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血液がドロドロになるのはいつ?原因と対策について解説!

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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一番血液がドロドロなときはいつ?に関する雑学

血液がドロドロ。TVでも血液ドロドロの話題や特集をやっているし、怖い病気になるという話だ。

もしかして血の気の多い私は、血がドロドロなのだろうか? 同じく血の気の多い上司は、よく献血に行っているという噂が聞こえてきたので、私も行こうかな?

でも、血の気が多いって感情の問題だったような? 血がドロドロしてるというのは、いったいどういう状態なのだろうか。

今回の雑学記事では、血液がドロドロ状態の原因や対策、一番ドロドロになっているのがいつなのか調べてみたよ!

【人体雑学】一番血液がドロドロなときはいつ?

ダヴィンチさん
人間の血液が一番ドロドロなときは、脱水のときなんだ。そのほかにも、脂質異常症・白血病・赤血球増多症・糖尿病などでもドロドロ状態になっているんだよ。
科学者くん
脱水でドロドロ…つまり、血液の水分が少ないからドロドロになるということですか?

【雑学解説】血液がドロドロになるとどうなる?

血液がドロドロになると、さまざまな病気の引き金となる。心筋梗塞・脳梗塞・狭心症・糖尿病・腎臓病などなど、怖い病気ばかりだ。血管内を流れている血液がドロドロしているのだから、スムーズに流れないのは予想がつくし、血の塊(血栓)もできそうなイメージだ。

「血液ドロドロ」はTVやメディアでも大きく取り上げられることがあるため、なんとなく知っている人も多いだろうが、これはもちろん医学用語ではない。状態を表した言葉でメディアが広めたものだ。実際は「血液の粘度が高い」と表現する。粘度とは粘り気のことだ。

科学者くん
『粘度』っていわれるよりも『ドロドロ』っていわれた方が、子どものボクでもわかりやすいです!

血液中の水分が減っているのが脱水の状態であり、血液がドロドロになっている状態だ。

血液ドロドロの原因

血液がドロドロになる原因は大きく分けて3つある。

  • 血液中の水分が減ってしまう脱水症状→運動や熱中症
    血漿中に含まれる脂質や糖質、タンパク質などの増加(脂質異常症・糖尿病など)→食べすぎ・飲みすぎ・睡眠不足・ストレス・喫煙など
  • 細胞成分(赤血球や白血球など)の増加(赤血球増多症・白血病など)
  • 脱水時、もしくは血漿中の成分が過剰に増えたり、赤血球などの細胞成分が増えたりしたときも、血液の粘度が高くなり、いわゆる「ドロドロ」と呼ばれる血液になる。
科学者くん
いろんな原因があるんですね…ボクもドロドロの血になったらどうしよう!
ダヴィンチさん
まだ大丈夫だよ。さて、これからは原因別に血液ドロドロの対策を見ていこうか。

血液ドロドロ対策

血液がドロドロになる原因がわかったので、次は対策法だ。

運動時の血液ドロドロ対策

運動して汗だくになると脱水症状になってしまい血液もドロドロになってしまう。これは、こまめに水分を摂取することで予防できる。

このとき、ただの水をガブガブ飲んでしまうと、逆に体液が薄まって具合が悪くなってしまうので、塩分やミネラルが入っているものを飲もう!

脱水症状が進むと、救急車で搬送されてしまうこともあるので、特に夏場の運動中や熱中症に気をつけよう!

