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熱い戦い!山形では"世界スリッパ卓球大会"が開催されていた【動画あり】

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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山形では毎年「世界スリッパ卓球大会」が開催されていたという雑学

卓球といえば、ラケットでピンポン球を打ち合う競技だ。だがしかし! なんと、スリッパがラケット代わりの卓球大会があると!?

そう。ラケットではなく、スリッパをラケット代わりにしてプレーする卓球大会があるというのだ。

スリッパで卓球なんて聞くと、「どうせ遊びみたいなもんじゃないの?」なんて思ってしまいそうだが、ところがどっこい。世界大会まであったという。世界大会! いやいや、そんな大きな大会なの!?

本気の勝負あり、コスプレありのスリッパ卓球大会。世界大会をはじめ、全国で行われているスリッパ卓球大会についての雑学をご紹介しよう。

【スポーツ雑学】山形では毎年「世界スリッパ卓球大会」が開催されていた

マッチョ課長
山形県の河北町で行われていた卓球大会は、スリッパがラケット代わりなんだ。まるで遊びの延長のような卓球だが、実は世界大会まで開催されていたんだぞ。
新人ちゃん
スリッパ卓球大会…?世界大会はすごいと思うっすけど、『スリッパ』…なんかふざけた感じがする大会っすね。

【雑学解説】スリッパ卓球大会のきっかけは?

スリッパ卓球大会のきっかけは、高齢者のスポーツイベント「ねんりんピック」についてのトリビア

全国健康福祉祭HPより「ねんりんピック」

スリッパ卓球なんて聞くと、「卓球もどきの遊びかなにか?」と思ってしまいそうだが、しっかり競技として大会が開かれている。

スリッパ卓球のそもそもの始まりは、毎年開催されている「全国健康福祉祭」通称「ねんりんピック」がきっかけ。ねんりんピックとは、おもに60歳以上を中心としたスポーツ・文化の交流イベントである。

マッチョ課長
このねんりんピックは厚生省50周年記念事業の一つとして、1988年から開催されているぞ。

1997年のねんりんピックの開催地は山形県。試合会場が河北町に決まったのだが、出場する選手や地域の人たちの交流のためにできるスポーツはないかと考えた。その結果、卓球が盛んであることや、スリッパの生産量が日本一であることからスリッパ卓球を思いついたとのこと。

それから河北町では毎年スリッパ卓球大会が行われていたが、ついに2004年の大会から世界大会に昇格! 全国各地からはもちろんのこと、外国人も参加するようになったのだという。(…とはいいつつ、山形大学に在籍する留学生が大半だったらしいが…。)

新人ちゃん
世界大会っていっても、外国から遠征に来るってワケではないんっすね…。

毎年盛り上がりを見せたスリッパ卓球大会だったが、そもそもこれは地元の有志の手によって開催されていた大会。2012年の第9回大会を最後に、現在は行われていないようだ。

スリッパ卓球のルールは?

スリッパ卓球のルールについてのトリビア

世界スリッパ卓球大会も、普通の卓球とルールは同じ。ただ、使う球とラケットが違う

球は普通の卓球で使うものよりひとまわり大きいラージボール。空気抵抗が大きくなるため、卓球をやったことがない人でもラリーが続きやすい。そしてラケットは当然スリッパ

しかしこのスリッパ、しっかり大会専用のものがある。幅は広く、かかと部分は逆に細くなっている。普通にスリッパとして使うのは当然無理。しかも使うのは1つ、片足分だけ。

大会専用のスリッパのかかと部分を手に持ち、裏面を使って球を打つ。スリッパの裏面は適度に柔らかいため、球のスピードも威力も落ちるので打ちやすい。おかげで、ちょっぴり「卓球できます」気分を味わうことができるそうだ。

マッチョ課長
卓球初心者でも気軽に始められそうだな!

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【追加雑学①】温泉地ではスリッパ卓球大会がブーム?

山形県のスリッパ卓球世界大会は現在開催されていないが、ほかにもスリッパ卓球大会は行われている。

毎年の行事として定着しているのが、北海道のまっかり温泉で開かれる「全日本スリッパ卓球選手権」だ。先ほど紹介した山形での世界スリッパ卓球大会と、選手の相互派遣をして交流があったという。

こちらは山形の大会とは違い、スリッパ持参での参加つま先の開いたスリッパ・山形の世界大会公認スリッパは禁止だ。受付時にスリッパチェックなるものがある。スリッパの底の部分以外は装飾OKなので、スリッパとコスプレで参加する人もいるらしい。

新人ちゃん
スリッパとコスプレ…お祭りっすね。なんか楽しそう…。

ほかに、松江の玉造温泉や、山口の湯田温泉でもスリッパ卓球大会が開かれている。その年によってダブルスのみだったりと多少の違いはあるが、基本的にどこの大会もラージボールを使用し、持参のスリッパで参加するというルールが多い。

300人を超える人数が参加する大会もあり、かなり盛り上がっている感じがする。温泉宿で、旅館スタッフとのスリッパ卓球大会が開かれているところもあるようで、温泉地ではスリッパ卓球がお楽しみイベントの1つになっているようだ。

まっかり温泉で毎年開催されているスリッパ卓球選手権の動画がこちら。会場自体は小さいが、熱気がすごい。

マッチョ課長
思ったより白熱した試合だな…。

ちょっとなにこれ。めっちゃ楽しそう。というか、全然初心者向けじゃないでしょ、これ。みんな超本気モード。

【追加雑学②】スリッパ卓球大会専用のスリッパが、ふるさと納税の返礼品に!

現在山形県河北町の世界スリッパ卓球大会は開催されていないが、なんとその大会の公認スリッパが、ふるさと納税の返礼品になっている。

赤と青の2個セットで、まさに大会で使うあの形! いや、でも、これもらってもどうしようか…。河北町の大会のときには、受付の人が「大会が終わったら状差しとして使って下さい」とアピールしていたようだが…。

よく見ると、たしかにかかと部分の先にちっちゃな輪っかが付いている。ここを壁に引っ掛けて状差しとして使えるよ、と。まぁスリッパの足に触れる部分は畳だし、和風なフラワーアレンジメントでもしたら、ちょっとかわいいかも。

ちなみに寄付金額は、赤・青2個セットで1万円だ。

新人ちゃん
私なら絶対いらないっすけど…。
マッチョ課長
そんなこと言うなよ新人ちゃん…。こういうのを喜ぶ人だっているんだから…。

雑学まとめ

熱い戦い!山形では"世界スリッパ卓球大会"が開催されていたという雑学まとめ

スリッパ卓球大会についての雑学だったが、調べてみると結構全国各地で大会が開かれていてびっくりした。そんなにメジャーだったのか。まぁ「温泉といえば卓球」的な感覚?

コスプレをするために大会に参加する人もいるくらいだし、しかも参加人数も結構多いので、見るだけでも結構おもしろいかもしれない。

参加資格が小学生以上という大会も多いので、家族連れでも楽しめそうだ。宿泊者は大会参加費が免除されたりすることもあるので、温泉旅行の際にはスリッパ卓球大会に参加してみては?

マッチョ課長
ちなみに、スリッパというのは日本発祥だったんだ。知ってたか、新人ちゃん?
新人ちゃん
マジっすか?『スリッパ』ってカタカナなのに?

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