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なぜ?国会には酸素ボックスがある。税金の無駄遣い…?|生活雑学

国会には酸素ボックスがあるという雑学

酸素濃度を高めることで新陳代謝を活性化し、1時間ほどで疲労を回復させてくれる酸素カプセルは、トップアスリートの御用達アイテムだ。

逆にいうとアスリート以外が使っているイメージはあまりない。最近は酸素カプセルサロンなるものが徐々に出来始めているようだが、まだまだ浸透していないのでは? というのが正直な感想だ。

そんな折…スポーツとはまったく無縁そうな国会議事堂に、「酸素ボックス」なるものがあるという噂を聞いた。マジで…? まさか税金でそんな贅沢品を…?

いやいや、何か事情があるに違いない! 今回はそんな国会議事堂の酸素ボックスのトリビアである。

【生活雑学】国会には酸素ボックスがある

国会議事堂の酸素ボックスは酸素カプセルとは別。登山などで使う酸素スプレーみたいなもの。

【雑学解説】1966年に設置されたレトロな酸素ボックス

国会議事堂にある酸素ボックスは、1966年5月9日に設置されたもの。衆議院本会議場入口にあるそれは、電話ボックスぐらいの大きさのレトロな雰囲気が漂う木製の小部屋で、中には酸素ボンベと吸入マスク、そして椅子が一脚置かれている。

議員専用で使用できるのは本会議が開かれる日のみ。普段は鍵が掛けられ、厳重に管理されているというぞ。

もうお察しの通り、そんな昭和真っ只中の時代に酸素カプセルなんてない。この酸素ボックスはドラッグストアなどで売られている酸素スプレーのようなもので、トップアスリートが使う酸素カプセルとはまったく別モノだ。

だよね…。冷静に考えて国会議事堂に酸素カプセルなんて、場違いも場違いである。いや待てよ…? 酸素ボックスにしたって、置いてある意味わからなくないか?

昔の本会議場は換気がとっても悪かった

国会議事堂に酸素ボックスが設置されたことにも、もちろん理由がある。なぜかというと、1966年当時は国会議事堂も空調設備が整っておらず、音を漏らさない設計になっている本会議場の換気状態は非常に悪かった。

蒸し暑い夏場など、激しい議論の白熱で気分を悪くする者も多く、さらに夜通し会議が続くような場合もあり、頭痛や眠気に悩む議員もたくさんいたというのだ。

そこで設置されたのが本会議場入口の酸素ボックスである。これがまた議員の間では大好評で、体調不良に関する苦情がめっきりなくなったのだとか。

なるほど…空調の完備されている現代では意味がわからないはずである。ちなみに今はほとんど使われる機会がなく、新人議員が物珍しさでチェックしにいく「国会の名物」的な存在になっているらしい。

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【追加トリビア】酸素スプレーは仕事や勉強時の気分転換に最適!

酸素を吸入すると全身の血流がよくなり、ストレス解消や集中力アップ、疲労回復などの効果が期待できる。

勉強や仕事に疲れたときなどに酸素スプレーを利用すると、リフレッシュに役立てられるはずだ! ドラッグストアで1本1,000円程度で売られているので、気軽に試せるのもいい。気になる人はAmazonなどでもチェックしてみよう。

ちなみにより高濃度の酸素吸入を行える酸素カプセルサロンにしても、60分数千円とそこまで高くない。以下に紹介動画も載せておこう。

やはりリラックス効果があるようだ! 動画内で言っていたように、定期的に通ったほうが効果も実感しやすいのだろう。

こう考えると集中して議論を交わさなければいけない議員さんたちも、もっと酸素ボックスを利用してもいいように思えるのだが…。誰も使っていないものを使うのは勇気がいるということか?

トリビアまとめ

今回は国会議事堂の酸素ボックスのトリビアを紹介した。

酸素ボックスなどと仰々しい名前を聞くと、ついアスリートの使う酸素カプセルを思い浮かべるが、国会議事堂の酸素ボックスは、昭和風情あふれるレトロなもの。昭和の時代、環境の整わないなか、懸命に議論する議員さんたちを陰ながら支え続けた立役者である。

考えてみれば酸素とは私たちの体に一番なくてはならないものではないか。酸素スプレーなどもいいが、部屋の換気などに気を配り、上手に付き合っていきたいところである。

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