私はコーヒーが好きで、特に仕事前によく飲む。そのほうが集中して仕事に臨めるからだ。
コーヒーに含まれているカフェインの力が集中力をアップさせてくれる。いつもお世話になっています!
しかし、コーヒーを飲んで仕事をしていると、イライラすることもよくある。そういう性格だからしょうがないかと思っていたが、実はカフェインをとりすぎるとイライラすることがあるらしい!?
今回は、そんなカフェインの悪影響をさぐってみた!
【人体雑学】カフェインをとりすぎるとイライラする
【雑学解説】コーヒーの飲み過ぎは交感神経を活性化させすぎてイライラを生む
カフェインには気分を爽快にさせ、集中力を高める効果があるが、摂取しすぎると人間の精神に悪影響を及ぼすことがある。カフェインは人をイライラさせる性質があるのだ。
カフェインは人の脳神経に働きかける。具体的には交感神経を活性化させ、副交感神経の働きを抑制する。
交感神経は人が覚醒している時・集中している時に活性化する神経なのだが、ここがあまりに活性化しすぎると緊張状態やイライラを生んでしまう。
つまり、コーヒーを飲みすぎてカフェインが交感神経に強く働きかけすぎた結果、必要以上に活性化されてイライラしてしまうわけだ。
コーヒーの良い効能だけを味わいたければ、コーヒーを飲み過ぎないことが大切。カフェインで集中力が向上するのは事実なので、いい塩梅で摂取しよう。
カフェイン中毒にも注意
カフェインには中毒性があるため、体がカフェインに慣れてしまうと、前と同じ量を摂取しても効き目が薄れることもある。そのため、最初は一杯だけだったのが、ニ杯、三杯とどんどん量が増えていく。
そうして、カフェイン中毒に…。カフェイン中毒に陥るとパニック障害と似たような症状が出ることもあるので、くれぐれもカフェインの摂取しすぎには注意だ。
カフェインへの耐性は人によって様々だ。事実、私は過敏な体質なので500ml程度のコーヒーを摂取するとイライラがはじまる。しかし、知人に話を聞いたところ、彼は1日2リットル飲んでも何ともないようだ。
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【追加雑学】イライラしたときに摂取したほうがいい食べ物とは?
コーヒーを飲みすぎてイライラしてしまったときに、イライラを解消させる食べ物を紹介しよう。
バナナ
バナナに含まれるビタミンDやカリウムには、リラックス効果がある。また、同じくバナナに含まれるトリプトファンという物質には安眠効果もあるのだ。
バナナは比較的安価な食べ物なので、毎日食べることも可能だろう。非常にコストパフォーマンスが良い。
青魚
近年、体によいことが注目されスーパーなどで品薄状態が続いている「サバ缶」もイライラ解消には良い食べ物だ。
サバやイワシなどの青魚に豊富に含まれるDHAやEPAといった不飽和脂肪酸は、イライラや不安を抑え、ストレスを緩和させる効果がある。魚を調理するのは面倒だが、缶詰なら手軽に食べられるのでおすすめ。
ダークチョコレート
イライラしたときは甘いものが欲しくなるが、チョコレートを食べるのであれば甘いチョコよりダークチョコレートを選んだ方がいい。
ダークチョコレートはカカオ含有量が多く、テオブロミンという物質も豊富。自律神経が整えられ、リラックスした気分にしてくれるのだ。
ストレスが多く、まるで常時戦争をしているかのような現代社会だが、バナナやサバ缶、ダークチョコレートを摂取して何とか乗り切っていただきたい。
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雑学まとめ
いかがだっただろうか。カフェインを摂りすぎると交感神経が刺激されすぎて、イライラしてしまうのだ。
コーヒーやエナジードリンクを好む人も多いが、あまり飲みすぎてはいけない。何事もほどほどが肝心!
コーヒーの味が好きだけどカフェインの取り過ぎが心配という方は「カフェインレスコーヒー」もあるので、こちらを飲んでみるのもいいだろう。