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どこが違うの…?日本の国旗は1999年に変更されていた【日章旗】|ルール雑学

日本の国旗は1999年に変更されているという雑学

筆者は、幼少のころ、「日の丸」が嫌いだった。だって、シンプルすぎるじゃん?

白地に赤い丸、ハーイ終了! 我が国の国旗がそんなノリなヤツな気がして、どうしても好きになれなかったのだ。あと梅干しも嫌いで、地域のリクリエーションのときの弁当が日の丸弁当だったときにも、絶望を味わったものである。

ちなみに、当時の筆者が一番好きな国旗は、「ネパール」だった。だって、形が四角じゃないんだぜ? 三角形2つ組み合わせた形なんて、超かっこいいじゃん!

今では梅干しも食べられるし、日の丸の味わい深さもわかる大人となった筆者であるが、この「日の丸」、わりと最近微妙に変更されているのだという。いったい、どんなチェンジが行われたというのだろうか?

【ルール雑学】日本の国旗は1999年に変更されている

1999年、日本の国旗は、縦横の比率や円の位置が若干変更されている。

【雑学解説】どこが違う…?旧日本国旗と新日本国旗

日本の国旗は、「日の丸」という愛称で親しまれているが、正式には「日章旗(にっしょうき)」という名前である。しかし、「日の丸」のほうがかわいい響きなので、筆者はこちらを使っていこうと思う。

さて、日本の国旗・日の丸であるが、実は割と最近、しれっとデザインが変更されていたのである。1999年、「国旗及び国歌に関する法律」が施行されたのだが、そのときに日の丸は若干のデザインチェンジが行われているのだ。

旧デザインは、

  • 縦横比が7:10
  • 丸の位置は、旗の竿側のほうへ横の長さ1/100近づけた点が中心

そして、新デザインは、

  • 縦横比が2:3
  • 丸の位置は、旗のど真ん中

となっており、新旧ともに、赤い丸の大きさは縦の長さの3/5である。

一見ほとんど違いは判らないくらいの微妙な変更であるが、新デザインのほうが文章にするとシンプルな感じがする…っていうか、旧デザインの丸の位置が細かすぎだろ。

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【追加トリビア】日の丸の由来

ところで、あなたは日の丸の由来をご存じであろうか?

日の丸とは、ずばり「日の出の太陽」を表している。日本人は古来より農耕を生活の糧(かて)とする民族であり、農作物の豊かな実りには、太陽が不可欠な存在であった。そのため、太陽は人々の信仰の対象となっていたのである。

日本の象徴・天皇家の祖といわれる天照大神(あまてらすおおみかみ)も、太陽の神様である。また、この神は日本人の総氏神でもある。太陽が日本人にとって、どれだけ重要な位置にあるものかお分かりになるであろう。

ちなみに、聖徳太子が中国に手紙を送った際、我が国を「日出(ひい)ずる処(ところ)」と自称、さらに中国を「日没する処」している。どんだけプライド高いんだよ太子さん。

とにかく、古来より「太陽」とは、日本の象徴だったのである。

もともとの日の丸は色が違った

ところで、誰もがイメージする日の丸とは「白地に赤の丸」であろう。しかし、もともとの日の丸は色が違ったのである!

平安時代までは、日の丸は「赤地に金の丸」が描かれていたのだという。けっこう派手な、いかにも貴族が好みそうな色の組み合わせである。

その日の丸にカラーチェンジが行われたのは、平安時代末期、かの有名な源平合戦なのだという。

平氏側が掲げていた旗は「赤地に金の丸」、一方の源氏側が掲げていた旗は「白地に赤の丸」だったのだ。この勝負の行方は…ご存じの通り、源氏の勝ちである。

これ以降、日本は将軍が治める国となるが、代々の将軍は、この源氏の旗を天下に立ったものの印として受け継ぐようになったのだという。

日の丸が日本の国旗と認められたのは、意外と最近

日本のシンボルマークともいえる、日の丸。最古の記録では、「続日本紀」に「701年、大宝元年やし、大極殿に日の丸掲げたで」という記述が残っている、とても歴史が古いものなのである。

ところが、この日の丸が国旗として認められたのは、1999年(平成11年)とごく最近のことだったのである! 上記でも述べた「国旗及び国歌に関する法律」により、正式な国旗と認められるようになったのだ。

国旗って、別に法律で認められなくっても、世間的にそういう認識があればOKなものだったのか? ちなみに、この法律で「君が代」も正式に国歌として採用されている。

両方とも日本を代表するシンボル的存在であるが、法律的にはけっこうあいまいな存在だったようである。しかし、昔から我々になじみがあったものには変わりない。

なんか、「恋人ではないけれど、実質はそんな関係」から、突然籍を入れた筆者と状況が被る…ような…? 法律うんぬんで、人の認識が突然変わるものではないのである。

トリビアまとめ

今から1300年以上も昔にはすでに存在した「日の丸」。

しかし、正式な国旗として認められたのは1999年と割と最近のことであった。また、このタイミングで日の丸は微妙にデザインを変更しているが、ぱっと見よく分からない…というのが筆者の正直な意見である。

しかし、「縦横比が7:10」とか、「丸の位置は、旗の竿側のほうへ横の長さ1/100近づけた点が中心」とか、「なんでそんなに細かい設定にしちゃったの」という意見も少なからずあったであろう。

法律的にも国の旗であると認められたタイミングで、よりシンプルに変更できたのは、国旗を製作する人たちにとっても良かったのではなかろうか?

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