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まさかの…!自動車とバイク、先に発明されたのはどっち?

雑学カンパニー編集部

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自動車とバイク、先に発明されたのはどっち?という雑学

私たちの交通手段としてかかせない自動車やバイク。読者の方のなかには、休日にドライブツーリングを楽しみにしている方もいるかもしれない。

ところで、自動車とバイクはどちらが先に発明されたのだろうか。この記事では、現代にはかかせない自動車とバイクの発明の雑学についてご紹介する。

【生活雑学】自動車とバイク、先に発明されたのはどっち?

孫ちゃん
自動車とバイクってさ、どっちの方が先に作られたんだろうね。
おばあちゃん
たまに「バイクの方が先」っていってる人がいるみたいだけど、自動車は1769年、バイクは1873年に開発されたらしいから、自動車の方が先ってことだね。

【雑学解説】バイクが開発されたのは自動車の後だった!

現在のバイクのモデルは、フランス人の発明家、ルイ・ギヨーム・ペローが開発したといわれている。1873年、オーストリアのウィーン万博で披露されたこのバイクは、蒸気機関を搭載したもので、タイヤも付いていないものだった。

孫ちゃん
へっ?タイヤ付いてなかったの!?

その後ドイツ人のニコラウス・オットーにより、ガソリンの燃焼によって動力を得る内燃機関(ガソリンエンジン)が作られるが、同じくドイツ人のゴットリープ・ダイムラーがそれをさらに改良したエンジンを1883年に開発し、1885年に特許を取得。そのエンジンを搭載したオートバイが1885年に開発された。

彼は現在の「ダイムラー」の元会社を創始した人物で、「自動車の父」といわれている人物だ。

彼が開発した「リートワーゲン」と呼ばれるオートバイは、264ccで時速10キロのスピードを出せる性能を有していたという。

ただ、補助輪付きという形から、二輪とも四輪とも考えられる形状となっている。また同じ頃、ドイツ人のカール・ベンツが、ガソリンエンジンの三輪自動車を完成させて実際に販売した。

おばあちゃん
補助輪付きで四輪にも見える形だったり三輪自動車だったり…「自動車」と「バイク」の定義が難しいねぇ。

そして、バイクは量産車の時代に入る。1894年、ドイツ国内にある「ヒルデブラント&ヴォルフミュラー(H&W)」という会社から、オートバイが初めて市販化されたのだ。

世界初の量産車だったこのバイクは、1489ccの性能を誇り、最高速度は45キロを記録するものだった。総生産台数は3000台にのぼったという。そして1920年代に入り、アメリカ国内でバイクは急速に普及していくことになる。

このように、バイクは段階を踏むごとに現在の形に近づいていった。その形に落ち着いたのは、黎明期の開発からおよそ50年を費やした頃といわれている。

自動車開発の変遷

いっぽう自動車が誕生したのは、1769年のことである。フランス人のニコラ・ジョセフ・キュニョーという人物が、蒸気機関を動力とする自動車を開発した。

この自動車は大砲を運搬するために開発されたもので、スピードは10キロにも満たなかったといわれている。そして1885年にカール・ベンツが三輪自動車を、1886年にはゴットリープ・ダイムラーが四輪自動車を開発する。

その後、1891年、フランスのパナール・エ・ルヴァソール社が、車体の前方にエンジンを置いた「パナール・ルヴァッソール」を開発。現在の自動車技術の基礎をつくった。

それぞれの誕生年を単純に比較すると、バイクは1873年、自動車は1769年となり、バイクは自動車の後に開発されたことが分かる。

しかし、中にはバイクの方が先に開発されたという話も見られる。これはおそらく、ドイツ人のゴットリープ・ダイムラーが内燃機関を搭載したオートバイを開発した後に、同機関を有した自動車を開発したことにあったものと思われる。

おばあちゃん
まぁそれだけ自動車やバイクの開発の中心だったってことなんだろうねぇ。
孫ちゃん
「自動車の父」っていわれるくらいだもんね!

だが実際は、バイクよりも先に自動車が開発されていたのである。自動車の方が歴史が古いことを分かっていただけただろうか。

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【追加雑学】日本で最初にバイクを開発した人物とは?

では、日本初のバイクはどんな人物によって開発されたのだろうか。

日本初のバイクは明治42年、大阪生まれの弱冠20歳の島津楢蔵(しまづならぞう)によって開発された。そのバイクがこちらだ!

孫ちゃん
うわ~。自転車みたい!

島津は幼少期から、自転車レースや自動車走行会を見学するなど、乗り物に強い興味をもっていた。明治41年、豊田織機に入社した際、会社の近くに住んでいたモーターサイクルマニアで知られる医師・棚橋謙太郎と知り合い、彼の運命は決定的となる。

当時、大変貴重だった謙太郎の愛車・エール号に乗車させてもらったことで、彼は実家に島津モーター部を設けて、「NS号」と呼ばれるバイクを開発するのだ。

そして1909年、4サイクルエンジンの400ccの性能を誇るバイク「NS号」を完成させた。島津は海外から資料を取り寄せて、数人の職人たちとともにバイクを開発したという。

おばあちゃん
ほんとに好きじゃないと、なかなかここまでできないだろうねぇ。
孫ちゃん
だよね!だって1から全部作ったんでしょ?しかも海外の資料で。すごいな~。

その後島津は「日本モータース」を設立し、昭和3年に「エーロファースト」を販売していた。彼は、国産二輪車第一号生みの親として2014年に、日本自動車殿堂入りを果たしている。

幼少期から自動車や自転車の夢を募らせて、少年の夢はこうして実現したのである。「少年よ、大志を抱け!」を地でいくエピソードではないか。なんて素敵なのだろう。

雑学まとめ

以上、自動車とバイクの発明された時代の雑学と、日本初のバイクを発明した人物のトリビアについてご紹介してきた。

自動車より先にバイクが発明されたという噂が生じたのは、おそらくゴットリープ・ダイムラーがバイクよりも自動車を後に開発したことにあったのではないだろうか。

だが、それ以前に自動車が開発されていたことを分かっていただけただろう。私たちが当たり前のように乗車している自動車やバイクには、実はこのような歴史が秘められていたのである。

孫ちゃん
この人たちは、なんで自動車とかバイクを開発しようと思ったんだろ。ちょっと聞いてみたいな~。
おばあちゃん
そのおかげで今が便利になってるわけだしねぇ。ありがたいことだよ。

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