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強すぎる怪獣。キングギドラはゴジラと1対1で戦ったことがない。

zatsugaku

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キングギドラはゴジラと1対1で戦ったことがないという雑学

映画・ゴジラの敵役というと、キングギドラを思い浮かべる人は多いだろう。1964年に登場して以来、ゴジラとは幾度となく死闘を繰り広げている。

公式にもゴジラにとって最大のライバルだと認められており、登場したばかりの頃など、ゴジラよりも格上の実力をもっていたぐらいだ。昭和のゴジラ映画では、キングギドラ単体に対して複数の怪獣が戦う展開がほとんとだった。

このように、複数で協力しないと倒せない強敵として作られたキングギドラ。そしてなんと、結局ゴジラは1対1でこの怪獣と戦ったことがないという。

作中屈指のライバルとタイマンを張ったことがないというのは、他作品には見られないレアケースではないだろうか。今回は、そんなゴジラとキングギドラの関係性についての雑学を紹介していこう!

【サブカル雑学】キングギドラはゴジラと1対1で戦ったことがない

昭和のキングギドラは常に複数の怪獣を相手にしていた。平成になってやっと1対1が実現されたかと思ったが…。

【雑学解説】昭和のキングギドラがゴジラと1対1で戦う機会はなかった

キングギドラはゴジラの最大のライバルとされており、シリーズに登場する最強の怪獣だという意見が根強い。

初登場時はゴジラ・モスラ・ラドンの3体と同時に戦い、その後もゴジラ・ラドンのタッグと戦うなど、複数の怪獣を相手にするのは当たり前。1968年公開の『怪獣総進撃』では、なんとゴジラを含む10体の怪獣と同時に戦ったほどだ。

唯一対等な条件で戦った例でいうと、1972年公開の『ゴジラ対ガイガン』だろうか。このときはゴジラ・アンギラスのタッグに対して、キングギドラ・ガイガンのタッグで戦っている。対等といっても、やはり1対1ではない。

以下は『ゴジラ対ガイガン』の予告編動画だ。…怪獣の飛び方があからさまに「吊るしてます」といった感じなのが、いかにも昭和チックである。

このように昭和のキングギドラはゴジラよりも格上で、基本的には同時に複数の怪獣を相手にしているのだ。

結局昭和の時代にゴジラとタイマンを張ることはなかったが、平成に入るとついに、『ゴジラVSキングギドラ』という作品において、ゴジラとキングギドラが1対1で戦う機会が実現した。

…と思ったのだが、厳密には元祖のキングギドラがゴジラと1対1で戦うことにはならなかった。この作品には、意外な裏設定が隠されていたのだ。

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【追加雑学①】1対1の戦いが実現…かと思いきや、昭和とは別モノのキングギドラだった

1991年に公開された『ゴジラVSキングギドラ』では、とうとうゴジラとキングギドラが1対1で戦うことになった。

しかし、この映画のキングギドラは「超ドラゴン怪獣キングギドラ」という名前で、昭和の「宇宙超怪獣キングギドラ」とは別の怪獣である。え…呼び方が変わっただけじゃないの? といいたくなるが、ちゃんと見ると鳴き声も顔の形状も違う。

昭和のキングギドラは宇宙からやってきた怪獣だが、平成のキングギドラは、23世紀からやってきた未来人のペット「ドラッド」が核爆発で怪獣化したものだ。以下に『ゴジラVSキングギドラ』の予告編を紹介しておこう。

昭和のものと比べるとまた、世界観が大きく違っている。

この作品で登場する怪獣をキングギドラと呼ぶのも、未来人が勝手に決めたとされている。昭和のキングギドラとは、まったく別モノなのだ。

平成のキングギドラは大きく弱体化?

