サラダにしても、肉と一緒に食べてもおいしいレタス。「レタス○個分の食物繊維入り!」なんて書いてある商品も、よく目にする。
そもそも、レタスにはどのくらいの食物繊維が含まれているのだろうか。パッケージに記載するくらいだから、それなりの量が含まれていると思っていたが、実際は…
今回の雑学では、レタスに含まれている食物繊維の量が、どれだけしょぼいのか力説しよう!
【食べ物雑学】レタスの食物繊維はとても少ない
【雑学解説】レタス1個分の食物繊維はゴボウの3分の1
食物繊維といえば、整腸作用があり便秘解消に良いと、意識して取り入れている人も多いはず。食物繊維と聞いて思い浮かべるのは、レタスやキャベツをはじめとする、緑色の葉物野菜ではないだろうか。
しかし、レタスにはゴボウの3分の1程度しか食物繊維が含まれていない!
身近な料理に例えてみると、きんぴらごぼう小鉢1皿でレタス1個分の食物繊維である。いかにレタスの食物繊維が少ないのか、おわかりいただけただろうか。
厚生労働省が発表している食事摂取基準量(2015年)によると、1日の食物繊維の推奨摂取量は、女性なら18g以上。レタスに例えると4~5玉分である。
「レタス4個分の食物繊維入りのドリンク」があったとする。食物繊維をすべてレタスで補うとして、1日に4玉も食べるのは現実的に考えて厳しいだろう。
しかし、なぜわざわざ食物繊維が少ないレタスで表現するのだろうか、疑問である。むしろ「ゴボウ1本分の食物繊維入りのドリンク!」 と表記されていた方が、期待値は高い。
関連記事
-
食物繊維で長生きできる可能性。死亡率が23%も下がるってマジか…
続きを見る
スポンサーリンク
【追加雑学】食物繊維が多く含まれている食べ物TOP3
レタスの食物繊維はしょぼいという話をしたが、食物繊維が多く含まれている食べ物には何があるだろうか。食物繊維が多い食品のなかでも、普段の食事に取り入れやすいものを3つをご紹介する。
第3位 大豆
大豆は、さまざまな食品の元となる食べ物である。和食によく使われ、しょうゆや味噌も、大豆からできている。
第2位 ひじき
海藻類は栄養が豊富で毎日食べたい食品のひとつであるが、そのなかでも特にひじきは、食物繊維が豊富な食べ物である。学生のころに給食で食べたひじきご飯は、とても栄養価の高い食事であったといえる。
第1位 こんにゃく
こんにゃくは、煮物に入れるのはもちろんだが、茹でて酢味噌でいただく刺し身こんにゃくもおいしい。お父さんお母さんの晩酌のおともにもオススメである。
関連記事
-
こんにゃくを凍らせると肉っぽくなる。ダイエットにおすすめ!
続きを見る
【追加雑学②】簡単おいしい!おすすめのレタスの食べ方【動画】
レタスは、食物繊維はしょぼいが、ビタミンAやビタミンEが豊富に含まれる野菜である。簡単に作れ、おいしく食べられるレタスの調理法をYoutubeで発見した! その動画がコチラ。
レタスをちぎって、常備している調味料で味付けをするだけで、居酒屋で出てくるようなおいしそうな炒めものが完成。レタスは炒めればかさが減るので、これならパクパクっと一皿食べられそう!
レタスの雑学まとめ
今回は、レタスの食物繊維の量についての雑学を解説した。「レタス○個分の食物繊維」などの表記を目にするからか、レタスには食物繊維が多く含まれていると思っていたが、まさかゴボウの3分の1程度しかなかったのは驚きだった。
とはいえ、レタスはビタミンが豊富で、サラダでも炒めものでもおいしく食べられるのは事実だ。これからも食事に取り入れていきたいと思う。