なにかと忙しい現代人。
一日のハードなスケジュールをこなしたあと、ふかふかのベッドに飛び込むのは至福の瞬間ではなかろうか? 明日への英気を養う大切な睡眠…。
しかし、もしそのベッドによってうっかり永遠の眠りについてしまうなんてことが起きてしまったら…? そんな冗談みたいな話、実は現実にあるのだ。この雑学記事を読んだ後、あなたはベッドで眠ることができるだろうか…?
【世界雑学】アメリカでは毎年、600人がベッドから落ちて亡くなっている
【雑学解説】ベッドに付いている手すりが原因か?
安眠をもたらすベッド。いったいどうしてベッドから転落して死んでしまうのか?
実は、ベッドから落ちないように安全対策として設けられた手すりが、事故率を上げている原因の一つであるという。
どういうことだ?!手すりがあるせいで死ぬ?ちょっと想像がつかない。
どうやら、手すりを乗り越えてベッドから出ようとする際に転落して、死亡してしまうケースが割にあるらしい。夜中にトイレに行きたくなって、寝ぼけて手すりをまたごうとして滑って…というパターンなんだろうか?半覚醒時には気を付けていただきたい。
また、身体能力が落ちてしまっている老人も、ベッドから転落し、打ち所が悪く死亡してしまうケースが多いらしい。
ちなみに筆者のベッドには手すりはないので、死ぬとしたら、床に転がって散乱しているモノに頭を打って死ぬパターンな気がする(何を隠そう汚部屋住人である!)。手すりがない人でも油断せず、ベッドのわきにはふっかふかのマットを敷いておくといいかもしれない。あと、ベッド周りの整理整頓もしておこう。バナナの皮は絶対に置かないように!!
ちなみにこのベッドから転落して死亡する確率、ジェットコースターの事故による死亡よりも高い確率で起きているそうだ。なんと、ジェットコースターでの事故死の110倍以上という高確率なのだから驚きである!
「日常に潜む危険」とはまさしくこのことではなかろうか…。
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【追加雑学】日本国内では、大人用ベッドからの幼児の転落事故が6年半で600件近く起きている
ベッドの引き起こす事故が問題になっているのはアメリカだけではない。日本国内でも事故が起きている。
平成22年12月〜29年6月末までの間に消費者庁が行った統計がある。0〜1歳の幼児が大人用のベッドから転落してしまうという事故が、なんと564件も起きているというのだ。しかもそのうち9件は死亡事故だ。
事故の例としては、寝返りを打ってそのまま床に転落・壁とベッドの間で窒息など、想像するだけでもぞっとする。
小さなお子さんがいらっしゃる方は気を付けてほしい。ベビーベッドを必ず使用しよう!
雑学まとめ
アメリカでは、毎年およそ600人がベッドから落ちて亡くなっているという、驚きの雑学をご紹介した。人々に安らぎを与えるベッドが死をもたらすツールにもなりかねないというのは、何とも恐ろしいことではないだろうか?
「うちのは手すり付きだから大丈夫」なんて思わず、むしろその手すりというヤツにも警戒してほしい!
ここは日本の文化・FUTONスタイルに戻るのも一案かもしれない。
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