みなさん、ボウリングはお好きだろうか。なかには仕事や日々の雑務に追われて、ご無沙汰になっている方もいるだろう。
またストライクを取ったときのピンが弾ける音が忘れられずに、週に何度も通っている方もいるかもしれない。
そう、今回紹介するのはボウリングのピンに関する雑学だ。あまり考えることもなさそうだが、みなさんはあのピンの1本あたりの値段を知っているだろうか? 値段を探ると同時に、ボウリング場の裏側に迫ったぞ!
【スポーツ雑学】ボウリングのピンは一本いくらするの?
【雑学解説】ボウリングのピンはカエデの木で作られている
世界大会やアジア大会なども開催されているボウリングは、レーン上に10本のピンを並べ、ボールでピンを倒した合計数で得点を競うスポーツ。正式には「テンピンボウリング」と呼ばれる。
また9本のピンを使用する際の呼び名は「ナインピンボウリング」である。ここでよりテンションをあげて記事を読んでもらうため、桑田佳祐が歌う、ボウリングをテーマにした楽曲を紹介しておこう。もちろん公式動画だぞ!
本題に戻ろう。ボウリングに欠かせないピンの1本あたりの値段はどれぐらいするのか。ズバリ、1本・2000~3000円ほどが相場のようである。
つまり、レーン上に置かれた10本あたりの総額は2万円程度ということになる。
ボウリングのピンには、ムクロジ科の硬質な「カエデ(メイプル)材」が使用されている。別名「ハードメイプル材」だ。この材質は衝撃の耐久性に優れているが、もちろん消耗はしていく。そのためボウリング場では、定期的にピンの交換が行われる。
つまり私たちがボウリングを気持ちよくプレイできるのは、施設の人々の管理が行き届いている証拠といえるのだ。
ボウリングの最大の魅力ともいえる、10本すべてのピンを倒した際のあの独特な音の響きは、ピンの状態が良質に保たれていてこそなのである。
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【追加雑学①】かつてボウリング場には、ピンボーイと呼ばれる人がいた
レーン上にピンを並べる機械を「ピンセッター」と呼ぶ。またの名は「ボウリングマシーン」。
以下の動画は、ボウリング場の裏側を映したものである。ピンやボールが機械によって運ばれていることがおわかりいただけるだろう。
この機械が国内のボウリング場に導入される以前は、人力でピンを並べていたことをご存知だろうか。かつては、レーンの後ろ側でピンをならべる「ピンボーイ」と呼ばれる人がいたのだ。
なかには作業がもたついてしまい、プレイヤーをイライラさせてしまうピンボーイもいたかもしれない。
しかし1960年代に入ると、アメリカで開発されたピンセッターが国内のボウリング場でも導入され、その役割を機械が担うようになった。
ピンセッターを使えば、倒れたピンとボールを瞬時に分け、素早くセットすることができる。これにより、プレイヤーも一層スムーズにボウリングを楽しめるようになったわけだ!
雑学まとめ
正直なところ、ピンの1本あたりの相場が2000~3000円するというのは、安いのか高いのか筆者にはよく分からない。ただ、ストライクをとった際の心地よい音があってこそのボウリングだ。それはそれで妥当な値段だと思えてくる。
ピンセッターにしてもそうだが、ボウリング場側もお客が気持ちよくプレイできるよう、設備の管理に日々精を出しているのだ。