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実は栄養学的!焼き魚にすだちやレモンをかけるのはなぜ?|食べ物雑学

焼き魚にすだちレモンをかけるのはなぜ?という雑学

世界的に見て、日本人はよく魚を食べる国民だと思われている。外国人の中には、日本人は毎日寿司を食べていると勘違いしている人もいるようだ。

当然そんなことはなく、一般の家庭料理として多いのは、やはり焼き魚だろう。こんがり焼いたさんまにたっぷりの大根おろし。そして、すだち! 

もうこれだけでご飯が進む。お酒にも相性バツグンだ。

想像しただけでよだれが出てくる、この日本人の心を掴んで離さない組み合わせ、焼き魚にすだちやレモンなどの柑橘類。実は、ただ魚をさっぱりいただくためだけではなかった。

焼き魚に付け合せる柑橘類には、理にかなった理由がある。今回はそんな、美味しいだけではない食べ合わせに関するトリビアをご紹介するぞ。

【食べ物雑学】焼き魚にすだちレモンをかけるのは「さっぱりするから」だけではない

焼き魚にすだち・レモンなどの柑橘類をかけるのはさっぱりするだけでなく、栄養の吸収を助ける役目がある。

【雑学解説】焼き魚に柑橘類をかけるのには、栄養学的な理由があった

お店で出てくる焼き魚の料理には必ずといっていいほど、すだち・レモン・柚子・かぼすなどの柑橘類が添えられて出てくる。これらは「あしらいもの」と呼ばれ、和食の盛り付けの基本である。

柑橘類の酸味が焼き魚の独特の油臭さを消し、さっぱりと食べられる。しかし、焼き魚+柑橘類の組み合わせの理由はそれだけではなかった。

魚にはミネラルがたくさん含まれている。特にさんまや鯖などの青魚には鉄や亜鉛が豊富だ。そして、ビタミンCにはそうした栄養素の吸収を促す効果がある。そのため焼き魚を、ビタミンCたっぷりな柑橘類と一緒に食べるのは栄養学的にも理にかなっているといえるのだ。

さらに、柑橘類の酸味によって塩分を抑えつつ、食材の味を美味しく引き立たせることができる。健康にとっても良い組み合わせなのである。

昔の人は、そこまで栄養学や健康に関する知識があったかわからないが、ベストな食べ方を知っていたといえる。

メインの料理に添えられる付け合せは、見た目や味を良くするだけではないのだ。他にも付け合せや薬味の効果について見ていこう。

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【追加トリビア】ただの脇役じゃない!?いろいろな薬味の役割

焼き魚に添えられるものとして、大根おろしも欠かせないだろう。実はこれにも意味があった。大根にはジアスターゼという酵素が含まれており、これには魚のたんぱく質の消化を促進する効果がある。

また大根おろしには独特の辛味があるが、これはイソチオシアネートという成分による。この成分には抗菌作用があり、さらに発がん物質を中和させる毒消し効果もあるという。

しかも、これらの成分は熱に弱いので、大根おろしという生で食べる方法は一番良い食べ方なのだ。昔の人、賢すぎるぞ!

さらに他の薬味にもさまざまな効果があった。

  • ねぎ…殺菌作用・疲労回復・風邪予防
  • ショウガ…血流促進・消化促進・胃腸の働きを活発にする
  • みょうが…食欲増進・夏バテ予防・冷え性やむくみ改善
  • 青じそ…抗酸化作用・防腐効果

メインの料理にちょこっと添えられているだけの薬味にも、こんなにすごい効能があったのだ。主役を引き立てつつ、いい仕事してる! まるで助演俳優賞総ナメの名脇役のようだ。

こちらの動画では身体に良い薬味の食べ方や含まれている栄養などについて紹介しているぞ。

トリビアまとめ

今回は、焼き魚と柑橘類の組み合わせに関する食のトリビアをご紹介した。

料理に添えられた食材は香りや彩りを加えたり、美味しくしたりするだけではなかった。栄養を効率よく吸収するのを助けたり、消化を促したり。ほかにも毒消し効果で食中毒を防ぐ働きもしてくれていたのだ。

まさに食のバイプレーヤーと呼ぶべき薬味たち。その存在を知っていた昔の人たちの知恵は本当にすごい!

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