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日本産!皮まで食べられるバナナがある。【動画あり】

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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日本には皮まで食べられるバナナがあるという雑学

バナナはおやつにも朝食にもなる便利な食べ物だ。低カロリーなのにビタミンや食物繊維も豊富なため、ダイエット食としても人気がある。

そんな人気のバナナだが、皮を剥かなければ食べられないのが面倒だ。会社や学校で昼食にバナナを食べて皮をゴミ箱に捨てると、ゴミ箱からバナナの香りがしてしまうのも悩ましい。

いっそのことバナナを皮ごと食べてしまいたい。そんな願いを叶えてくれる、皮ごと食べられるバナナがあるのをご存知だろうか。しかも日本産のバナナだという。

今回は食べ物にまつわる雑学として、皮まで食べられるバナナをご紹介しよう。バナナの皮まで食べられるように工夫をした、日本人の情熱をぜひ知ってもらいたい。

【食べ物雑学】日本には皮まで食べられるバナナがある

ガリガリさん
約40年の長い研究の結果、皮まで食べられるバナナが岡山県で誕生したんだぜ。
ぷよぷよくん
え?日本…しかも岡山県でバナナなんて栽培できるの?

【雑学解説】農薬不使用だからバナナの皮まで食べられる

皮まで食べられるバナナがあるという雑学の前に、そもそもバナナの皮は食べられないのかという疑問が浮かぶ。基本的にはスーパーで安く販売されているバナナの皮は、以下のような理由で食べるのにはあまり向いていない。

  • 栽培する際に農薬などを使用している
  • 皮が厚く味はえぐみがあり、美味しくない
ぷよぷよくん
バナナって農薬使ってたんだ…

しっかりと洗っても、美味しくないのでは皮まで食べたいとは思わないだろう。だが、岡山県で誕生した皮まで食べられるバナナは、普通のバナナと対照的な2つの特徴があるのだ!

  • 農薬不使用で栽培されている
  • えぐみがほとんどなく厚さも薄いので食べやすい

農薬を使っていないのならば、皮も安心して食べることができる。しかし、えぐみがなく食べやすいのは本当なのか? 実際に皮まで食べられるバナナを食べているのが、こちらの動画だ。

ガリガリさん
1本1000円以上のバナナか。一度食べてみたいぜ。

本当にバナナを皮ごと食べている…! しかも無理に食べているようには見えず、美味しいという評価もされているではないか!

病原菌のいない日本だからこそ皮も食べられるバナナが誕生した

なぜ皮も美味しいバナナが作れるのかは、日本の環境が関係している。バナナは熱帯地域で栽培が行われており、今までの日本では沖縄県などの一部の地域のみで生産されてきた。

皮まで食べられるバナナが生まれた岡山県は、本来バナナの栽培に適さない土地だ。しかし本州の気候は、バナナの病原菌にも生きづらい土地なのである!

病原菌の心配がないので農薬を使う必要もないことから、無農薬での栽培が可能となった。また、農薬を使用すると、バナナは実を守ろうとして皮が厚くなるが、農薬を使わないことで皮の薄いバナナになるのだそう。

農薬不使用のため、皮を食べたときに薬剤の苦味を感じることもない。さらにバナナの皮の厚さや味にも違いが出て、皮まで食べられるバナナが誕生したとは驚きである…!

ぷよぷよくん
農薬不使用で安心、しかも皮まで食べられるなんてうれしいねぇ。

【追加雑学①】皮ごと食べられる国産無農薬バナナは希少な高級品

皮ごと食べられるバナナ、一度でいいから食べてみたいと興味をもった人も多いだろう。だが、日本で生産されているはずなのに、売っているのを見たことがあるだろうか?

それもそのはずで、皮ごと食べられるバナナは生産している農家が少なく、生産量の少ない希少なバナナなのだ。

希少品のため値段も高い。スーパーでは5本200円ほどで購入できることも多いが、皮まで食べられるバナナは、1本700円前後の値段で販売されている。

ぷよぷよくん
1本700円かぁ…まぁ皮まで食べられると思ったらコスパは良いよね。
ガリガリさん
どういう計算したらそんな答えにたどり着くんだ?

皮まで食べられるバナナは、庶民のおやつというよりも高級フルーツに近い存在ということか…! 食べるときには、皮までしっかりと味わいたいものだ。

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【追加雑学②】千葉県でも皮まで食べられるバナナが栽培できる

バナナの本来の生産地は、フィリピンなどの熱帯地域だ。日本でも沖縄県などの暑い地域で生産されている。

皮まで食べられるバナナが生まれたのは岡山県だが、実は千葉県でも生産されている。関東の千葉県でバナナが育つとは、どういうことなのか。

皮まで食べられるバナナは「凍結解凍覚醒法」という方法によって、バナナの生育に適さない地域での栽培を可能としているのだ。凍結解凍覚醒法では、バナナに氷河期のような環境を体験させ、寒さに耐える力を引き出すのだという。バナナには寒い環境に耐える力が秘められていたのか…!

この凍結解凍覚醒法は、田中節三さんという日本人が、約40年の長い研究により開発した技術だ。田中さんのバナナへの愛情と探究心、すごすぎる…。

ガリガリさん
田中氏は『もんげーバナナ』を開発した人なんだぜ。

さらに千葉県よりも北の福島県でも、皮まで食べられるバナナの栽培が2018年の9月から始まった。

バナナの生産地は日本各地へと広まっている。あなたの住む土地でも、バナナが生産される日がくるのかもしれない。

【追加雑学③】バナナの皮でイグノーベル賞を受賞した日本人がいる

バナナの皮は滑るというイメージが強い。だが、実際に滑ったことがあるという人は少ないだろう。本当にバナナの皮は滑るのか? その疑問を解決するために研究をした日本人の研究者がいた。

北里大学の馬渕清資教授の研究チームでは、バナナの皮を踏んだときの滑りやすさを、摩擦係数を測定することで科学的に実証したのである。ギャグのようなテーマをまじめに研究するとは、すごい人だ…!

ぷよぷよくん
まさかそんなことを研究している人がいるなんてびっくりだよ。

バナナの皮が滑りやすいという研究結果は、2014年に「イグ・ノーベル賞」を受賞している。イグ・ノーベル賞はノーベル賞のパロディーで、「人々を笑わせ、考えさせる」研究に贈られる賞である。

ユニークな研究に対して贈られるイグ・ノーベル賞は、科学に詳しくない人でも楽しめるテーマが多いことから人気が高い。発想と情熱に感動である…!

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雑学まとめ

今回は、日本には皮まで食べられるバナナがあるという食べ物にまつわる雑学と、バナナの皮に関するトリビアを紹介した。

今までは捨てるものだったバナナの皮は食べることもでき、イグ・ノーベル賞を受賞する研究のテーマにもなるとは…。バナナの皮には、まだ何か秘められた可能性があるのではと期待してしまうぞ!

バナナの皮のようなものでも、追求すると色々な雑学がある。ぜひ自分の身近なところから、雑学の知識を深めていってほしい。

ぷよぷよくん
バナナの皮はむくものって思ってたけど、そんな固定概念を覆すバナナがあったとはねぇ…
ガリガリさん
さらに意外なバナナの雑学があるんだぜ。実はもともとバナナには種があったんだ。

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