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ハロウィンの起源は古代ケルト!紀元前からのお祭りだった

雑学カンパニー編集部

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ハロウィンの起源に関する雑学

秋のイベントとして定着してきたハロウィン

東京のような都会では、仮装をして街を歩くお祭りとして日本に定着したが、その起源はどの国なのだろうか。

日本では多くの国のお祭りを季節のイベントとして取り込んでいる国だが、今回の雑学記事では隆盛著しいハロウィンに関して述べていこうと思う。

【生活雑学】ハロウィンの起源は古代ケルト

おばあちゃん
最近は日本でもハロウィンのお祭りをするんだねぇ~。ハロウィンはもともとどこの国のお祭りか、あんた知ってるかい?
孫ちゃん
え~っと…たしかヨーロッパだよね?
おばあちゃん
ハロウィンは、紀元前1200年から200年にかけてヨーロッパで栄えたケルト人のお祭り。

ハロウィンはね、古代ケルト人の大晦日とお盆、両方にあたる日なんだよ。

【雑学解説】ハロウィンは、ケルト人の年越しの祭りを模したもの

ハロウィンは、ケルト人の年越しの祭りを模したものというトリビア

1833年アイルランドのハロウィンの様子

アイルランド系古代ケルト人にとっての年末は、現在使用されている暦に照らし合わせると10月31日になる。年末といえば日本だと大晦日ということになるが、ハロウィンの源流は古代ケルト人にとっての年末を祝う日に行われる祭りだ

お盆としての側面を持つ

日本に広まっているハロウィンといえば、お化けが付き物だ。では、ケルト人にとっての年越しはお化けが絡んでいるのだろうか...その答えとしては、イエスだ。

ハロウィンは年越しの祭りとは別に、日本のお盆のような側面を持っている。先祖の霊が帰ってくるという伝承があり、それを迎え入れるためにも行われていた

孫ちゃん
ほんとに日本のお盆と同じ感覚だね!

しかしながら、先祖の霊が自発的に帰ってくるという宗教的思考ではなく、現世と来世の境界があいまいになる日でもあり、それに伴って先祖が生家にたどり着くと考えられていた。仏教に例えれば、地獄極楽問わず、死者が現世に帰ってくる日であり、よくないものも一緒に現世に帰ってくる

そうしたものの機嫌を損ねないために飲食物を用意し、仲間だと思わせて厄を避けるためにお化けの格好をしていたとのことだ。

おばあちゃん
お化けの格好は、あの世からやってくる悪霊を避けるためだったんだね~。

それをマイルドにしたのが現代日本で行われているハロウィンということになる。

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アイルランド以外で行われていなかった理由

アイルランド以外で行われていなかった理由についてのトリビア

古代ケルト人はヨーロッパの広い地域で栄えたと述べたが、ではなぜハロウィンがアイルランド独自のお祭りとなったかを補足しておこうと思う。

広く分布していたケルト人だが、紀元前一世紀ごろになると、他民族によって支配されていくことになる。

欧州中央を席巻していたが、時を経るにつれてゲルマン民族に虐げられ、カエサル率いるローマ(現在のイタリア)に追いやられて欧州西部へと移動。そして、移動した先のフランク王国(現在のフランス)で被支配層として迎合された。

しかしながら、アイルランドはそもそもローマの支配を受けずに済んだ少ない地域であり、ケルト人の文化がそのまま残ったのだろうと考えられる。

おばあちゃん
アイルランドも支配されていたら、ハロウィンのお祭りは残っていなかったかもしれないねぇ…。

他民族による支配を受け続け、文化が衰退してしまったことが原因で、ハロウィンはアイルランド独自のお祭りとして認知されたが、もともとは広い地域で行われていた可能性がある。

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【追加雑学】ハロウィンのかぼちゃは魔除けアイテム

ハロウィンのかぼちゃは魔除けアイテムについてのトリビア

ハロウィンといえば仮装だが、アイコンとしてお化けとかぼちゃがよく使用される

孫ちゃん
うんうん。ハロウィンといえばかぼちゃだよね!

実はこのかぼちゃ、ちゃんと意味があり、くりぬいた中に蝋燭を入れてランタンに仕上げる。そして、それが魔除けの象徴として飾られるようになった。名前はジャック・オー・ランタン

由来は、酒飲みで乱暴者のジャックという男がおり、ハロウィンの夜にやってきた悪霊に魂をとられそうになるが、口八丁で騙して魂をとられないように約束した。やがて、ジャックが寿命で亡くなり、あの世に行くと入口にその悪霊が待っており、「お前の魂をとらない約束をしたじゃないか」といってジャックを追い返してしまう

ジャックは追い返される前に悪霊に頼み込んで地獄の火を分けてもらい、野菜をくりぬいてランタンを作り、これを持ってあの世とこの世をふらふらと渡り歩くようになった

悪霊を騙したジャックの逸話を元に、野菜を用いて作ったランタンが魔除けの象徴として定着したというわけだ。ちなみに、ジャック・オー・ランタンを訳すと「ジャックのランタン」。

孫ちゃん
ハロウィンのかぼちゃは、そんな逸話が由来してたんだ…。

元々はかぼちゃじゃなかった

元々はかぼちゃじゃなかったというトリビア

カブ…迫力満点じゃないか…

ジャック・オー・ランタンといえばかぼちゃのイメージだが、現地では元々かぶを使っていた

おばあちゃん
元々はかぶだったんだねぇ。これは意外だね…。

ハロウィンがアメリカに伝わった際、かぶがアメリカでメジャーな野菜ではないことで、代用品としてかぼちゃを使用し各国に広まったのが、ジャック・オー・ランタン=かぼちゃのイメージの起源だ。

かぼちゃのほうが果肉が比較的柔らかく、加工しやすかったのも一役買ったのだろうが、アイルランドのハロウィンでは元々の風習に従い、今でもかぶを加工して作るとのことだ。

雑学まとめ

ハロウィンの起源は古代ケルト!紀元前からのお祭りだったという雑学まとめ

今回の雑学ではハロウィンに関して調べてみた。もともとは仮装をした子どもにお菓子をあげるイベント程度に認識していた筆者にとっても、年越しとお盆を組み合わせた祭りであるという点は、なかなか興味深かった。

アイルランド発祥の祭りのハロウィンは、現代のアイルランドでも毎年行われているとのことだ。

孫ちゃん
わたし、ただのお祭りだとしか思ってなかった…。
おばあちゃん
ハロウィンは、盆と正月が一緒にきたって感じなんだねぇ~
孫ちゃん
アイルランドの本場のハロウィン、いつか見てみたいな!

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