いつの時代も、男は女性にモテたいもの。
男の子と女の子の数が一緒であれば、数字上男の子は全員女の子と個別に付き合えることになるが、実際はそう上手くいっていないようだ…。男の子と女の子の比率は違うのだろうか。
というわけで今回は、男の子と女の子が生まれる確率についての雑学をご紹介しよう!
【人体雑学】男の子と女の子が生まれる確率は?
【雑学解説】男の子が生まれる確率がわずかに高い
男の子が生まれる確率が高いといってもその差はわずかなもの。だいたい同じと結論付けても間違いではないだろう。
ただ数が多くなると、その差ははっきりと表れてくる。1000人の赤ちゃんがいるとしたら、約513人が男の子、約487人が女の子になる。差は26人だ。そう考えるとばかにはできない差である。
違いがあることは分かったが、こうなると気になるのはその理由だ。なぜ男女で生まれてくる数に差があるのだろうか? その答えは…。申し訳ないが、はっきりとした理由はわかってはいないようだ。
仮説としては、女性のほうが平均寿命が長いので、男女比を調整するために、生まれてくる男性の数を増やしているのでは、ということ。たしかにこれはしっくりくる理由だ。現在の日本では、女性の方が男性より6年も寿命が長い。
だから生まれた時点、そして若い年代では男性のほうが多いのだが、高齢になると逆転し、おばあちゃんの方がおじいちゃんよりも多くなるのだ。男性としては青春時代に女性の数が多い方がいいのだが…。そのほうが花の青春を楽しめそうだ…。
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【追加雑学】希望通りの性別の赤ちゃんを生むには?
男の子のほうがわずかに生まれる確率が高いことは分かったが、出来れば生まれてくる赤ちゃんの性別を事前に決めたいという人もいるだろう。ここではそんな産み分けをしたい方向けに、確率を高める産み分けの方法を紹介する。
『エビデンスをもとに答える妊産婦・授乳婦の疑問92』によると、性別を決めるのにカギとなるのは男性の精子。精子には2種類あり、どちらが卵子に受精するかで性別が変わってくる。具体的にはXの精子が卵子と受精したら女の子、Yの精子が卵子と受精したら男の子になるのだ。
そして、Xの精子は酸性に強くYの精子より数が少ないという特徴がある。またYの精子は逆に酸性に弱く数が多く、スピードが速いという性質がある。またY精子は寿命が1日であるのに対し、Xの精子の寿命は3日と長い。
また女性の膣内は排卵日が近くなるほど酸性が弱まる性質があるが、排卵日2日前ならまだ酸性が強い。
以上の精子と膣の性質を踏まえると、排卵日2日前に性交すれば数が少ないXの精子でも酸性が強い膣内なので、受精する可能性が高くなる。
また排卵日2日前なので、スピードの速いY精子が先に卵子と巡り合う場所(子宮膨大部)にたどり着いても、排卵日が来る前にY精子は寿命を迎えてしまう。
つまり、女の子(Xの精子)を生みたければ排卵日2日前に性交を行うといいのだ。
逆に男の子を生みたければ排卵日当日が勝負。排卵日は膣内の酸性も弱まるので、酸性に弱いX精子にとってベストコンディションとなるのだ!
ただ、上記で解説したのはあくまで確率の話。夫婦間でも協力はもちろんのこと、生まれてくる赤ちゃんに罪はない。希望通りの性別でなくとも、ガッカリ顔を赤ちゃんに見せないようにしたい。
雑学まとめ
いかがだっただろうか。今回は男の子のほうが生まれてくる確率がわずかに高いという雑学をご紹介した。子どもをプロ野球選手にさせたいと考えているお父さんにとっては、朗報だ。逆にAKBのエースにさせたいと思っているアイドルオタクのお母さんにとっては悲報だろう。
まあ差はあるといっても大した差ではないので、あまり気にかける必要はないかもしれない。
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