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速っっ!スカイダイビングの速度は新幹線くらいなんです

雑学カンパニー編集部

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新幹線の速度とスカイダイビングの速度は同じくらいという雑学

スピードが速いものの代名詞といえば、そう新幹線だ! のぞみに乗れば東京-新大阪間が2時間半で到着する。2時間半といえば、プロ野球1試合の時間より短い。とにかく新幹線はスピーディーだ。この新幹線より速い乗り物など存在しないはずだ。

しかし、スカイダイビングの速度は新幹線と同じくらいだとの話を聞いた! 本当なのだろうか。今回はこの雑学について検証してみたので、どうぞ最後までお付き合いいただきたい。

【生活雑学】新幹線の速度とスカイダイビングの速度は同じくらい

孫ちゃん
スカイダイビングやってみたいな~。空飛んでるみたいで気持ちよさそうじゃない?
おばあちゃん
でもフワフワ浮いてるわけじゃないからね。あれ、新幹線とだいたい同じ200kmくらいの速度が出てるんだよ。
孫ちゃん
えっ!?うそっ!新幹線の速さで落ちてるの!?

【雑学解説】スカイダイビングの速度は時速200km

そのスピードは時速200kmについてのトリビア

たとえば4,000mの高度からジャンプした場合、パラシュートが開くまでの時間は、約70秒である。そのあいだジャンパーはひたすら落下するのみだ。これは怖い。そして、なんとその速度は時速約200kmにまで及ぶのだ。

孫ちゃん
数字で速さを聞くと、かなり怖くなるね…。もっとゆっくりなのかと思ってた…。

新幹線の平均速度も大まかにいえば時速200kmといえるので、スカイダイビングと新幹線の速度は同じだということになる。新幹線は車体が守ってくれるので外気の影響を受けずに快適な旅が楽しめるが、スカイダイビングは完全に野ざらしである。(しかも空中で…。)

おばあちゃん
テレビでスカイダイビングの映像を見ると、ほっぺたのお肉がブルブルしてるくらいだからねぇ。
孫ちゃん
天然の小顔マッサージだ…。

新幹線の窓から手や顔を出すことなど危険すぎて絶対にやらないが、スカイダイビング中は常時全身が200kmの速さで外気を切り裂いていく。こう考えるとスカイダイビングは想像を絶する所業である。

ただ、落下中ジャンパーは落ちるという感覚は感じていないようで、むしろ浮いているという感覚を得るらしい。この感覚が病みつきになって、スカイダイビングにはまってしまう人が多いのだ! 理屈としては、身や寿命を削ることになるので、酒やたばこにはまる感覚と同じということか。

おばあちゃん
たしかに「楽しかった!」っていう人は多いねぇ。
孫ちゃん
ね!よくそう聞くからやってみたいんだよね~。

【追加雑学①】日本で最初にスカイダイビングをしたのは陸上自衛隊員

日本で最初にスカイダイビングが導入されたのは、昭和30年(1955年ごろ)で、陸上自衛隊の教育資料で確認されている。自衛隊のパラシュート訓練に利用されたということだろう。

ちなみにスカイダイビングの発祥はフランスで、主にヨーロッパやアメリカで発展してきたらしい。

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【追加雑学②】スカイダイビングは16歳以上であれば誰でもできる

スカイダイビングは16歳以上であれば誰でもできるというトリビア

スカイダイビングを楽しむのに特別な資格は必要ない。体力があり健康な、満16歳以上の人ならOKだ。80歳のおばあちゃんがスカイダイビングをした記録も残っている。このように間口は広いが、1人で飛ぶことはできないので注意!

おばあちゃん
あんたはあと数年ガマンだねぇ。
孫ちゃん
じゃぁ私が16歳になったらおばあちゃん一緒に飛ぼうよ!80歳の記録もあるくらいだし。
おばあちゃん
か…考えとこうかね…。

初心者が体験できるのは、インストラクターと体験者がペアとなって行う「タンデム・ジャンプ」というものである。

またスカイダイビングはただの娯楽と考えている人も多いが、実はれっきとしたスポーツ。落下により発生する風を利用した身体コントロールのスキルやパラシュートの操縦技術が争われる。

第二のオリンピックともいわれるワールドゲームズの大会では、競技種目にパラシューティングというものがあり、過去に日本人ペアが銀メダルを獲得した実績がある。

孫ちゃん
スカイダイビングってスポーツだったの!?趣味レベルだと思ってた。

【追加雑学③】スカイダイビングのパラシュートは四角いタイプが主流

パラシュートは四角いタイプが主流についてのトリビア

皆さんパラシュートの形というと、クラゲ型のものを想像するかと思うが、実は現在主流となっているのはスクエア・タイプ(四角型)だそう。

このスクエアタイプは横から見ると翼の形をしている。大トロサーモンなどお寿司のネタのようにも見える。素材や安全性のために、あらゆる点で改良され、クラゲ型から今のタイプに至ったらしい。

おばあちゃん
クラゲ型は、傘が潰れにくいのはいいんだけど、着地するときに2階から落ちたのと同じくらいの衝撃を受けるらしいねぇ。
孫ちゃん
それかなり危険じゃない?
おばあちゃん
そうそう。正しい受身をとらないとケガするらしいよ。
孫ちゃん
危険だから改良されて今の四角い形になったんだね。

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雑学まとめ

速っっ!スカイダイビングのスピードは新幹線くらいなんですという雑学まとめ

今回はスカイダイビングにまつわる雑学をご紹介してきた。4,000mからスカイダイビングをすると、その最高速度は200kmにもなり、これは新幹線の速度と変わらないということだ。もしパラシュートがひらかず、この速度のまま地面に打ち付けられたら、粉々になってしまうだろう。

孫ちゃん
いや、そこはね、できれば考えたくないよね…。

そう考えるとスカイダイビングはかなり恐ろしいスポーツだが、1度は体験したいものだ。

孫ちゃん
じゃぁおばあちゃん!私が16歳になったらやろうね!
おばあちゃん
あ、あいたたた…。ちょっと腰いためちゃってねぇ…。

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