ダヴィンチさん
蒸し暑い夏場は、家の中でじっとしていても熱中症になってしまうこともあるから、しっかり水分を取ることを忘れないでね。
生活習慣での血液ドロドロ対策

生活習慣の乱れで血液がドロドロになることがあるので、思い当たる人は見直してみてほしい。暴飲暴食・睡眠不足・ストレス・喫煙・偏食などをやめて規則正しい生活をするのが、血液ドロドロ対策になる。

脂質や糖質などの増加は健康診断でわかるので、もし検診で再検査といわれたら、放置しないで病院に相談しよう。

科学者くん
ボクのお父さん、最近健康診断で引っかかったって言ってたなあ…ボクちょっと心配…。
健康診断でひっかかったときの対策

検診で、「赤血球が多すぎる」「白血球の数が異常」などといわれたときの対策法はただひとつ! 病院に行こう! 骨髄増殖性疾患だった場合は早急な治療が必要になる。

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【追加雑学①】時間別!血液ドロドロ対策

血液ドロドロ対策を、時間別・季節別に分け詳しく見ていこう。

早朝

寝ているあいだは水分が腎臓に集められており、血管はやや脱水気味になっている。また、覚醒時に交感神経が働き始めると、脈や血圧が上がりはじめ、血小板を活性化するホルモンが分泌される。このホルモンは血が固まる方向へ作用してしまう。

夜間の「血管が脱水状態」のまま朝を迎え交感神経が働き始めると、ドロドロの血液がますますドロドロになるので、朝方はとっても危険! なので予防するには、「寝る前にコップ1杯の水分を取ってから寝る」と良いそうだ。

科学者くん
寝る前にお水を飲んだら夜中おトイレに行きたくなりそう…。
ダヴィンチさん
人間は睡眠時にコップ1杯程度の汗をかくというから、心配しなくても大丈夫だよ。

飲酒時

飲酒は水分補給にはならない。アルコールには利尿作用があり、水分を体外に出す働きをする。飲酒をしたまま寝てしまい、身体が脱水状態になったまま朝を迎えると赤信号!

起きがけにドロドロの血液が固まって脳に飛んでいけば脳梗塞、心臓に飛んでいけば心筋梗塞になってしまうので、就寝前の深酒は避けよう!

エアコン使用時

盲点なのが冷房だ。冷房は気温を下げるが湿度も下がってしまう。そうすると体内の水分も皮膚や息からどんどん抜けていく。汗をかかないので、自分でも気がつかないうちに脱水になってしまっているのだ。

エアコンを付けっぱなしでお酒を飲んだまま寝てしまうと、とんでもないことになる可能性もあるのだ。心当たりのある方は気をつけよう!

ダヴィンチさん
夏に冷房の効いた部屋でビールを飲むのは美味しいかもしれないけれど…飲みすぎには注意だね。

【追加雑学②】季節別!血液ドロドロ対策

特に注意したいのは、脱水になりやすい夏

「脳卒中は冬に多い」と思われていますが、脳梗塞に限るとむしろ夏の発生数が多くなっており注意が必要です。

国立循環器センター

国立循環器センターでも注意喚起をしている。

また、冬も脱水による血液ドロドロ事案が発生しているのだ。【追加雑学①】の時間別の項でも記載したが、エアコンを使う頻度が高い冬「かくれ脱水」になる可能性が高いので、十分気をつけよう!

いずれにしても、血液がドロドロになることで引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞は、一年中危険性があることを覚えておこう!

科学者くん
血がドロドロなのは体に悪いし…ボク、これからは冬でもしっかりお水を飲むようにします!

雑学まとめ

今回の雑学、いかがだっただろうか。血液が一番ドロドロになっているとき、怖い病気になる可能性が高すぎて震えた。

しかも、冬も脱水になるのは正直驚いた。うちのおばあちゃんは、最近のどが渇く感覚が鈍くなってきたらしいので、こまめにお茶を出してあげないと自分からはほとんど飲もうとしない。注意して見てあげないとなあと思った。

血の気が多いのは血液ドロドロと全く関係なかったが、献血に行くとコレステロールなどの血液検査のサービスもあるようなので、健康診断も兼ねてこの際行ってみようと思う。皆さんも、ドロドロ対策してね!

ダヴィンチさん
血液がドロドロだと命を脅かすような病気にかかってしまう可能性が上がるから、日ごろから健康管理に気をつけないとダメだね。
科学者くん
そうですね。今回お勉強したこと、ボクお父さんに教えてあげます!

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