地域

ジャポニカ学習帳が負ける…"神戸ノート"というご当地ノートとは?

神戸市には「神戸ノート」というご当地ノートがあるという雑学

神戸ノートの「自由帳」

小学生の子供たちが使う学習ノートといわれて、まず思いつくのが「ジャポニカ学習帳」だろう。しかし、一部の地域では「小学生のノート=ジャポニカ学習帳」のイメージがない。

それもそのはず。実は神戸では、独自に作ったご当地ノートがあるのだ! 今回は、そんな学習帳に関する雑学を紹介しよう。

【生活雑学】神戸市には「神戸ノート」というご当地ノートがある

孫ちゃん
おばあちゃん見て~。部屋の片づけしてたら小学校のときのノートが出てきた!
おばあちゃん
おやまぁ懐かしいねぇ。そうそうノートといえばね、神戸には「神戸ノート」っていうご当地ノートがあるらしいよ。
孫ちゃん
ご当地ノート!?ご当地〇〇ってよく聞くけどノートまで!
おばあちゃん
有名なジャポニカ学習帳よりも使われてるみたいだねぇ。

【雑学解説】ジャポニカ学習帳よりもメジャーなノート

ジャポニカ学習帳よりもメジャーなノートについてのトリビア

「神戸ノート」というのは、関西ノートが制作している学習帳シリーズで、神戸市の様々な場所を撮影した写真がノートの表紙を飾っている。ただ、音楽ノートは神戸市の街並みを描いたイラストが、二百字帳は写真ではなく漢字が表紙に載っている。

孫ちゃん
当然っちゃ当然だけど、表紙は見事に神戸ばっかりなんだね。

「神戸ノート」の種類は以下の通り。

  • れんらくちょう
  • 自由帳
  • 絵日記
  • 国語帳
  • 百字帳
  • 二百字帳
  • おけいこちょう
  • 算数帳
  • ローマ字練習帳
  • 社会帳
  • 理科のきろく
  • 音楽ノート
  • せいかつノート

ここまで充実しており、神戸市の小学生はどの教科にも神戸ノートを使っている。神戸市民の私も、子供のころは神戸ノートを使っていた。

周りの生徒も、ジャポニカ学習帳ではなく神戸ノートを使っていた。むしろ、ジャポニカ学習帳を使っている生徒のほうが少数派だった。特に「指定ノート」というわけでもないのだが、ノートといえば「神戸ノート」というのが当たり前だ。

神戸ノートがどれくらい神戸市民にとって当たり前なのかというと、文房具店だけでなく、スーパーの文房具コーナーにも陳列されているほどにメジャーなノートなのだ。

おばあちゃん
スーパーでも陳列されてるってことは、やっぱりみんなが使ってるからなんだろうねぇ。

このようなご当地ノートは、神戸ぐらいだと聞いた時は驚いた。なぜ他の地域も、こういったご当地ノートを作らないのだろうか?

孫ちゃん
ほんとほんと。ご当地ノート、あってもおかしくないよね。

スポンサーリンク

【追加雑学】戦後でも安く良いノートを買えるように…

戦後でも安く良いノートを買えるように…というトリビア

どうして神戸にご当地ノートが生まれたのか? 追加雑学として紹介しよう。

神戸ノートが生まれるきっかけは、戦後にあった。戦後のころは物資不足。今のように良いものが手に入らない時期だった。

しかし、神戸市はこんなことを考えていた。

「せめて子供たちには、安くてちゃんとしたノートを揃えてあげたい」

そこで神戸市は、神戸市長田区にある関西ノート株式会社に、制作をお願いした。こうして神戸ノートができたというわけだ。戦後当時の子供たちに対する思いが、神戸ノートを生み出したのである。

おばあちゃん
子供たちに好きなだけ勉強させてあげたいっていう親心みたいなもんだねぇ。
孫ちゃん
う…。好きなだけ勉強したいっていうほど、勉強に楽しさを見出せないんですが…。
おばあちゃん
ははは。いつか楽しくなるかもと信じて、今はとりあえず頑張んなさい。
神戸ノートはネット販売されている!

神戸にしか流通していない神戸ノートだが、実はネット販売されている。「山田文房具店」というサイトにて、神戸ノートが販売されているのだ(「せいかつノート」と「おけいこちょう」を除く)!

どこかレトロでノスタルジックなデザインの神戸ノート。一般的な学習帳とはまた違う趣があるので、見てみてはいかがだろうか?

雑学まとめ

ジャポニカ学習帳が負ける…"神戸ノート"というご当地ノートについての雑学まとめ

他の地域にはないご当地ノート「神戸ノート」についての雑学、いかがだっただろうか。神戸ノートは神戸市の小学生にとって、学習帳として当たり前の存在だ。使い続けていくうちに、自分の暮らす神戸に親しみがわいてくる。

「こういったご当地ノートを作っているのは、神戸ぐらいだ」と聞いた時に、「どうして他の地域にはこういうノートがないのか」と不思議に思ってならない。

他の地域では、おそらくジャポニカ学習帳が主流となっていると思う。しかし、神戸のようなご当地ノートを作れば、「自分たちが暮らす街にはどんなものがあるのか」など、子供たちに親しみをもたせることができるのではないだろうか?

おばあちゃん
町の歴史なんかも理解できそうだねぇ。
孫ちゃん
ご当地ノート使ってると、たしかに自分の住んでるところに愛着わくかも。

いま読まれている記事

© 2020 雑学カンパニー