いたるところにあるお店というと、皆さんは何を想像するだろうか? コンビニは鉄板であろう。都市部ならば、徒歩圏内に何店舗も見つかる。
また歯医者もたくさんあるように感じる。純粋に独立した店舗だけでなく、ショッピングモール内などでも、多くみかける気がする。
美容院もたくさんあると感じるのでは? ではこの3つのなかで、どれが一番数が多いのだろうか? 調べてみたので、今回の雑学ではその結果を記す。実は一番多いのは意外や意外、あれだった…?
【生活雑学】コンビニ・歯医者・美容院で店舗数が多いのは?
【雑学解説】一番多いのが美容院で24万軒
なんとなくこの中ではコンビニの数が一番多いと予想していたが、完全に予想を裏切られた。コンビニの4倍以上の数の美容院があるのだ。コンビニのほうがよく見かける気はしていたのだが…。
また歯医者の数もコンビニより多い。歯医者になるほうがコンビニの店長になるより難しそうだが、なんとも面白い結果である。
さて、これだけ美容院があって気になるのは、店が潰れないのかということだろう。やはり美容院は毎年かなりの数潰れている。しかし、それ以上に毎年開店する店舗数が上回っているのである。
年間8,000軒の店舗が閉店するが、1万軒以上新規開業しているらしい。平成元年の数字では、美容室は18万5,452件であったので、そのときと比べると6万件以上も数が増えたことになる。リーマンショックもなんのその、美容業界は年々成長を続けているのだ。
筆者は千円カットを利用しているのでよく分からないが、おしゃれな女性は一回の美容室で何万円もかけるようなので、業界の単価自体は高いといえるのだろう。しかも、若い女性とたくさんお話しできるのだから美容師はオイシイ職業だ。うらやましい…。
これだけ店舗が多いということは美容師の多くが独立して、自分の店をもっているからだろう。一国一城の主になりたい、と野心の強い美容師は多いのである!
女性美容師ももちろんいるが、独立志向が強いのは男性美容師のほうらしい。そんな、日本で24万軒以上も存在する美容室で働いている美容師の働き方の実情を、ここからは見ていくこととしよう。
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【追加雑学①】美容師の年収は?
厚生労働省の調査によると2017年の美容師の平均年収は260万円だとされている。仕事の大変さから考えると低いと思う人もいるかも知れない。
早々に見切りをつけて店をたたんでしまう人が多いのも納得できる年収だ。ちなみにサラリーマンの平均年収は、約430万円程度であるから、あきらかに会社員のほうが多くのお金を貰えている。
しかしはこれはあくまで平均の数字。実力があって稼ぐ美容師になれば、サラリーマンの平均を簡単に超え、年収1,000万円以上の高所得者になっているケースもある。ようは個人の能力によるところが大きいということである。
【追加雑学②】美容師の定年は?
おじいちゃんやおばあちゃんになっても働いている美容師はいるのだろうか? あまりイメージはないが…。会社員のように美容師に定年があるのか探ってみた。
どうやら美容師の定年は40代のようである。やはりおじさんになってくると感性も衰え、流行についていくのが厳しくなるのだろう。
しかし40代になっても、美容師を多く抱えているサロンというところでマネージャーなどの経営にも関わる役職で頑張っている美容師もいるようだ。
美容院と美容師の雑学まとめ
今回の雑学はいかがだっただろうか。コンビニ・歯医者・美容院のなかで、一番店舗数が多いのは美容院というなんとも意外な結果だった。しかもその数は断トツで24万件を越える。美容師の数は全国で49万人程度なので、だいたい一店舗に2人から3人の美容師がいる計算だ。
大手の美容サロンは何人も美容師を抱えていることを考えると、実際は1人で経営している美容師が多いということになる。誰の助けも借りず自分の力で生きていくとは、さすが美容師、かっこいいものだ!
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