「アスリートは性欲が強い」というのはもはや周知の事実。
身体を鍛えると男性ホルモンが多く分泌されるため、そのぶん夜のほうも積極的になるのだとか。ある意味、身体を危険にさらしているということで「子孫を残さなきゃ」という本能が働くみたいですね。
【性の雑学】オリンピックとコンドームの関係とは?
2016年リオオリンピックでのコンドーム配布数は約45万個!
2016年に行われたリオオリンピックには、タレントの猫ひろしさんもマラソンランナーとして出場しましたよね! その際、猫さんも選手村の食堂にて、以下のような機械が設置されていたことをツイートしています。
オリンピック・パラリンピック版コンドーム!本当に配られてた。 pic.twitter.com/NlZpTWwyiT
— 猫ひろし (@cathiroshi) August 1, 2016
ガチャポンのような装置になっていて、回せば無料でコンドームをゲットできるんです。え! そんなの貧乏根性丸出しで回しまくっちゃいそうだけど…と、思っていたら、案の定猫さんも100個以上持って帰ったとのこと。
まあ…リオオリンピックでは45万個のコンドームが配布されたといいますから、そのぐらい持って帰っても問題ないっちゃないんでしょう。
オリンピック選手村ではセックスばっかりしてる…?
気になるのは、「なんでオリンピックの会場でそんなにコンドームが必要なの?」ということですが、これに関しても興味深い証言が多数あります。
女子サッカーアメリカ代表のホープ・ソロ選手は「建物の陰や芝生のうえなんかで、みんなセックスしているわよ」などと言っていますし、ロンドンオリンピック水泳競技の金メダリスト、ライアン・ロクテ選手は「7割がやっている」などとも…。物騒な話だと、選手村の女性清掃員にセクハラをして捕まった人もいます。
やはり…家族もマスコミも立ち入り禁止の選手村では、アスリートたちも性欲が爆発してしまうのでしょうか?
コンドーム配布の実情は「性感染症予防のプロモーション」のため
…と、妄想も十分に膨らんだところで種明かしをすると、実際は「選手たちがお盛んだから」という理由ではなく、あくまで「性感染症予防のプロモーション」として配布しているとのこと。
なるほど、オリンピックのアスリートからコンドームの普及をしていこうということですね! 彼らの影響力はすごいですから。
特にリオオリンピックに関しては、土地柄で「ジカ熱」や「デング熱」などの感染症も流行っていたため、より多くのコンドームが配布されたのだといいます。
うおお…選手村で流行するようなことがあったら、オリンピックどころの話じゃなくなっちゃいますね…。みんなヤリまくりだなんて不謹慎な想像してごめんなさい! …でもそれなら、数々のお盛ん証言はなんなんだ?
東京オリンピックは世界に日本の技術力を示すチャンス!
リオオリンピックでは過去最多のコンドームが配布されましたが、東京オリンピックではさらに増えるかもしれません! なんてったって、日本は世界最高峰の技術を誇るコンドーム大国ですから。
日刊スポーツの記事「2020年東京からコンドーム愛を世界に配信」でも、東京オリンピックに向けて「相模ゴム工業」「オカモト」「不二ラテックス」という、日本コンドーム業界の三本柱が特集され、それぞれに「日本の技術を世界に示すチャンス」「コンドームはアダルトグッズではなく、生活用品という認識をもっと広めたい」などと意気込みを示しています。
特に相模ゴム工業やオカモトが販売している0.01~0.02ミリのポリウレタン製は、日本企業しか成し得ていない領域の薄さを誇ることもあって、海外勢からは注目されそうです。実際、観光客でも珍しがってお土産にする人が多いといいますよ。
日本の技術力に感心した世界の人々が、さらにコンドームを普及させていってくれることに期待です!
雑学まとめ
アスリートの性欲が強いのはたしかにそうかもしれませんが、実際のところオリンピックで大量のコンドームを配るのは、性感染症予防の意識を広げていくため。オリンピックは平和の象徴といわれるように、社会貢献の場としても大きく活用されているのです。
…でも、キュっと引き締まったアスリートたちの身体はやっぱり魅力的。そういう間違いが起きても全然おかしくないよね…というのもまた、正直な感想です。