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マナー違反!イタリアでは鼻をすするのはNGです。麺をすするのも。|世界雑学

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イタリアでは鼻をすするのはマナー違反という雑学

鼻づまりとは、厄介な症状である。呼吸ができない、鼻腔内にあふれる鼻水が不快極まりない。

このような状態におちいってしまったとき、自宅にいる場合は、脳みそが出るんじゃないかというくらいの勢いで鼻をかむことができる。しかし、外出中はそうはいかない。鼻水がたれない程度にすすり続けるという、辛い行為を繰り返さないといけない…地獄である。

しかし、筆者の住んでいるイタリアでは、この鼻をすするという行為はあまりよろしく思われない。イタリア以外でも、欧米諸国ではこれは共通の考え方だとは思われるが、筆者は他の国の事情は知らないので、今回はイタリアに的を絞りたいと思う。

欧米およびイタリア旅行を控えている方は、注意しておいていただきたい。

【世界雑学】イタリアでは鼻をすするのはマナー違反

イタリアでは、鼻をすする音は不快な音として認識されている。

【雑学解説】イタリアでは、人前でも気にせずにおもいっきり鼻をかんでも大丈夫

あなたは、花粉症や風邪などで鼻水が止まらない状態のとき、どのような行動をとるだろうか?

自宅などのプライベートな空間は別として、電車内などの公共スペースでは、鼻をかむときに出てしまう音を気にして、ズルズルと鼻をすすり続ける人が多いのではなかろうか? しかし、イタリアでは、鼻はすすらない方がよいであろう。

筆者はイタリアで暮らしているが、イタリア人で鼻をズルズルとすする人はあまりいない。人前だろうがどこであろうが、思いっきりティッシュで鼻をかむことが一般的なのである。

もちろん、女性も「チーン」どころか、「ブバビーン!!!」くらいの勢いで鼻をかんでいる。美女がものすごい音で鼻をかむ姿、悪くない。

イタリアでも、昔ならばハンカチを使って鼻をかんでいたであろうが、今ではほとんどの人がティッシュを使う。

そして、男性でも女性でも、ポケットやバッグの中には「お前、それ何回鼻かんだヤツだよ!」と突っ込みたくなるほど小さく折りたたまれたティッシュが入っている。それを衛生的にどう思うかは、人それぞれであろう…。

ちなみに、イタリアのティッシュは厚みがあって、個人的には使いやすい。ポケットティッシュはどこのスーパー・ドラッグストアでも売っているが、ボックスティッシュが売られているのを筆者はまだ見たことはない。また、日本のように無料で配布されているのを見たこともない。

【追加トリビア】イタリアではズルズルと麺をすするのもマナー違反

音に関するマナーは、食事にも存在する。

イタリアでは麺類をズルズル音をたててすするのも、マナー違反である。日本人はラーメンなどの麺類をすすって食べる人がわりあい多いが、イタリア人からすると、この音も不快極まりないようである。

ご存知の方も多いであろうが、イタリアではフォークをつかってパスタを食べるので、ズルズルと音をたてて食事をすることはない。

イタリア人が思う、日本の「ズルズル」音

ここで、日本びいきのイタリア人・マルコに、日本人の鼻や麺類をすする音をどう思うか尋ねてみた。ちなみに、マルコは10年間以上ほぼ毎年日本に旅行しており、さらに1年半ほど日本での語学留学の経験もある。

筆者「ねぇねぇ、日本人の鼻をすする音とかラーメンすする音、どう思う?」

マルコ「うーん、イタリア人的には最低だよね。」

筆者「最低?」

マルコ「うん、マナーがなっていないように感じるし、かなり耳障りな音。」

筆者「あ、そうなの? じゃあ最初日本に行って、それらの音を聞いたとき、どう思った?」

マルコ「日本に来る前に、ひと通り日本のことを調べていたから、こういう文化をもった国ってことは知っていたんだよ。でも、実際に来てみたら、思ったより鼻とか麺をすする人は少ないって感じたかな? 最初全然気づかなかったくらいだし。」

マルコ的には、今までの在日生活中に、それほど不快に思ったことはないらしいが、イタリア人からすると、やはりあまりお行儀が良いと思われないものらしい。

ちなみに、マルコのポケットにも、いつも何回かんだのか分からない小さく折りたたまれたティッシュが常備されている。いったい、いつ捨てるのであろうか?

トリビアまとめ

イタリアでは、人前で鼻をすすることはマナー違反であり、むしろ鼻はかんでしまった方がいい。個人的にも、エンドレスで鼻をズルズルいわせているより、一度「バブーン!」と鼻を思いっきりかんでしまった方が、音に対する不快感は軽減されると思う。

もし日本国内の公共の場で鼻をかんで、「ちょっとマナー違反なんじゃない?」と言われてしまったら、「これ、イタリア式なんだぜ!」と返してみてはいかがであろうか? どのような反応が返ってくるか、筆者は責任を取らない。

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