実はいろんな睡眠スタイルが!魚はどうやって寝てる?【動画】

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雑学カンパニー編集部

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魚はどうやって寝てる?という雑学

ある日の夜、筆者は飼っている熱帯魚の水槽を前に、衝撃の光景を目にした。先日、水槽に仲間入りした”ホンソメワケベラのベラちゃん”が底のほうで横たわっていたのだ。

可愛がっていた魚が死んでしまうのはショックなもので、その晩はベラちゃんをそのままにして、筆者は寝てしまった。

しかし翌朝水槽を覗くと、なんとベラちゃんは何事もなかったかのように泳いでいる! まさか…死を超越したというのか!? いや、違う…彼は寝ていたのだ。

魚も夜になれば眠るが、人はそのことに気付きにくい。これは彼らのある生態のためである。

【動物雑学】魚はどうやって寝てる?

ライオンくん
魚って寝るのか?
ウサギちゃん
もちろん魚だって寝るよ。でも目を開けたまま眠るから、死んでいるように見えることもあるんだ。

【雑学解説】魚にはまぶたがないから寝るときも…

魚にはまぶたがない!というトリビア

ほとんどの魚には、人間でいうまぶたがない。目は涙によって保護されていて、涙を行き渡らせるために私たちはまばたきをする。しかし、魚はまばたきをする必要がないのだ。

なぜかというと彼らは水の中で生活しているので、まばたきをしなくても、常に目が潤っているからである。よってまぶたがなく、寝るとき目を開けたままなのだ。

ということは、寝ていても見えているのか? さすがにこれは魚にしかわからないが、寝ているときに電気をつけられると眩しいのは眩しいらしい。

ちなみに魚にも寝不足は存在し、睡眠が足りていない体調に異変をきたし、病気になるものも珍しくない。自然界ならいざ知らず、飼っている魚の場合は人間が管理してあげなければならない。夜は眩しくないように、そっと電気を消してあげよう。

魚にとっても人間にとっても、睡眠不足は大敵なのだ!

ウサギちゃん
熱帯魚の場合、睡眠不足は体の色まで悪くするともいわれているんだよ。

以下は実際に眠っているホンソメワケベラを映した映像である。うーむ…挟まれて動けなくなった挙句、死んでしまったように見えてしまう…飼うときは早とちりしないよう、要注意だ。

ライオンくん
たしかに…これは死んでるって勘違いしそうだぜ…。

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【追加雑学①】魚たちにはさまざまな睡眠スタイルがある

基本的に目を開けたまま眠ることは変わらないが、魚たちは種類によってその睡眠スタイルさまざまだ。大きく分けると以下のような種類が存在する。

規則正しい生活を送るタイプ

このタイプは人間と同じように、朝起きて昼に活動し、夜に眠る。筆者の飼っているホンソメワケベラのような、海底に暮らすベラの仲間からキスオコゼなど、その種類は多岐に渡るぞ。

まるで布団をかぶるかのように、海底砂に潜って眠るものも多く、その生活リズムも合わせて人間さながらだ! そのため飼っていても親近感が湧いてくる。

ウサギちゃん
このタイプの睡眠スタイルを送っているキュウセンという魚は、冬眠もするんだよ。
昼夜逆転タイプ

昼間に寝て夜に活動する、いわゆる夜行性の魚たちもいる。代表的なのはウナギアナゴなどだ。海のギャングと名高いウツボもこのタイプに入る。その名の通り深夜に出歩くヤンキーなのである。

人間界のヤンキーはあまり出くわしたくないが、ウナギやアナゴに夜釣りで遭遇するとテンションが上がる。ウツボもあまり出回っていないだけで、食べるとおいしいらしいぞ!

寝ながら動き続けるタイプ

寝ながら動き続けるタイプについてのトリビア

カツオマグロのような回遊魚が、一生泳ぎ続けるという話は聞いたことがある人も多いだろう。彼らは体が大きいため、エラ呼吸で得られる酸素だけでは足りず、泳いで口から酸素を取り入れることでそれを補っているのだ。

動きを止めれば窒息してしまうので、当然寝ている間も夢遊病のように泳ぎ続けている。そのときは泳ぐスピードこそ若干落としているようだが…。不眠不休で働かされる社畜のようで、なんだか切ない気持ちになる…。

ちなみに彼らが寝ながら泳いでもほかの魚とぶつからないのは、体の側面に側線と呼ばれる、センサーの役割を担う器官があるからだ。この側線はエサを探す際にも活躍するぞ!

うーむ、寝ながらも活動することにすっかり順応している回遊魚…彼らの姿に、「激務すぎて会社の椅子で寝るのが上手くなった」と話していた友人を思い出してしまった…。

ウサギちゃん
回遊魚は止まってしまうと命の危険があるんだ…。

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【追加雑学②】睡眠の質を追及する魚

ブダイという魚は、実にユニークな睡眠方法で眠る。ブダイはふかふかの布団を用意するかのように口から粘液を出し、その中で眠るのだ。

ライオンくん
マイ布団がないと寝れない…って感じなのか?

よーく見ると、体の周りを透明な膜が覆っていることがわかる。

ホンソメワケベラのように水の底に沈んで眠る魚もいれば、マグロのように泳ぎながら眠る魚だっている…ほとんどの魚がお粗末な環境で寝ているというのに、ブダイは寝具にまでこだわりを見せる健康志向っぷりだ。

ただ…彼もまた、決して眠っているようには見えない。

【追加雑学④】まぶたのある魚もいる!

ここまで魚にはまぶたがないというていで話をしてきたが、実は種類によってはまぶたのある魚もいる。大きくはサメマンボウフグなどだ。

ただ彼らにまぶたがあるのは、眠るためというより、目を外傷から守る意味合いが強いようである。

サメは想像通り筋肉の非常に発達した魚で、その進化の過程でまぶたも動かせるようになったのだとか。狙った獲物の反撃から目を守るために、まばたきをするぞ!

また以下の動画では、まばたきをするコクテンフグの様子が映されている。フグは人間のようにパチパチ閉じるのではなく、ジワーっと時間をかけて開け閉めするのだ。

ウサギちゃん
まぶたを動かすだけでも、ずいぶん表情が変わってみえるね!

雑学まとめ

今回のトリビアを通して、「そういえば魚が寝ているところって、見たことないな…」と思った人もいるだろう。しかし彼らは目を開けたまま立派に眠っているのである。やはり魚といっても、さすがに不眠不休というわけにはいかない

待てよ? 目を半開きにして寝る友人がいるのだが、あれでもちゃんと疲れは取れているということか…。

ライオンくん
まぶたがある魚がいるっていうのも意外な事実だよな~!
ウサギちゃん
水族館ではマンボウの『ウインク』が見れることがあるみたいだから、興味がある人はしっかり観察してみてね。

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