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単3、単4…。乾電池の"単"の意味と由来とは?

単3乾電池の「単」の意味と由来に関する雑学

単3かと思ったら単4かよ! 間違って買ってきちゃった! と、しばしば筆者を悩ませる電池のサイズ。もう一度買いに出かけるのも面倒なので、家中のリモコンをかき集め、合う電池を探したり…。

と、普段何気なくこの乾電池たちを単3・単4などと呼んでいるが、そもそもこの「単」ってなんだ? たしかに「3乾電池」などというと、すごーく語呂が悪い漢字がするが…そんなことが理由で名前が付いているわけではないだろう。

そう、今回はこの「単〇乾電池」の名前の由来に関する雑学である。

【生活雑学】単3乾電池の「単」の意味と由来とは?

マイナス極・プラス極・電解質の構造が単一で使われているのが「単〇乾電池」。

【雑学解説】「単」は電池の構造がひとつしか使われていないという意味だった!

単3乾電池、単4乾電池の「単」は、単位電池…つまり単一の電池を意味する。電池の内部はマイナス極・プラス極、そしてそれらの反応を促進させる電解質からなっていて、その構造が「ひとつ使われている」のが、単位電池なのだ。

すると「単位電池じゃない電池もあるのか?」という話になる。それに該当するのが四角い見た目をした9V電池や、カメラなどに使われるボタン型のリチウム電池などである。

これらは積層電池と呼ばれ、上記で説明した単位電池の構造が何層にも積み重なってできている。つまりひとつに複数の電池が入っていることで、単位電池よりも高電圧を得ることができるのだ。

このような積層電池と単位電池を区別するため、1942年のJIS規格制定時に、「単〇乾電池」のような名称ができたのである。

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【追加トリビア】単位電池の数字はいくつまである?

単位電池は単1・単2・単3…と、数字が大きくなるにつれ、サイズが小さくなっていき、これは日本規格だと単5乾電池までが作られている。

単6なるものもあるが、これはそもそも海外製で日本では作られておらず、正式名称は「AAAA乾電池」という。単6と呼んでいるのは単純にわかりにくいからだろう。「海外には単5より小さい電池があるぞ! ならそれは単6だろ!」といった具合である。

単6乾電池は主にパソコンやタブレットのタッチペンなどに使われているが、日本で生産されていない関係で、取り扱っているお店が少ないのが難点だ。今後の需要によっては状況も変わってくるかも?

ちなみに単6の正式名称がAAAAと説明したように、他の単位電池も英語では以下のように名称が変わってくる。

  • 単1…D
  • 単2…C
  • 単3…AA
  • 単4…AAA
  • 単5…N

つまり単3乾電池の場合「AA batteries」となる。海外で電池を買う機会がある人などは覚えておくと便利だろう。どうしてNの次はまたAAAAに戻るんだというツッコミはなしだ。

トリビアまとめ

単3乾電池の「単」には「単一の電池」という意味が込められていた。その構造を知ると、どうして単位電池以外を使用する機器があるのかもわかってくる。

筆者は子どものころ親が単3と言っているのを聞いて、炭酸飲料のことだと思っていた。呼び慣れていても、そう呼ばれている理由が不確かなものって、意識すればたくさん見つかるのではないか…?

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