公共の場では、モニュメントや像を見かけることが多い。像は目印にもなるので、待ち合わせ場所としても便利だ。
さまざまな像がある中で、異彩を放っているのが「小便小僧」である。よく考えてみると、公共の場におしっこをする全裸の少年の像が置かれているって、ふしぎな光景だと思う。
日本各地に小便小僧はあるが、浜松町駅のホームにはおしゃれな小便小僧がいるらしい。全裸の小便小僧がおしゃれとは、どういうことだ。
もしかして、色? カラフルな小便小僧なのか? 今回はそれについての雑学をご紹介していくぞ!
【面白い雑学】浜松町駅のホームにはおしゃれな小便小僧がいる
【雑学解説】浜松町駅の小便小僧は毎月着替えるおしゃれさん
公園や噴水など、いろいろな場所で目にする、小便小僧。小さなサイズだと、個人宅の庭でも見かけるほどに、馴染み深い存在だ。
小便小僧といえばおしっこをする全裸の少年だが、浜松町駅の小便小僧はおしゃれとの噂だ。その浜松町駅の3・4番線ホームに、話題の小便小僧が設置されている。どんな風におしゃれなのか、動画で見てみよう。
めっちゃおしゃれ! 季節やイベントに合わせた服に着替えるだけでなく、小道具までばっちりセットされている。こんなおしゃれな小便小僧、今まで見たことがない!
小便小僧の服は、地元の手芸グループのボランティアさんが、毎月テーマを設けて製作しているそうだ。月ごとにテーマを決めて新しい服を着るなんて、私よりもおしゃれ…。小便小僧に負けた…。
色も形もありふれたごく普通の小便小僧だったが、服を着替えるだけで印象がガラリと変わり、愛着がわいてくる。きっと駅の利用者からも愛されているのだろう。今後もどんな服を着て、駅の利用者を出迎えてくれるのか楽しみだ。
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【追加雑学①】小便小僧はベルギー生まれ
小便小僧は日本だけでなく、世界中のいろいろな場所に設置されている。顔立ちから外国人の子どもに見えるが、小便小僧はどこの国で生まれたのだろう?
調べてみると、小便小僧はベルギー生まれだと判明した。1619年に彫刻家・デュケノワによって作られ、ベルギーの首都であるブリュッセルに設置されたとの記録が見つかった。1619年生まれって、小僧どころかおじいちゃんじゃないか!
今もブリュッセルに小便小僧がいるのだが、設置されているのはレプリカだ。デュケノワによって作られた小便小僧は、盗難未遂事件があったため、現在は博物館にいるとのこと。
ブリュッセルの小便小僧も浜松町駅の小便小僧と同様に、おしゃれさんだ。世界中から小便小僧に服が贈られ、所持している衣装の数は1,000着以上。2017年には、ブリュッセルに小便小僧の衣装を展示するミュージアムまで造られた。
小便小僧は全裸という認識は、間違っていたのかもしれない…。私よりたくさんの服をもつ、おしゃれさんじゃないか!
ちなみに、ブリュッセルにいる小便小僧の名前は「ジュリアンくん」である。名前もおしゃれ…!
【追加雑学②】日本一度胸のある小便小僧が徳島県に存在する
日本各地に小便小僧はいるが、トンデモない場所にいる小便小僧をご存知だろうか? 実際に小便小僧に会いに行った人の動画を発見したので、どこにいるのか自身の目で確認してほしい。
絶景の中に不自然に存在する小便小僧…! わざわざ危険な場所に置かず、もっと安全な場所に設置したほうが、小便小僧も落ち着いておしっこできるのでは? こんな場所でおしっこをしろといわれても、怖くて無理だろ…。
この小便小僧がいるのは、徳島県の祖谷渓(いやだに)だ。なぜ、こんな危険な場所に小便小僧がいるのか?
それは昔この場所で旅人や子どもが度胸試しでおしっこをしたと、語り継がれているからである。昔の人、度胸ありすぎ!
残念ながら、祖谷渓の小便小僧には水を放出する機能は備わっていないようだ。おしっこはしていないが、ここに全裸で立っているだけでも日本一度胸のある小便小僧と称賛したい。私なら服を着て命綱をつけても、怖くて立てないと思う…。
雑学まとめ
今回の雑学では浜松町駅のホームにいる、おしゃれな小便小僧について解説した。全裸の小便小僧は目のやり場に困るけれど、服を着た小便小僧ならじっくり見て可愛がってあげたい。
あなたの住む町にも小便小僧がいたら、服をプレゼントしてみてはどうだろう。冬にマフラーや帽子をプレゼントするだけでも、小便小僧のおしゃれ度がアップすると思うぞ!
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