海外の法律

恋愛観すげえ…フランスでは死者と結婚できる法律がある

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

フランスでは死んだ人と結婚できる法律があるに関する雑学

死んだ人と結婚? 未婚の死者の無念を晴らすために結婚させるんじゃなくて、死んだ人と結婚するの?

ロマンチックな話なのかな? それともホラー的な意味!? だとしたら…あまり嬉しくないぞ! 怖い話は嫌いだ。

何かの政策の結果生まれた制度だったとしても、想像しにくい…今回の雑学ではそんな不思議な結婚の謎を解明していく!

【ルール雑学】フランスでは、死者と結婚できる法律がある

魔女さん
ネコちゃん、フランスの法律では死者と結婚することができるって知っていたかい?
ネコちゃん
し、死者と結婚?!なんだかホラーな感じがするですニャ…。

【雑学解説】フランスでは死者との結婚を法律で認められている

フランスでは死者との結婚を法律で認められているというトリビア

フランスでは民法によって死後の結婚が認められている。

婚約をしている相手が突如亡くなってしまい、亡くなった相手の同意が明確だった場合に、大統領がその婚姻を法的に認めるということだ。

そして結婚することで相手方の姓を名乗ることができるようになり、子供がいた場合はその子供も亡くなった相手の子供とすることができる。

しかし亡くなった相手の資産を相続することはできないし、生前まで遡って婚姻していたとみなされるわけではない。あくまでも死者との結婚だ。

ネコちゃん
なんでこんな不思議な結婚制度が生まれたんですかニャ?

この民法は1959年にシャルル・ド・ゴール大統領によって定められた。ある女性が妊娠・婚約中に相手が死亡し、生まれてくる子供に父親の姓を付けてあげたい…その想いを大統領に嘆願したことで受理された。

しかしすごい民法があったものだ。法律で定められているというだけでも驚きだが、まさか大統領が認めるなんて…大統領ってそんな身近な存在なのか?

きっと自分の身に起きたとしても大統領に嘆願しようとは思えないだろう・・・フランス人の愛の深さを見習いたい。

スポンサーリンク

フランスの美しい愛…死生観ではなく恋愛観

フランスの死後婚は死生観から生まれた風習ではなく、恋愛観から生まれた行為だ。

すべては愛ゆえに…婚約者が死んでも自分達の愛は本物だと証明する行為。たとえ結婚した瞬間に未亡人となろうと、それでも愛を貫き通す。

なんと健やかで美しい愛だろう。「私もそんな恋をしたい…そしてされたい!」と言ってしまったら、もはや健やかとは言えないか…?

魔女さん
婚約者があの世に行ってしまっても添い遂げたい…こりゃあ素敵なことだよねぇ?

【追加雑学】フランス以外の国の法律は?死者との結婚は出来ないの?

フランス以外の国の法律は?死者との結婚は出来ないの?というトリビア

日本は法律上は出来ない

しかし、日本では出来なかったとしても…ほかの国はないのかな? そう思って調べてみると「冥婚」というものがあるようだ!

「冥婚」または「死後結婚」とも呼ばれる風習は、実は日本を含め、中国・韓国・台湾、その他いくつかの国や地域に存在している。また地域や文化によってその形は異なるようである。

たとえば日本の場合、山形の一部地域では「ムカサリ絵馬」と呼ばれる冥婚がある。これは未婚の死者を弔うために、架空の相手との婚礼を絵馬に書いて寺に奉納するというものだ。

そう、弔いである。冥婚は儀礼的な意味合いが強い風習のようだ。

ネコちゃん
フランスの死後の結婚は生きている人のためのもの、冥婚は死んだ人のためのものニャンですね。

雑学まとめ

ということでフランスの変わった法律についての雑学を紹介した。怖い話かな・・・とか悲しい話なのかと思っていたが、まさかこんなにステキな法律だったとは。

もちろん婚約者に死なれるなんて想像もしたくない悲劇だが、そんな悲しみの中でも相手との結婚を願う強さと愛の深さに私は注目したい。

驚くべきことに、今でも年間数件は死者との結婚が成立しているらしい。変わらないフランス人の恋愛観に感動した。

その恋愛観は変わらずに抱いていてほしいと切に願う。

ネコちゃん
『死者と結婚』なんてちょっと怖いけど、純愛から生まれた制度ってことが分かって感動したニャン。
魔女さん
そうだね。最愛の人の死は悲しいことだけど、あの世で見守ってくれているに違いないから、生きている人には乗り越えていってほしいねぇ。

いま読まれている記事

  • この記事を書いた人

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

© 2020 雑学カンパニー