食べ物の由来

地味だけどおいしい。かんぴょうはユウガオの実からできている

かんぴょうはユウガオの実からできているという雑学

寿司屋に行くと、必ずかんぴょう巻きを注文してしまう…。そんな人は少なくないはずだ。決して派手さはないが、かんぴょう巻きは素朴でおいしい。のり巻きや太巻きにも欠かせない存在だ。

ところで、そんなかんぴょうはユウガオの実からできていることをご存知だろうか。そもそもユウガオってなんだ…? 今回は、地味だけどおいしいかんぴょうの雑学を紹介していくぞ。

【食べ物雑学】かんぴょうはユウガオの実からできている

かんぴょうは、「ユウガオ」という植物の果実から作られる江戸時代からの伝統的な乾物である。

【雑学解説】かんぴょうはユウガオの実を乾燥させたもの

かんぴょうは、ウリ科のユウガオという植物から作られる食品だ。夏の夕方になると白い花を咲かせるが、翌朝にはしぼんでしまうことから「ユウガオ」という名前がついたらしい。

かんぴょうの原材料となるのは、ユウガオの果実の部分である。ユウガオの果実は、トウガンやヒョウタンの果実とよく似ている。極端にいうと「キュウリの巨大版」のような感じだ。

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そんなユウガオの果実の外皮を取り去った後、ひも状になるように長く剥いていく。こちらは、かんぴょう作りの様子を取材した動画である。

ユウガオの果実をスルスルと剥いていくのが気持ちいい! これはクセになりそうだ。動画にもあるように、ひも状になったユウガオを乾燥させればかんぴょうの完成である!

完成したかんぴょうは、まるでうどんのようなビジュアルだ。この時点ではあまりおいしそうではない…。かんぴょうは他の乾物と同様、調理前に水で戻してから使用する。

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【追加雑学①】かんぴょうの約8割は栃木県で生産されている!?

かんぴょうの生産は江戸時代に始まったといわれている。当時は、上層階級の人々を中心に食されていたらしい。一般庶民には手の届かない高級品だったのだ。

江戸時代は関西方面での栽培が盛んだったかんぴょう。ところが20世紀以降、その生産地は栃木県南部へと移る。そして現在、国産かんぴょうの約8割は栃木県で作られている!

ちなみに、日本で消費されるかんぴょうの約8割は輸入に頼っている。日本で消費されるかんぴょうのうち、国産のものは約2割しかないことになる。

【追加雑学②】かんぴょうはダイエットにおすすめの食材

かんぴょうは、ダイエッターにおすすめの超ヘルシー食材である! 茹でたかんぴょうのカロリーは、100gあたりたったの26kcalしかない。

低カロリーなだけでなく、食物繊維・カルシウム・カリウムなどが豊富なところも注目ポイントだ。便秘気味の人には特におすすめしたい。

ただ、ここでひとつ問題点が出てくる。それはかんぴょうの調理方法である。いくらダイエットに良い食材だからといって、毎日かんぴょう巻きや太巻きを食べていたらかえって太りそうだ…。

そこで、おすすめしたいのが「かんぴょう煮」である。かんぴょう巻きの具材だけをおかずとして食べるイメージだ! これなら太る心配はほぼない。

かんぴょうは、炒め物や酢の物などに幅広く使うことができる! かんぴょう=寿司というイメージを取り払って、いろいろな料理に活用してみよう。

雑学まとめ

今回はかんぴょうの雑学を紹介してきた。かんぴょうは、ウリ科のユウガオの果実から作られていることが分かった。ひも状に剥いてから乾燥させる、なかなか手間のかかる食品である。

かんぴょうといったら、かんぴょう巻きや太巻きのイメージしかなかったが、アイデア次第でいろいろな料理に使えそうだ。ヘルシーでおいしいかんぴょう。あなたも毎日の食生活に取り入れてみてはいかがだろうか!

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