気になるのはどちらが強いのか、ということだろう。平成のキングギドラは昭和のものよりも40メートル体長が高く、体重は4万トンも重い。一見すると昭和よりも強そうである。

しかしこれは、現代になって高層ビルが多くなった関係であり、迫力を出すため、ゴジラを始めその他の怪獣も軒並み大きくなっているのだ。よってゴジラを圧倒できるかどうかはまた別の話となる。

ドラッドは大人しい生き物で、それを怪獣化させたキングギドラもまた大人しい設定だ。未来人にコントロールされて戦略的に戦っているため、ゴジラを追い詰めることに成功するが、戦闘能力自体はゴジラよりはるかに劣る。

そして平成のキングギドラには驚きの裏設定がある。なんとドラッドは、宇宙超怪獣キングギドラの細胞を元に遺伝子操作で作られたのだ。つまり本来のキングギドラをコントロールしやすい性格に作り替えたものだといえる。

【追加雑学②】昭和のキングギドラは、平成でもゴジラと戦う予定があった

実は1994年の映画では、昭和のキングギドラがゴジラと戦うことが予定されていた。

実現されていれば、このキングギドラも現代サイズになっていただろうし、映画は後に発表される作品ほど、敵も強くなっていくものだ。

さらに、この映画にはモスラ・バトラ・ビオランテなど、複数の怪獣の登場が予定されていた。1対1では倒せない設定もまた、引き継がれようとしていたのだ。

このような構想があったことからも、やはり平成のキングギドラより、昭和のキングギドラが強いとするのが自然である。

スペースゴジラはキングギドラの代役

上記の映画が実現されなかったのは、同じ年の東宝映画にヤマタノオロチという怪獣が登場したためだ。キングギドラに似た怪獣が同じ会社の映画に登場したせいで、この年のゴジラの敵役はスペースゴジラに変更されたのである。

以下に『ゴジラVSスペースゴジラ』の予告編を紹介しておこう。スペースゴジラは昭和のキングギドラと同じく、宇宙からやってきた怪獣で、重力を操って攻撃する。キングギドラの代役を思わせる要素が濃く表れた怪獣なのだ。

本家とは別モノのキングギドラの登場、スペースゴジラが代役に使われるなどが重なり、2019年の時点で、宇宙超怪獣キングギドラがゴジラと戦ったのは昭和の映画が最後になっているのだ。

ちなみに宇宙超怪獣キングギドラは、平成になってからまったく登場の機会がないわけではない。1998年に公開された映画・『モスラ3』に登場しているのだ。そしてその際は、初めて1対1の勝負に負けている。

モスラはゴジラにも勝ち越しているし、東宝映画の人類が唯一撃退できなかった怪獣でもある。どうやら東宝映画で最強なのは、キングギドラではなくモスラだったようだ。

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【追加雑学③】アニメ版ゴジラのギドラはけた外れに強い

2018年公開のアニメ映画・『GODZILLA -星を喰う者-』には、ギドラという怪獣が登場する。作中でキングギドラと呼ばれることがないため、定かではないが、「王たるギドラ」と呼ばれているため、この怪獣はキングギドラがモデルだと考えられる。

この作品のゴジラは地球の文明を滅ぼして、人類を地球外に追い出している。実写映画のゴジラよりも恐ろしい存在なのだ。体長はなんと300mにも及ぶ。

しかし、ギドラはさらに桁外れの存在である。全身は登場しないが、首の長さだけで20kmあるとされており、なんとゴジラを捕食する存在だ。以下の予告映像にも、50秒辺りからギドラが登場している。

作中でギドラは最後まで首しか登場しないが、もし全身が現れれば、一瞬で地球を破壊してしまうほどの脅威になるという。

しかし、あまりに強い設定のためか、最後まで本領を発揮することはなく、ゴジラの反撃を受けて逃げ帰っていった。本当にキングギドラなのかは微妙だが、アニメでもあまり扱いが良くないようだ…。

雑学まとめ

ゴジラとキングギドラについての雑学をご紹介したが、いかがだっただろうか。

平成に入ってゴジラとキングギドラが1対1で戦う機会は設けられたものの、それは本家とは別モノの弱体化版。その後もタイマンを張る機会はなかった。

ちなみにハリウッド版ゴジラでもキングギドラは登場しているが、この作品でも人間の横やりが入ったり、モスラがゴジラに加勢するなど、結局単体では戦わせてもらえない。

…ゴジラとキングギドラが1対1で戦うのは本当に難しいようである。

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