日本で大規模なイベントが開かれる会場はいくつかあるが、有名な会場が幕張メッセだ。ライブなど楽しいイベントだけでなく、難しそうな学術的イベントまで開かれる、大きな施設である。
ところで、幕張メッセの幕張は地域名だが、メッセとは? カタカナなので、英語が由来な気がする。メッセで始まる単語だから、メッセージとか…?
メッセの真相が気になるので、今回の雑学で調べてみよう!
【生活雑学】幕張メッセの「メッセ」とは?
【雑学解説】メッセにはドイツ語で「見本市」という意味がある
幕張メッセは千葉県の千葉市美浜区に存在する、国際展示場やイベントホールを備えた施設だ。スポーツや音楽など、幅広いジャンルの大きなイベントの会場になっているため、行ったことがある人も多いだろう。
有名な施設だが、幕張メッセの名前の由来まで知っている人は、意外と少ないのではないだろうか? 特に「メッセ」の部分が謎である。メッセってなんだ?
「メッセ」の前に、まずは「幕張」についてかんたんに解説しよう。幕張は幕張メッセのある千葉市美浜区と同市の花見川区から構成される地域だ。幕張メッセの「幕張」は、所在地からつけたと思われる。
そして「メッセ」だが、調べてみると「メッセ」はドイツ語の「Messe(メッセ)」が由来だとわかった。ドイツ語とは予想外…! ドイツ語のメッセには、新商品や新しいサービスの紹介をするための展示場を指す、「見本市」という意味がある。
名前に見本市を意味する言葉が入っているとおり、幕張メッセは国際展示場1-8ホールと北展示場とも呼ばれる国際展示場9-11ホールを有する、広大な展示場もある。ライブ会場のイメージが強かったが、国際的な展示会を行う施設の意味合いも含んだ名前がついていたのか…!
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【追加雑学①】幕張メッセの公式キャラクターは「バクハリ君」
近年日本では、市区町村や企業など様々なところで、マスコットキャラクターが採用されている。かわいいキャラクターから、ちょっと怖かったり不気味だったりするキャラクターまで、個性豊かなキャラクターたちは見ていて楽しい。
幕張メッセにも、かわいい公式キャラクターがいるので紹介しよう。その名も「バクハリ君」だ! バクハリ君は動物の「バク」に似ているが、背中にハリネズミのような針をもつのが特徴である。
バクハリ君は背中の針を使って、幕張メッセがより使いやすい施設になるよう、改良工事を行っている。バクハリ君有能…! 今の使いやすい幕張メッセがあるのは、バクハリ君のおかげなのかも。
ありがとう、バクハリ君!
【追加雑学②】20万人の観客を集めたライブが幕張メッセで開催された
幕張メッセでは数多くのアーティストがライブを開催してきた。今までに開催されたライブの中でも伝説として語り継がれているのが、「20万人ライブ」だ。どんなライブだったのか、動画で見てみよう。
動画内で最初に流れたライブ映像こそが、20万人ライブの様子を撮影したものである。人多すぎ…!
20万人ライブと称されているのは、ロックバンド「GLAY」が1999年7月31日に幕張メッセで行った、「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」というライブだ。
ライブは幕張メッセの駐車場に設置した、特設ステージで開催された。もし20万人も集めて室内でライブをしたら、熱気がこもって具合が悪くなりそう…。屋外でよかった。
他の会場の収容人数と比較すると、日本武道館は約14,000人、東京ドームは約55,000人なので、20万人はけた違いに多い。複数のアーティストが参加するフェスならともかく、1つのバンドで20万人も集めたのだから、GLAYすごすぎる!
雑学まとめ
今回は幕張メッセの雑学を解説した。メッセは英語かと思ったら、まさかのドイツ語で驚きを隠せない。
ドイツ語だとわかると、幕張メッセという名前がかっこよく思えてきた。ドイツ語かっこいい。
幕張メッセでは多種多様なイベントが開かれている。週末の予定が空いているときは、幕張メッセのイベント予定をチェックしてみてはどうだろう。おもしろそうなイベントを発見できるかもしれないぞ!
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