コンドームの悩み

コンドームとHIVはどう関係ある?予防法と対策について

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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コンドームとHIVの関係についての雑学

「そんなにいろんな人としてたらHIVにかかるぞ!」

ありがちな会話ですが、名前を知っているだけでHIVがどんな病気なのか具体的に知らない人は多いでしょう。まるで冗談のように言われていても、決して他人事ではなく、誰にでも感染し得るウイルスです。感染すれば取り返しのつかないことにも…。

【性の雑学】コンドームとHIVの関係とは?

予防するためには正しい知識を身に付けておくこと、コンドームをしっかり活用することが重要です。以下よりHIVと予防のためのコンドームに関して、詳しく解説していきましょう。

HIVは体の免疫力を奪う恐ろしいウイルス

HIVの正式名称は「ヒト免疫不全ウイルス」。具体的にはCD4陽性リンパ球という、身体を守ってくれている白血球を破壊していくウイルスで、これによって免疫力が低下し、さまざまな病気にかかりやすくなります。

この状態をエイズといい、最終的にがんや感染症にかかって死亡してしまうケースが多いです。

2018年の日本におけるHIV感染者数は940名、そのうちエイズを発症した人の数は377名と、数としては多くないように感じます。しかしHIVの怖い部分は一度感染すると侵攻を遅らせることはできても、完治はしないこと。確率が低いといっても、普段から万全に対策しておく必要があります。

HIV感染の8割はセックスから

HIVは感染している人の精液・カウパー・膣内分泌液・血液・母乳が粘膜(口腔内・膣内など)や傷口に触れることで感染します。ただ健康な皮膚に触れただけでは感染しないため、母乳を与えることで発症する母子感染、医療現場での事故を除けばほとんどがセックスによる感染で、その割合は約8割だといいます。

またやっかいなのは、一見して感染していることがわかりにくいこと。感染直後(2~6週間)には発熱や下痢など、風邪やインフルエンザによく似た症状が出る場合がありますが、その割合も約半数ほどで、何も症状が出ない人も多く、気付かないことがほとんどです。

もし症状が出たとしても、すぐに収まるものであれば「ただの風邪かな」と済ませてしまいそうですよね…。

HIVは発症に10年以上かかる場合もあり、感染経路の判断が難しい

初期症状の後は無症候期といって、何も症状がないままウイルスの侵攻だけが進む状態になり、これが長い人だと10年以上、続くこともあります。「彼氏は自分以外してないから大丈夫」などと思っていても、「彼氏が何年も前の彼女からもらっていた」などというリスクがあるわけですね。

コンドームが感染のリスクを下げてくれる

怖いのは十分わかったけど相手が感染しているのがわからないのに、どう対策しろっていうの? と思った人もいるかもしれません。そこでコンドームの出番です。

コンドームのメインの目的は避妊ですが、精液や膣内分泌液が直接体内に入らなければHIVにはかからないのですから、しっかり着用することが感染の予防にもなります。口内に関しても同じことがいえるので、挿入時だけでなく、口で愛撫を行うときにも着用しておかなければなりません。

挿入時だけでいいと思っている人は多いですが、「どこから感染するかわからない」など、HIVのリスクを説明すればパートナーにも納得してもらえるはずです。

付けなければいけないのは射精時だけじゃない

忘れてはいけないのは精液だけでなく、射精前の先走り、いわゆるカウパーにもHIVウイルスは含まれているということです。射精のタイミングだけでなく、挿入する最初から最後まで、コンドームを付けていないと意味がないことも覚えておきましょう。

早期発見が重要!保健所で無料の検診が受けられる

HIVに感染すると完全に治療することができないのは前述の通り。しかし薬によってウイルスの侵攻を抑えればエイズを発症させず、健常者と同じように過ごすことはできます。

そのためにはエイズが発症する前の早期の段階で感染を発見しておくことが重要。症状では判断しにくいので、年に1回ぐらいのペースで検査を受けるのがオススメです。全国各地の保健所で無料の検査をやっていますので、「HIV検査相談マップ」のサイトをみてみてください。

雑学まとめ

HIVは人の免疫力を奪い、最終的には死にいたらしめる怖いウイルス。たとえ感染者が年間940人ほどだといっても、「自分だけは大丈夫」などという例外はなく、感染すれば治療するのも難しいです。

コンドームをすると気持ちよくない、めんどくさいなどと感じる人もいるようですが、一時の快楽で一生を棒に振ってしまうほど馬鹿らしいことはありません。しっかり着用して、HIVの予防を徹底しましょう。

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