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名前変わりすぎ!"新体操"は今まで何度も名称が変更された

zatsugaku

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「新体操」は昔、別の名称で呼ばれていたという雑学

1984年のロサンゼルスオリンピックから個人総合競技が正式種目となった「新体操」。さらに1996年のアトランタオリンピックからは「団体競技」も追加された。日本では「フェアリージャパン」という愛称名で、親しまれている。

ところで、この「新体操」はかつて別の名称で呼ばれていたことをご存知だろうか。今回の雑学では、その真相について迫っていく。

【スポーツ雑学】「新体操」は昔、別の名称で呼ばれていた

マッチョ課長
新体操は1963年に、ハンガリーのブタペストで「モダン・ジムナスティックス(modern gymnastics)」の競技名で開催された。日本語でいうと「第1回新体操世界選手権」だ。だがその後、たびたび名称が変更されているんだ。
新人ちゃん
モダン・ジムナスティックス?舌噛みそうな名前っすね。

【雑学解説】「新体操」の競技名の変遷

「新体操」の競技名の変遷についてのトリビア

「新体操」とは、リボン・ボール・フープなどといった5つの道具(手具)を用いながら、選手が音楽にあわせて演技を行う男女の体操競技のことである。オリンピックでは、女子選手のみの競技が行われ、技の難易度や、音楽と演技の調和性をはかる芸術性などが重視される。

「新体操」は、英名で「リズム・ジムナスティックス(rhythmic gymnastics)」と呼ばれており、日本ではかつて「団体体操」「一般体操」「団体徒手体操」などと呼ばれていた。

だが、1968年の「全日本学生新体操選手権大会」から正式に、現在の「新体操」という名称が使われ、現在に至っている。

新人ちゃん
英語だけかと思ったら、日本語でもコロコロ名前は変わってたんっすね。

一方世界に目を向けると、日本以上に英語の競技名はたびたび変更されている。新体操の世界選手権が初めて開催されたのは、1963年のブタペスト大会からである。

この大会は「モダン・ジムナスティックス(modern gymnastics)」の競技名のもとに開催された。「モダン」が新体操の「新」を意味し、「ジムナスティックス」が「体操」を意味する。

日本名の「新体操」は、この時代の競技名を日本語に訳したものとされている。その後、オランダ・ロッテルダムで開催された1973年の「第6回新体操世界選手権」において、「モダン・リズミック・ジムナスティックス(modern rhythmic gymnastics)」の名称で大会は開催された。

その後も「リズミックスポーツ・ジムナスティックス(rhythmic sports gymnastics)」になるなど、その名称はたびたび変更された。現在は、先ほど記載した「リズミック・ジムナスティックス(rhythmic gymnastics)」が使用されている。

今回調べた限りでは、変更された理由についての詳細は分からなかった。とにかく日本では名称が統一されている「新体操」は、実はその競技名が変更された歴史があったのだ。

マッチョ課長
一番シンプルなものに落ち着いたんだな。

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【追加雑学①】新体操の選手が履くシューズの秘密とは?

新体操の選手が履くシューズの秘密についてのトリビア

オリンピックや世界大会などで新体操選手の演技を観ている際、選手の足元を見て何かに気付かなかっただろうか。実は新体操の選手と、他のスポーツ選手の足元を比べると決定的に違うことがある。

それが、選手の履くシューズにある。一般にスポーツ選手が履くシューズは、足先からかかとまで完全に覆われたタイプが一般的である。だが新体操選手が履くシューズは、かかとの部分がなく、足の前半分を覆う「ハーフシューズ」である。つまり半分は裸足で演技をするのだ。

一般に新体操選手が履くシューズは、「デミシューズ」「ハーフシューズ」の2つのタイプに分かれている。基本的な形には違いがないものの、前者は履き心地が良く、靴下の様な生地で作られているため、足にフィットしやすいという特徴がある。

さらに「デミシューズ」比較的値段は安いものの、生地が柔らかい素材で作られているため、破れやすいのが難点だという。逆に「ハーフシューズ」は、生地が丈夫で、破れにくく耐久性があるが、足のフィット感には欠けるという。

新人ちゃん
どっちもそれぞれ良い点と悪い点があるんっすね。

選手がシューズを履くのは、演技をする際につま先を保護する役割と、足先まで美しく演技を見せるための、2つの理由があるとされる。いずれの「シューズ」も、肌の色に近い「ベージュ」が多く販売されているという。

【追加雑学②】青森大学の新体操部が立った世界のひのき舞台とは?

2016年のリオ・オリンピックの閉会式で行われた、東京オリンピックへの「引継ぎ式」を覚えているだろうか? 日本生まれのゲームやアニメのキャラクター、またCGと現実世界を融合させるなど、遊び心を思わせる演出にあふれていた。

この式において、東京オリンピックで50人のダンサーがパフォーマンスを披露した。実はそのダンサーのうち20人は、青森大学の男子新体操部の部員が占めていた。実際の映像をご覧いただこう。

新人ちゃん
ヤバ…男子の新体操ってめっちゃかっこいいじゃないっすか!

青森大学・男子新体操部は、当時、全日本選手権14連覇中だった。また男子の新体操競技はオリンピックの正式種目を目指していることから、2020年東京オリンピックへ引き継がれるこの閉会式の場で、パフォーマンスが披露されたという。

「引継ぎ式」という大舞台で、オリンピックの正式種目を目指す男子新体操を披露させる演出が心憎いではないか。今後オリンピックで、男子の新体操が正式種目になる機会が訪れるかもしれない。

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雑学まとめ

以上、新体操は別の名称で呼ばれていたという雑学と、新体操にまつわるトリビアをご紹介してきた。「体操王国」と呼ばれる日本だが、「新体操」に注目が集まる機会はそれほど多くないかもしれない。

だが、リオ・オリンピックの閉会式で男子の新体操部員がパフォーマンスを披露したように、オリンピックや世界大会で男子の演技を観られる日は近いのかもしれない。今後の選手たちの活躍に期待している。

新人ちゃん
男子新体操ってドラマのモチーフにも使われたことあるし、もっと広まってほしいっすね。みんな肉体がきれいだし…。
マッチョ課長
新人ちゃんの注目ポイントって肉体美だよね…。

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