意外なルール

深い理由が…!飛行機の機長と副操縦士は"別々の機内食"を食べなければならない

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

飛行機の「機長」と「副操縦士」は別々の機内食を食べなければならないという雑学

男の子の将来の夢ランキングで、常に上位にくる職業のひとつ、パイロット。飛行機を操縦し、世界中の空を飛び回る、最高にかっこいい仕事だ。しかしその華やかさとは裏腹に、過酷な労働であるのも事実であろう。

たくさんの乗客の命を担うという重責も常に背負っている。空の上という特殊な状況では、地上にいるとき以上に不測の事態に備えておく必要もある。そのため、パイロットには様々なルールが課せられている。

それにはフライト中の食事といった細かなことも含まれるという。いったいどんなルールなのだろう。今回はそんなみんなの憧れ、パイロットについての雑学をご紹介するぞ。

【ルール雑学】飛行機の「機長」と「副操縦士」は別々の機内食を食べなければならない

飛行機の機長と副操縦士は、同時に食中毒になるのを防ぐため、別々の機内食を食べなければならない。

【雑学解説】機長と副操縦士が違うものを食べるのは、共倒れを防ぐため

機長と副操縦士が違うものを食べるのは、共倒れを防ぐためというトリビア

通常飛行機の操縦は、機長と副操縦士の二人で行うことが義務付けられている。機長は最高責任者として、主に操縦をし、全体の指揮をとる。副操縦士は通信業務や安全確認などをしながら、機長の指令に従い補佐として働く。

長時間にわたるフライトの際は副操縦士が運転を交代することもある。当然ながら機長と副操縦士は、日頃からフライトに備えて健康管理を怠らない。飛行機は最も安全な乗り物といわれてはいるが、仮に事故に至った場合の致死率は最も高い。

飛行機はものすごいスピードで進んでいるので、一瞬の判断がかなり重要となる。そのため体調不良で判断力や思考力が鈍った状態で操縦するのは危険すぎるのだ。とはいえ十数時間ものフライトのあいだには何が起こるかわからない。

それで万全をきして、食べ物による食中毒で機長と副操縦士の両方がやられるのを防ぐために、それぞれ違うメニューの機内食を食べるというルールがある。もちろん機内食の衛生面にも注意が払われているが、万が一に備えてである。

暗黙の了解として、機長の方に決定権があるようで、副操縦士は残りのものを食べる。場合によってはフライト前の食事も違うものを食べるようにするという徹底ぶりである。

そうした見えないところでのちょっとした瞬間にも、乗客の安全を第一にした対策がなされていたのだ。

スポンサーリンク

【追加雑学①】飛行機には自動操縦装置がある

飛行機には自動操縦装置があるというトリビア

では機長と副操縦士は常に一瞬の油断も許されず、神経を尖らせていることが求められるのだろうか。しかし操縦クルーも人間である。トイレに行ったり、食事をとる必要がある。

実は飛行機には自動操縦装置があり、離陸と着陸のとき以外はほとんどがオートフライトモードであるという。それで機長と副操縦士は交代でトイレに行ったり、食事したり、身体を休めることができるのだ。

しかし自動操縦といっても、適切な速度や高度が保たれているか常にチェックしている必要がある。それで、食事もコックピットでとるので、パイロット用に食べやすい容器にされている。

どちらかがトイレに行く際にはもう一人は酸素マスクをしなければならない。低酸素で意識が薄くなるのを防ぐためだ。低酸素の症状は客観的に見てわかるため二人いればお互いに注意できるが、一人になるときには万が一に備えてマスクをする。

おすすめ記事

飛行機のパイロットは客席のトイレを使用しているという雑学
飛行機のパイロットのトイレ事情とは?コックピットにはありません

続きを見る

また、コックピットに一人にならないように客室乗務員が呼ばれることもあるらしい。不審者が侵入しないよう見張り、ハイジャックを未然に防ぐためだ。機内では常に緊急事態を想定した対策がとられているのだ。

おすすめ記事

飛行機で聞く「ドアモードを変更してください」の意味は?に関する雑学
"ドアモードを変更"?飛行機で聞くアナウンスの意味とは?【緊急脱出装置】

続きを見る

【追加雑学②】パイロットの勤務表にはNGリストがある

これまで見てきた通り、飛行機の操縦をつかさどる機長と副操縦士には、常に安全を意識した行動が求められる。そしていうまでもなく、二人が協力し合うことも、円滑なフライトには欠かせないだろう。

コックピットの狭い空間に十何時間も一緒にいるので、二人の仲が険悪になったりしたら大変だ。乱気流に突入するかのような、激しいフライトになってもらっては困る。

実際世界の一部の航空会社では、パイロットが勤務希望を提出する際に、ペアになりたくない相手を指定できるNGリスト制度があるという。パイロットも感情をもつ人間だ。客としても息の合った仲の良い操縦クルーを希望したいものである。

雑学まとめ

深い理由が…!飛行機の機長と副操縦士は"別々の機内食"を食べなければならないという雑学まとめ

今回は、格好良い職業でおなじみのパイロットについての雑学をご紹介した。空の旅をリードするパイロットには、安全のために様々なルールが課されていた。機長と副操縦士はいつも違うものを食べているので、共倒れする心配ご無用だ。

ぜひメニューの取り合いで喧嘩にならないよう、仲の良いペアを組んであげて欲しい。快適な空の旅のためにも、二人の機内食事情は重要なのである。

おすすめ記事

飛行家サン=テグジュペリは操縦が下手で事故多発?に関する雑学
操縦が下手…?サン=デグジュペリの最期が悲しすぎる【星の王子さま】

続きを見る

いま読まれている記事

  • この記事を書いた人
zatsugaku

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

© 2020 雑学カンパニー