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ウソつかれた?不動産の徒歩時間が実際とは違う理由とは?

雑学カンパニー編集部

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不動産広告の「徒歩5分」が5分以上かかる理由に関する雑学

みなさんはこういった経験はないだろうか。「駅まで徒歩5分って物件情報に記載してあったのに、実際に歩いてみたら10分以上かかった」。

こういったケースが実は非常に多いのだ。なぜこういったことが起こるのだろう。不動産は嘘をついているんじゃないだろうか、と疑いたくなる。

果たして本当に嘘をついているのだろうか。今回の雑学では、この真相を探ってみたぞ!

【生活雑学】不動産の徒歩時間が実際とは違う理由とは?

孫ちゃん
あ、またマンションのチラシだ。こういう物件情報に書いてある「徒歩〇分」って、誰かが実際に歩いて計ってるの?
おばあちゃん
それはちゃんと基準があってね、1分=80mって決まってるんだよ。

【雑学解説】不動産の徒歩時間は、一定の基準に従って決められている

不動産の徒歩時間は、一定の基準に従って決められているというトリビア

不動産の物件情報には「駅まで徒歩○分」と書かれているものが多い。

実は不動産の徒歩時間は、一定の基準に従って決められているのだ。それは、1分あたりの距離を80mと定めている。

つまり徒歩5分ということは、400mの距離があるということだ。だから歩くのが遅い人は当然、5分以上かかってしまうだろう。

1分=80mという基準は、どうやって決めたのか?

これは、健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて歩いた平均速度をもとにして決められたものだ。男性よりも歩くのが遅い女性が、ハイヒールという走りにくい靴を履いた場合を基準とすることで、「決して足が早い人を基準にしていない」ことをアピールしている。

おばあちゃん
たしかに条件としてはあんまり良くはないねぇ。

なるほど、こういう基準で決められているんだなあ。ところが! 問題はここから。徒歩時間というのは、そう単純な話ではないのだ。

まず、踏切や赤信号などで待たされる時間はカウントしていない。あくまで距離だけを見て、徒歩何分かを図っている。

おまけに、「駅まで○分」というのは「駅の入り口まで○分」という意味であり、駅のホームを歩く時間は全く関係ないのだ。こういったことになっているため、駅まで徒歩5分と書かれていても実際は10分以上かかる場合もあるかもしれない!

言われてみればたしかにそうだよなあという話だ。

孫ちゃん
何本も大きい道路渡らなきゃいけないとか開かずの踏切とかね。結構あるんだよね~、これ。

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【追加雑学①】賃貸物件における家賃交渉のコツ

賃貸物件における家賃交渉のコツについてのトリビア

今回は不動産のトリビアということで、賃貸物件における家賃交渉のコツについて紹介するぞ。

たとえば、駅から徒歩5分という物件は家賃が高いことが多い。やはり、値切りをしたくなる人もいるだろう。

家賃交渉のコツは、まず、空室がどのくらいそのアパートにあるのかを確認することだ。

気になるアパートがあったら、不動産の人に「空室はどの程度あるのか」「前の入居者が退去したのはいつぐらいか」をしれっと聞いておこう。空室が多い物件は、いち早く部屋を埋めたいと思っているから、家賃交渉をしてくれる可能性が高い。

おばあちゃん
でも駅から近い物件ってのはなかなか空きが出ないんだよ。あんまり便利なところだと、家賃交渉してる間に他の人に決まっちゃう可能性もあるかもしれないねぇ。

また、家賃交渉する際は、あくまで「お願いする姿勢」でいこう。

「値下げして当然だ―!」という態度はNG。「できれば家賃を下げてほしい」と下手に出た方が、不動産の人もこちらに好感をもち、話を聞こうという気持ちが生まれるはずだ。

【追加雑学②】ベランダとバルコニーとテラスの違いは?

ベランダとバルコニーとテラスの違いについてのトリビア

物件情報を見ていくと気になるのが、ベランダバルコニーテラスの違いはなんだろう? ということだ。

ここは、けっこう曖昧になっている人が多い。

  • ベランダは、建物から張り出した縁のことであり、屋根のあるもののこと。
  • バルコニーは、同じく建物から張り出したものではあるが、屋根がついていないもののこと。
  • テラスは、屋根がついておらず、2階ではなく1階につけられたもの。また、リビングやダイニングと連携するように設けられている。

このような違いがあるのである。

孫ちゃん
へぇ~。ちゃんとした違いがあるんだね。てっきり所有者の好みの呼び方なんだと思ってた。

なるほどなあ。「ベランダだと思ったらバルコニーだった!」ということがないように気をつけよう…。屋根の有無は大きい。

雑学まとめ

ウソつかれた?不動産の"徒歩5分"が5分以上かかるのはなぜ?というトリビア

本雑学記事では、不動産広告の徒歩5分が5分ではない理由について解説した。

不動産の徒歩時間は一定の基準に基づいて決められている。踏切りや信号で待つ時間はカウントされていないため、大きく時間が食い違うことも多い。

物件情報だけで決めるのではなく、実際に歩いてみてから物件を決めたいところだ……。

おばあちゃん
おばあちゃんも昔あったけど、内覧のときに不動産屋さんから車でその物件まで連れていってくれるんだよ。でもそうすると実際に歩いてみるのとは全然違うから、あんたもいずれ一人暮らしとかするときは、必ず自分の足で歩いた方がいいよ。
孫ちゃん
実際に歩いた方が、周辺の雰囲気とかもわかりそうだしね。参考にしま~す!

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