズについて学んでいきましょう。
【性の雑学】コンドーム選びはサイズが最重要!
そういった危険性以外にも、「締め付けが強すぎて気持ちよくない」「ずれるのが気になってセックスに集中できない」といった状態に彼氏がなっていることも…。コンドームのサイズ選びは避妊と気持ちよさという、セックスをする上で重要な両方の面に直結してくる要素なのです。
各種サイズ一覧!測るときは先端の太い部分で
コンドームのサイズには以下の4種類があります。測る場合はペニスの先端の一番太い部分を。直径だけでもいいですが、メジャーでグルっと円周を測ればより正確に計測できます。
・S:直径3.1cm・円周9.7~10cm
・M:直径3.3cm・円周10.6~11.3cm
・L:直径3.8cm・円周11.9~13.1cm
・XL:直径4.5cm・円周13.8~17.8cm
いちいち測るのが面倒な人には、女性がペニスを人差し指と親指で握ってみて、「指同士が丁度くっつくぐらいならM。それ以外は指の開き具合で判断する」なんて見分け方もあります。ただ女性だって手の小さい人もいれば大きい人もいますから、万能とはいえませんね。
LかMかで迷う人は不二ラテックス「SKYN」シリーズを
たとえば直径3.5cmぐらいの、「Mだと小さいけど、Lはちょっと大きいかも…」というパターンもありますよね。そういう人にオススメなのが不二ラテックスの「SKYN」シリーズです。
「SKYN」シリーズは新素材のイソプレンラバーを使用したコンドームで、その名の通り伸縮性に優れた肌へのフィット感抜群のモデル。手術室の手袋に使われている素材といえば、ピタッと吸い付くような感じも伝わるでしょうか。
このシリーズを選んでおけば、多少のサイズ違いもバッチリカバーしてくれるはずです。ちょっと小さめのほうがよりピタッとフィットする…なんて場合もあるかもしれません。
XLサイズは潤滑剤たっぷりのタイプがオススメ
XLは日本人だと稀なサイズですが、万が一彼氏がそこまでの巨根持ちだというなら、潤滑剤多めのコンドームを使うのがオススメ。
ペニスは大きければいいというものではなく、大きすぎると女性側の負担も大きくなります。そのぶん潤滑剤の多いコンドームを使えば女性の身体にも優しく、気持ちよくセックスができるはずですよ。
商品例を挙げるとオカモトが出している「たっぷりゼリータイプ」や、よりお肌に優しいヒアルロン酸配合のコンドームもあります。
また「サガミオリジナルゼリー」のような別売りの潤滑剤を使えば、潤滑剤の量もコンドームの種類も自由に選べますね!
雑学まとめ
コンドームのサイズが小さすぎたり大きすぎたりすると、避妊に失敗する危険性も上がれば、締め付けやずれなどで気持ちよさも半減してしまいます。そこまで差はないと思いがちですが、セックスの質をかなり左右する要素だとわかっていただけたでしょう。
また大きめの人は単純にサイズを合わせるだけでなく、女性の負担への配慮も忘れないようにしたいですね。正しいサイズのコンドームを選んで、安全・快適なセックスを心がけましょう!